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4月, 2025の投稿を表示しています

大満足!(FSZ)

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Reporos玉岡さんに無理をお願いしたFSZの気になるところ、純正時計とインジゲーターパネルが完成して返送されてきました。精密な作業のため時間を要しましたが、仕上がりは希望通り。早速取り付けました。 収まるべきものが収まるところに収まれば、自然に笑みが溢れます。「うん、やっぱりこうでなきゃ」。文字フォントが、色味が他のメーターと一致。 実は、インパネのインジゲーターは、当初はこうでした。 このように元の厚みを半分まで削って、クリアパネルで厚み調整 間違ってペーパー目仕上げで頼んでしまったのです。暗がりではこの方が見やすいのですが、明るいところでは乱反射で白ボケしてNG。聞けば、2000番のペーパーで表面処理したとのことなので、コンパウンドで磨き直して、表面を鏡面に整え完成。当初より暗さが半減したので、日中も夜間も見やすくなりました。 

幸田サーキット走行会+レース観戦(Lotus FE)

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Sさんから、「ピッコロレースに合わせて内輪の走行会をやるけどどう? 」と誘われて、直前まで冷却水漏れ修理と悪巧みで予定が立ちませんでしたが、何とか間に合って参加してきました。 ピッコロレースと言うのは、排気量500~1000cc程度までのFIAT 500, 126, A112を集めて、本場イタリアのような本格的レースをやろうと、クラブマザーヘッドが始めたもので、今年は幸田サーキットのイベントとして開催となったもの。予選と本選の合間に、レンタルカートレースと走行会をアレンジしてくれたのです。 走行会はサーキット初な女子からベテランさんまで、60年代から現代車までバリエーションがありながらの9台。クリアラップも取りやすい、ちょうど良い台数。久々のサーキット走行だし、タイヤはいつものコンフォート(ダンロップ・ル・マン)なので、安全運転で楽しんできました。 OHした純正ビル脚の動きもスムーズで、初期にリセットされた感覚。相変わらず、踏めばアンダーでフロントが逃げますが、オーバーステアは出ず、良い感じ。12分を4回走行しましたが、59秒台から56秒台に回を重ねることにタイムも向上。空気圧は前後180psiで試しました。やっぱり、ブレーキを少し残してコーナーに入った方がフロント荷重で良く曲がるが、クリップ取れたらしっかりアクセルオンしないと安定しない。今のセッティングではリアが全く逃げないので、フロントと相談しながらの走行でした。 兎に角、アクシデントが無かったので全て良し。 レース観戦は、もう、めちゃ、面白い。YouTubeで見る海外レースまんま。ピッコロな車両なので、さほど広くない幸田サーキットでもコーナーに3ワイドとかで入って行ったり... こちらもアクシデントなく、フェアな戦いで、終始見てて気持ち良かった。 しかし、Sタイヤってすごいんですねぇ....

覚書:エンジンオイル交換(Lotus FE)

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久々のサーキット走行会。待てよ、エンジンオイルっていつ交換したっけ? 調べてみたら、昨年の9月、111500kmだったみたい(みんカラ何シテル?情報)。ってことは5000km超えた? 入れているルブロスオイルは交換時期忘れちゃうぐらい劣化感が無い。 と言う訳で、いつものようにさっと上抜きで交換。 116844km 

悪巧み(Lotus FE)

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ロータス・エリーゼS3(1ZR, 1.6)の前後カウルをモディファイしたのは2017年(作業期間が約2年なので2015年ごろから着手)。と言うことで10年目?の節目に、控えめなクラシカル・デザインを少しアグレッシブにと妄想することしばし。 空力改善のためと理論武装して周りを説得。Eは、「格好良くするなら構わない」と。車名に名が入るフヂイ社長も乗り気?と言うことで、またまた悪巧みが始まりました。 もちろん、Lotus FEの持ち味、ネオクラシカル路線は外さない範囲で、フロントにカナード、リアにスポイラーをカーボンでワンオフ(ボディーカウルがワンオフだからワンオフ作製しかない)。往時のローラやフェラーリなどの画像から、こんな感じでとイメージを伝え、段ボールで意思疎通(笑)。 カウル製作当時は、ウレタンフォームをみんなで削って成形しましたが、10年も経てばハイテク武装。3Dスキャンでカウル表面をデータ化し、CADでデザイン。3Dプリンターで成型して、実車に当てがって微調整。マスターモデルが出来ればCADで反転させて雌型を3Dプリンターで出力。カーボンで最終製品を作製と言う具合らしい。隔世の感あり。 今回はフヂエンの女性技術者、AさんがCAD設計を担当。彼女、クルマのことは興味ある程度ですが、仕事に対する熱量が高い。Kの似非空力理論武装を突いてきて、説明するのに四苦八苦(笑)。 何度かの試作プリントを経て、最終形が決まりました! 製品の製作とフィッティングは後日。さて、どう仕上がりますでしょうか。楽しみです。

時計の修理&モディファイ(FSZ)

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FSZの気になるところ改善編の続きです。 非純正の時計を外し、メーターインジケーターとともに Repros さんに送ったのは3月の頭。本ブログの奇特な愛読者の方ならご存知でしょうが、FSZの配線引き直しをやっていただいた、プラ製品、ゴム製品のワンオフ再生、電装回り全般の修理等を得意とするショップです。 とは言え、玉岡さんは時計の修理が専門じゃないし、まして修理に合わせて純正時計の部品を使った純正ルックのクオーツ時計をニコイチで作ってしまおうと言う今回のオーダー、大変なことは重々承知(笑)。そこはお互い旧車好き者だけに。。。 時刻調整摘まみが空回りして時刻合わせできなくなったフェラーリ系用クオーツ時計は、調整摘まみのロッドがギアと噛み合わないのが原因と判明。さらに調べてもらうと、この小さなギアの軸受けが経年劣化でクラックが入り、そのためロッドのスプラインが緩く空回りしているとのこと。金属スリーブを圧入して補修していただきました。 純正も非純正もメーカーはVeglia Borletti製の52パイ、時刻調整摘まみの位置が6時の方向にあるものです。恐らく時計の針、文字盤、イルミネーション用ブラケットなどのサイズは同じだろうと予想して、純正ルックにニコイチをお願いしたのですが、文字盤の取付方法が異なっている以外、やはり予想通り。とは言え、簡単な作業ではなく、慎重にかつ工夫して加工を加えてこの形に。 組み上がって、動作確認もできたとの連絡がありました。戻ってくるのが今から楽しみです!