軽四耐久
美浜サーキットで行われた軽四耐久レースに、「Scuderia FUJIEN」でエントリー。3時間×2本の計6時間を5人のドライバーで走ってきました。結果は、クラス優勝?
そもそも、イニシャルコストとランニングコストの低さから、レース初心者向け?にフヂイエンヂニアリングが企画した、「あなたも軽四耐久でレースしませんか?(仮題)」に便乗して、モータースポーツを楽しんでしまおうと思い、ドライバーの一員にエントリーしたもの。急遽結成されたスクーデリア・フヂエンは、若きフヂエンF社長、常連さんのSさん、ブレーキパッドのDIXCEL社員のKさんとその友人のKさんに私の5名。
内、レース初心者は私のみ....(大丈夫なのでしょうか)
レースに使用したのは10年落ち?ぐらいのスズキのアルト。でも、ただのアルトじゃなくて、アルトバン。660cc、FF、4速フロアミッションの農家のサードカー仕様(笑)。これを前日遅くまで掛かって、レース車両に仕上げました(殆どステッカー張り作業ですが)。
車高調にアドバンネオバ+アルミホイール、もちろんDIXCELのフロントブレーキパッドで足回りは完璧?
車内は、Lapcomのメーター(タコメーターが無いので)、ハンドル、バケットシートに4点シートベルトでソコソコの雰囲気に。Lapcomのメーターはカートのお下がり。ECUからイグニッション電源を取り出し、シガーライター駆動に配線を加工して、何とか働くようにするのに数時間かかりました。カタログ値ではリミットは8500rpm。OHCでも軽四ならでは。まぁ、シフトアップは7500rpmで良いかとメーターにセッティングしました。
が、実際には7000rpm以上は回るだけでした。
参加台数は19台。我々がエントリーしたのはNA-2クラスで、このクラスでは唯一。つまり、完走=クラス優勝なのです。目指すは完走ですが、一つでも上を目指してNA-1クラスを追い抜くのみ!
ところが車検で問題発覚。それは軽すぎる車重でした。レギュレーションではNAクラスは最低車重が650kg。でもアルトバンは車検証上で630kg。助手席とリアシートを取ったため、計測では628kg。幸い?クラスエントリー1台のみ、かつ初参加と言うことで、大会委員長判断でOKとなりました。この時点で判明したのは、我々は他のチームより20kg以上軽いと言うこと。これが耐久レースでどう出るのか....
レースでは1本目は3番手と最終6番手を、2本目は4番手を担当。レギュレーションで最低1回の給油および最低5回のピットイン(ドライバー交代を含む)が課せられているためです。予選は元FJドライバーのF社長とKさんが担当し、結果はブービー(ドベ2位)。これで、上のクラスを既に1台抜いています(モチベーション向上!)。
1本目のスタートが切られましたが、アンダーパワーがモロに出て第一コーナーに入る時にはドベに。でも、これは耐久レース。ピット作業も含めてトラブル無く走り抜くことが重要です。
1本目のレース半ば、自分の番になる頃には、初レースの緊張?から思考能力が欠落。ピットアウトで白線カットをしてしまうボンミスで、1周減算。これで、みんなの足を引っ張ってしまうことに....
これ以上、足を引っ張らないためには、クルマを壊さずコンスタントなラップを重ねることに集中することにしました。そもそも2速に入れる時にギア鳴りをしていて、入り辛いことがあるので、3速ホールドで試しに走ってみると、ライン取りが良ければあまりタイムが落ちないことが判ってきました。
車重の軽さは偉大で、完全に足が勝っているため、コーナリングスピードがソコソコ速いのです。NA-1クラスだけでなく、ターボクラスにもコーナーだけなら付いていける。コーナー入口のブレーキングで上手くお尻を外に出してあげれば、早めにアクセルを開けることが出来て、3速ホールドでもヘアピンなどで3500rpmまで落ち込むけど、美味しいところが4500〜6500rpmなので、まぁ、何とかなると言う感じでした。
結局、自己ベストはチームのベストラップから約0.926秒落ちと、十分納得出来るレベル(自己満足)。
1本目を総合15位で折り返し、2本目へ。
2本目ともなると、ピット作業も自然に分担が出来てスムーズに。速いクルマに抜かせるのもロスが減ってきました。
でも、順調かと思われた残り1時間程の時点で、ハプニングが。担当ドライバー曰く、「縁石に乗ってしまって....」
見ればこの通りサイドウォールに切れ目が。耐久レースでもスペアタイヤは無く、ジ・エンド。
これまた大会委員長の計らいで、最終数ラップのみテンパータイヤで走行して、一応の完走扱いに。
長いような短いような6時間耐久が終わりました。軽四と言えども、ワクワク感もドキドキ感も十分な楽しいレースでした。
次回は?
真夏の耐久?かも....
そもそも、イニシャルコストとランニングコストの低さから、レース初心者向け?にフヂイエンヂニアリングが企画した、「あなたも軽四耐久でレースしませんか?(仮題)」に便乗して、モータースポーツを楽しんでしまおうと思い、ドライバーの一員にエントリーしたもの。急遽結成されたスクーデリア・フヂエンは、若きフヂエンF社長、常連さんのSさん、ブレーキパッドのDIXCEL社員のKさんとその友人のKさんに私の5名。
内、レース初心者は私のみ....(大丈夫なのでしょうか)
レースに使用したのは10年落ち?ぐらいのスズキのアルト。でも、ただのアルトじゃなくて、アルトバン。660cc、FF、4速フロアミッションの農家のサードカー仕様(笑)。これを前日遅くまで掛かって、レース車両に仕上げました(殆どステッカー張り作業ですが)。
車高調にアドバンネオバ+アルミホイール、もちろんDIXCELのフロントブレーキパッドで足回りは完璧?
車内は、Lapcomのメーター(タコメーターが無いので)、ハンドル、バケットシートに4点シートベルトでソコソコの雰囲気に。Lapcomのメーターはカートのお下がり。ECUからイグニッション電源を取り出し、シガーライター駆動に配線を加工して、何とか働くようにするのに数時間かかりました。カタログ値ではリミットは8500rpm。OHCでも軽四ならでは。まぁ、シフトアップは7500rpmで良いかとメーターにセッティングしました。
が、実際には7000rpm以上は回るだけでした。
参加台数は19台。我々がエントリーしたのはNA-2クラスで、このクラスでは唯一。つまり、完走=クラス優勝なのです。目指すは完走ですが、一つでも上を目指してNA-1クラスを追い抜くのみ!
ところが車検で問題発覚。それは軽すぎる車重でした。レギュレーションではNAクラスは最低車重が650kg。でもアルトバンは車検証上で630kg。助手席とリアシートを取ったため、計測では628kg。幸い?クラスエントリー1台のみ、かつ初参加と言うことで、大会委員長判断でOKとなりました。この時点で判明したのは、我々は他のチームより20kg以上軽いと言うこと。これが耐久レースでどう出るのか....
レースでは1本目は3番手と最終6番手を、2本目は4番手を担当。レギュレーションで最低1回の給油および最低5回のピットイン(ドライバー交代を含む)が課せられているためです。予選は元FJドライバーのF社長とKさんが担当し、結果はブービー(ドベ2位)。これで、上のクラスを既に1台抜いています(モチベーション向上!)。
1本目のスタートが切られましたが、アンダーパワーがモロに出て第一コーナーに入る時にはドベに。でも、これは耐久レース。ピット作業も含めてトラブル無く走り抜くことが重要です。
1本目のレース半ば、自分の番になる頃には、初レースの緊張?から思考能力が欠落。ピットアウトで白線カットをしてしまうボンミスで、1周減算。これで、みんなの足を引っ張ってしまうことに....
これ以上、足を引っ張らないためには、クルマを壊さずコンスタントなラップを重ねることに集中することにしました。そもそも2速に入れる時にギア鳴りをしていて、入り辛いことがあるので、3速ホールドで試しに走ってみると、ライン取りが良ければあまりタイムが落ちないことが判ってきました。
車重の軽さは偉大で、完全に足が勝っているため、コーナリングスピードがソコソコ速いのです。NA-1クラスだけでなく、ターボクラスにもコーナーだけなら付いていける。コーナー入口のブレーキングで上手くお尻を外に出してあげれば、早めにアクセルを開けることが出来て、3速ホールドでもヘアピンなどで3500rpmまで落ち込むけど、美味しいところが4500〜6500rpmなので、まぁ、何とかなると言う感じでした。
結局、自己ベストはチームのベストラップから約0.926秒落ちと、十分納得出来るレベル(自己満足)。
1本目を総合15位で折り返し、2本目へ。
2本目ともなると、ピット作業も自然に分担が出来てスムーズに。速いクルマに抜かせるのもロスが減ってきました。
でも、順調かと思われた残り1時間程の時点で、ハプニングが。担当ドライバー曰く、「縁石に乗ってしまって....」
見ればこの通りサイドウォールに切れ目が。耐久レースでもスペアタイヤは無く、ジ・エンド。
これまた大会委員長の計らいで、最終数ラップのみテンパータイヤで走行して、一応の完走扱いに。
長いような短いような6時間耐久が終わりました。軽四と言えども、ワクワク感もドキドキ感も十分な楽しいレースでした。
次回は?
真夏の耐久?かも....
コメント
あのデジタルタコは優れモノでした。
F1の気分でした(笑)
また、写真もありがとうございました。
なんだか最後まで楽しかったです。
またご一緒しましょーw
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走泥車(ランドナー)
でも、今度は現地までレース車両を運転したくはないなぁ(笑)