点火時期調整


スポルトの調子がイマイチなので(って経緯は、ポイントレス化から始まったのですが)、やっぱり点火時期がキチンと出ていないのであろうと言うことで、調整を。

当然、タイミングライトが必須です。会社の後輩、K君が持っていたので借りました。ところが、どうも動作せず。トホホ。

こうなったら、お世話になっているガレージへ。困った時はやっぱりプロ(笑)。二つ返事で貸してくれるとのこと。有り難いことです。で、早速、時間を作って行ってきました。そのガレージとはフヂイエンヂニアリングさんです。

自宅からは約30分ほどの場所。エンジンを始動すると、まぁまぁの感じですが、やっぱりパワー感が無い。取りあえず無事に工場に付いて作業開始。まず、二人で悩んだのが、タイミングを何処で見るのか。取扱い説明書には、フライホイール側にマークがあるとのころ。でも、見えません。

ならば、上死点を出すしか無い。クランクに24mmのスパナを掛けて少しずつ回し、1番ピストンの上死点を探る。プラグホールから細い棒を突っ込んで、この先にダイヤルゲージを付けて読む。極めて原始的なやり方です(笑)。何度か探って行き、大体の上死点が見つかりました。大体と言うのも、ダイヤルゲージをボディー側に固定したので、クランクを回す時に掛ける力でゲージが動くのです。

まぁ、こんなモンと判断して再度フライホイールを覗くと、微かにマークらしきものが見えるのですが、良く分からない。フヂイ氏がパーツクリーナーで清掃してくれたら出てきました。マークが。大体合わせた上死点はホントに上死点だったのはサスがプロ(笑)。となれば、エンジンを始動してタイミングを読み、調整するだけ。なのですが....

Kがエンジン始動し、フヂイ氏がタイミングを読む。ところが、全くマークが見えないとのこと。あちゃ〜、やっぱりタイミングズレまくり?
デスビを動かしてもあまり変化無し。もう一度、上死点を出してデスビキャップを外し、デスビローターの位置確認。

「あれれ、ズレている」

やっぱり?ポイント交換の際に、デスビ本体を外した時にカム山一つズレていたようです。ってことは、めちゃくちゃ点火時期が遅いってこと。このままでは、デスビを回す程度じゃ調整しきれないので、カム山を戻して再度調整。

あーだ、こーだと3時間あまり格闘して、タイミングマークが見えてきました。8度からエンジン音が全然違うし、アクセルの付きがメチャクチャ良い。うん、コレだ! この感覚。Tメカニック推奨の10度弱にタイミングを進めて、調整終了!

取りあえず、これで普通に走行出来るように戻った。今度こそIGNITOR導入だ!(大丈夫か〜)

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