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10月, 2012の投稿を表示しています

2012ヨーロッパツアー 7日目

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いよいよ折り返し地点。もう、半分も過ぎちゃったよ〜。 本日の予定は、あのフランス国立自動車博物館( Cité de l'Automobile - Musée national - Collection Schlumpf )。ココをじっくり見学するために、宿はミュルーズから60 km程南東のロンシャン(Ronchamp)に取ったのです。 ご存知の通り、もともと繊維業で財をなしたオーナーが、クルマ道楽で破産するまでコレクションし、それを引き継ぎ国立博物館になったとか。元繊維工場を改装した博物館は外観も凝っています。 フランスの博物館なので、今までに聞いたことの無いメーカーのクルマや、メーカーは知っていても見たことも無いクルマがいっぱい。 で、圧巻はブガッティの多さ。 新旧、レース車両から市販車まで、あるはあるは... 1台億と見積もっても、幾らになるのか.... 出るのは、溜め息のみ。   我がランチアも、ラムダとディラムダが。 古いルノーをクランキングでエンジン始動したり....(疲れました) どの個体も良く整備がされており(一部にはパンクして空気の抜けた車両もありましたが)、良くコレだけのクルマを集めたものだとEと感心するやら呆れるやら。 ランチは博物館のカフェで済まし、再び見学。それくらい多いのです。日本だと、トヨタ自動車博物館のように、何階建てになるのですが、ココはフランス。広大なスペースがあるため、平面展示なのです。 デジカメのバッテリーが無くなるまで画像を取って、いい加減疲れ果てて、博物館を後にしました。 田舎の山間のホテル、 Le Rhien Carrer Hotel-Restaurant が本日の宿。ココは、ジュラ地方の郷土料理がレストランで頂けるそうで.... お腹を空かして行くべきだったのですが、あまりに空き過ぎてランチを食べ過ぎた(反省)。それでもしっかり頂きました。アルザスワインとジュラワインも。   Cité de l'Automobile

2012ヨーロッパツアー 6日目後半

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コルマールの旧市街も一回りしようと思ったのですが、ココは広いので、先ずはインフォに向かい、地図をゲット。 教会や旧税関、プフィスタの家(レストア中で見れず)などを見て自然史博物館沿いの小道で駐車場まで戻ってきました。一応、何となく、旧市街を一回りした恰好に。 前の晩にレストランで隣の席にいた英国からの老夫婦が、「今の所、コルマールが一番良かった」と教えてくれたのですが、K&E的には都会過ぎました(十分田舎街ですが)。 次はエギスハイム(Eguisheim)。ここは、ドイツのネルトリンゲンのように、円形の小さな街で、小道を進むとこんな家が。 インフォで地図を貰うまでもなく十分回れる程の小さな村。 中心部の教会前広場には観光客とおぼしき人々が居ましたが、多くは地元の人のようでした。 路地に入ると、小雨に濡れるルノー・キャトルが停めてあったり.... 街並とマッチして良い感じでした。 だんだん夕方も近くなってきたので、本日の宿泊地ミュルーズへ、さらにワイン街道を進み、道草が多かったため日暮れてやっと到着。 でも、Google mapで調べた位置にホテルが無い。Garminに聞いても分からない。弱ったゾ。近くまで来ているには間違いないのですが、目的のホテルの看板が見つかりません。 ホテルの住所を確認すると、それは正に通過している道路沿い。番地は偶数で左側って右側ばかり見ていました。結局、クルマを停めて、歩いて探しに行き(街中は一方通行だらけなので)、漸く見つけてチェックイン。 ココは自動車博物館に近い所で安いホテルを探したため、フランス語オンリー。知っているフランス語に英語を混ぜて、たまにイタリア語で返事して(笑)。それでも何となく意思疎通ができて.... このところ、毎日食べ過ぎで調子がイマイチだったので、近所のモノプリに行って野菜を仕入れ、晩ご飯終了。明日はいよいよ自動車博物館だ!!!

2012ヨーロッパツアー 6日目前半

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リクビルのホテルは、昔の農家を改造したというホテル( Hotel De La Couronne )で、この村の雰囲気にピッタリマッチした伝統的な木骨組み住居でした。  何故か?3人部屋が与えられ、ラッキーなことにバスタブ付き。久々に肩までお湯につかってリフレッシュできました。スタッフもフレンドリーで、チェックアウト時に忘れた物を駐車場まで走って届けてくれたり... 昨日、夕暮れの村は散策したのですが、全景は見れず。午前中いっぱいリクビルで過ごすことにし、小さな村を歩いて回った後は、村を囲む葡萄畑に登って..... この風景。「アルザスの真珠」とも言われるのも納得。この辺りは生産量の限られた高級なワインが作られているそうで、レストランで試した地ワインも、「旨い!」と言わずにはおれないものでした。この時期は収穫期。村の売店ではまだ発酵が完了していないブドウジュース(と言ってもアルコール含有)を味わって.... 今日も引き続きワイン街道に沿って宿泊地ミュルーズまで60kmほど南下。 時折、農道に外れながら、気ままな旅はレンタカーならでは。たまに、地元の作業車に行く手を阻まれることもありますが、それまた、良し。 ブドウ満載でワイナリーに向かう この日まず立ち寄ったのはカイゼルスベルグ(Kaysersberg)。 ローマ時代からの村で、すぐ裏の丘には古城がそびえます。村の外れの公共駐車場にクルマを停めて、まずはツーリズモインフォへ。地図を貰って.... 小さな村なので、小一時間あまりで一回り。夏のトップシーズンでもないので、観光客はまばらで、のんびり気分を味わうには、この時期で良かったのかも知れません。 次は、コルマール(Colmar)。ココは大きな街で、適当にGarminの地図を見ながら中心部へ向かうと広場がありクルマが停められそうなので、チケットを買って駐車。さて、何処なんだろう(まぁ、いい加減な旅です)。 先ずはお腹も空いてきたので、目に入ったカフェへ。またまた、タルトフランベにカプチーノで遅めのブランチ。 Eが、「この景色は、何となくこの辺りじゃない? 」 うん、確かに運河があって、船着き場があって.... プチットベニスでした。ってことで、旧市街の観光スポットにピンポイントで行き

2012ヨーロッパツアー 5日目後半

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ストラスブールを後にしてアルザスワイン街道へ。 雨上がりの大陸的な田舎道を走って、幾つかの村を抜けて、起伏が出て来て楽しい路になってくると、両脇には広大な葡萄畑。 最初に向かったのはオベルネ(Obernai)。 ワイン街道沿いの村々は、中世の木骨組みの家が建ち並び、バルコニーには花が飾ってあってキレイです。都会と違ってゴミも落ちていないし.... 特に、嫌な看板が無く、電線が無いのが街並をより綺麗にしていると思う。以前Leentjeに、「日本はどこへ行っても景観を崩す看板があるよね。でも、京都や高山や無い所はとてもキレイ。なぜ?」と聞かれたことがありましたが、日本はホントになんで統一性の無い看板しか無いのだろう.... オー・クニクスブール城(Chateau de Haut- Koenigsbourg) へも寄り道。 標高750mほどの場所に建つ城は、ガスに煙っていましたが、一回りしている間に、薄日がさすようになり、眼下にはワイン街道と幾つかの村が。 山道を下って行くと、城から眼下に見えていたのはほぼ全面葡萄畑。 美味しそうな葡萄がたわわに実って、これがアルザスワインになるのかと感心して..... ワイン街道(D18)は何でもその昔、自動車レースが行われたとか。地形に合わせての道路なので、適度に曲がりくねって.... 村内は50km/hですが村を外れれば70や90km/h。気持ち良く走れます。 たまにパッシングを受けたと思うと、暫くして警察が物陰でねずみ取りをしていたり、前方だけじゃなく後方から撮影するタイプのオービスがあったりするので、気は抜けませんが、Garminに入れたオービスマップのお陰で、大体OK。 リボービル(Rebeauville)にも寄り道して(ホント、どの村もキレイです).... 本日のホテルがあるリクビル(Riquewihr)に着いたのは夕方6時。 村に明かりが灯り始めた夕方のリクビル ベルギーで元ボスにこの旅の予定を話した時に、「リクビルは寄った方が良いぞ」と言われたのですが、こじんまりとした村は素敵で、ココに宿を取って良かったと実感。 ディナーは予約をしておいた Au Trotthus へ。日本語もペラペラのシェフが作るフレンチは絶品。ワインも美味しく、幸せな一

2012ヨーロッパツアー 5日目前半

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本日もやっぱり?雨模様。南下して雨雲から逃げても追付かれている様な... 夜のストラスブールだけではもったいなので、午前中は街を回ってみる事に。クルマはホテルにそのまま預けて、昨晩買ったトラムのチケット(24時間有効のトリオと言うチケットだと、3人分で5.5ユーロなのでお得)で旧市街へ 。 旧市街に着く頃にはどんどん雨が酷くなり、風も出て来て.... 逃げ場を求めて入り込んだのはDOM。朝のミサが行われており、荘厳な雰囲気の中、雨宿り。 少し小降りになった頃を見計らって、鐘楼に登ってみる事にしました。DOM右側にあるタワーへの入口に行くと、お金を出す前からチケットを渡してくれて、「今日はタダよ」と。 この天気じゃ、眼下の街並も霞んで... 結構な高さまで登って降りて、でも、この天気じゃ体は暖まらず冷えきるばかり。 遅めのブランチと言うことで近くのカフェへ。 折角なのでタルトフランベを。でも、ギャルソン達がお昼前の暇な時間?に慌てて食べていた賄いがめちゃくちゃ旨そうでした。 十分暖まって外に出ると、徐々に天候が回復してきて、昨晩行きそびれたプティットフランスへ。 時間がもう少しあれば、ボートに乗っても良かったのですが、本日の宿は100kmほど南下したリクビル。幾つか立ち寄る予定もあるので、お昼過ぎにストラスブールを後にしました。 ストラスブールのトラムは車内アナウンスもあって便利で快適でした。

2012ヨーロッパツアー 4日目

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本日はベルギーからルクセンブルクを抜けてフランス・ストラスブールへ。約500kmの道程です。とは言え、ストラスブール近郊のアルザス・ワイン街道以外は、高速道路を多用するルートなので、予定では5時間程度の移動時間。午後7時程度まで明るいヨーロッパなら、コレだけの移動をしながらも観光もできる(予定)。 この日も天気は悪く、雨風とも強い。この旅が始まってから、ず〜とこの調子。10月ってこんなに悪かったっけ、とボヤイてもしょうがない。先を急ぎます。 A4(E411)でベルギーを南下。すると、相変わらずワロンでは高速道路の工事が。これって、2004-5年の時点でもやっていました。少しは進んでいるようですが、終わるのは何時なんでしょう。 南に下るほど、天気は徐々に良くなり、ルクセンブルクに入る頃には、雨は上がっていました。 当然、ルクセンブルクではサービスエリアで給油。でも、軽油が1.58ユーロ/Lと思った程安くはなかった。昔は、税金が安いため何でも安いイメージがあったのですが、売店で売っているベルギーチョコなんか、ベルギーのスーパーの価格の倍だったし.... さらに、先を急ぎ、小さなルクセンブルクはあっという間に通過し、フランス入り。フランスからは、高速道路は有料です。なので、ぐっと交通量が減って(地元の人は国道へ回ります。国道でも郊外の制限速度は110km/hと日本の高速より上なので)。 オービスに気を付けながら、順調に飛ばし.... 途中からD422に入って、小さな村々を巡りつつ、向かった先は Antoni Chocolatier 。チョコレートにはうるさいベルギー人のLeentjeが、「ここのチェリーのチョコは別格。時間があれば是非寄って」と教えてくれたチョコレート屋さん。 --> 小さな店内に入ると、上質のチョコレートの香りが。薦められたチェリーのチョコを購入。直ぐに食べてみると、リキュール漬けされたチェリーがチョコでコーティングされた、種の入ったチェリーボンボン。滅茶苦茶旨い。でも食べ過ぎは運転にヤバいと思う程、リキュールが効いています。 ブガッティーの故郷、モルスアイムにも寄り道をして、夕暮れ前にストラスブールに到着。 旧市街を出た住宅地に位置するC

Lancia Lunch 2012

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数年ぶりのランチア・ランチに行って来ました。 バケーション明けで、まだ時差ボケも少し残っている状態に加え、休み中にFSZの作業をフヂエンに依頼してあったのが、土曜日に仕上がったという状況で、最後まで参加するのか見学か、止めるのか迷いましたが、久々にFSZの調子も見たかったので出掛けました。 なんだかんだで準備を終えて出掛けたのは土曜日午後6時過ぎ(遅過ぎです)。で、沼津で泊。 翌朝快晴のもと、大磯へ。 こんなにランチアを一度に見えれるのは、ランチならでは。 今年はLCJの20年とかで、ゲストにはあのサンドロ・ムラーニ氏やシモ・ランピネン氏が(60-70年代ラリーで有名ですね)。 ランチア煎餅の箱に、ムラーニ氏のサインをもらって.... Eは知り合いの奥様と久々の再会で話が弾んで.... 天気が良過ぎて大変でしたが、目の保養になりました。 で、我が家のイベントは常に帰宅するまで続きます。ココからが大変でした。 秦野ICから東名に乗り、一路西へ。新東名の方が楽なので、御殿場から新東名へ(でも、この選択が間違い)。沼津SAで早めの晩飯(これまた間違い、時間使い過ぎました)。その後、順調に三ヶ日まで来た時に、事故渋滞発生。コレを抜けるのに1.5時間掛け、途中で高速を降りて下道へ。さらに1時間掛けて音羽蒲郡まで迂回して... 東名に戻ったら戻ったで、怪しいステップワゴンンに追い回され(笑、実はgrangeさんとおかんの頭の頭さんでした)... 高速巡航中は、A/Fメーターを見つつ薄すぎない様に、濃過ぎない様にアクセルワークをしたり.... また、キャブセッティングしないとダメなようです(トホホ....)。

2012ヨーロッパツアー 3日目

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今日は午前中は懐かしいルーヴェンを散策して、午後からラボで元ボスとミーティング。その流れで、元ボス夫妻、Leentje&Bart夫妻とともにディナーと言う予定。 ルーヴェンの鐘楼がある大学図書館前広場では、金曜市が開かれます。金曜日は平日なので、当然留学時代には見た事がありません。そんな訳で、Eから伝え聞いていた賑わいを実感しに出掛けました。 今日も天気はイマイチ。傘が離せません。 それでもご覧の人出。もちろん、雨でも殆どの人は傘をさしませんが.... ユーロ消費のため?セールでもないので買い物をして(それでもコチラの半額程だから、輸入コストってスゴいんですね、じゃなくて儲けか)。 お昼を街のパン屋のワッフルで済まし、午後からは少し足を伸ばして郊外のAuto5やカルフールへ。 少しはお店が新しくなっていたり建物が新しくなっていたりするものの、ルーヴァンはいつものルーヴァンで、何となくホッとしました。 アポの午後3時過ぎにラボに行き、元ボスやみんなと談笑。昨日の今日なのので、仕事絡みのミーティングだけちゃんと済まして、メインイベントへ。以前連れて行ってもらった元ボス宅近所のレストランが予約してあるそうで、大学から彼のクルマに乗せてもらって移動。もちろん、車内では口頭試問が(笑)。政治、経済、科学、歴史、今回の旅の予定など.... ディナーには早いので、アペリティフは元ボス宅で。 シャンペンやベルギービールで盛り上がり... 先日、嫁いだ娘さんにご子息が誕生して、オーパ(お爺ちゃん)とオーマ(お婆ちゃん)になり、元ボスはゴッドファーザーにもなったので9月に誕生会を自宅で行うからと招待状を送ってくれたのですが、当然行けないので、今回出産祝いを携えてお邪魔したのですが、奥さんがお孫さんを抱いて出迎えてくれました。もちろん、べっぴんさんになった下のお嬢ちゃんと息子さんも一緒に。 何で?と聞くと、お父さんとお母さんは、お子さんを実家に預けてバケーション、旅行中とのこと。さすが、ベルギーです。でも、元ボスは、「大分おむつの交換も上手くなったゾ」と、初孫は目に入れても痛くないほどの満面の笑顔。家族ぐるみで今でも友人として接してくれる彼らに感謝です。 その後、レストラン The Lake に大人?だけが移動し、ディナ

Leuven のホテル Guesthouse Begijnhof

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Leuvenのホテルを Booking.com で探していると『 Guesthouse Begijnhof 』を発見。 begijnhofの空いているお部屋をBooking.comに出すようになったのだ! とK&E勝手に勘違い。迷わず予約を入れました。 お部屋に案内されるまで勘違いしたままでした(笑) しかし、偶々そこに滞在されていた日本人の方も同じ勘違いをされてたとのことで盛り上がりました。 そして世間は狭いと言うのか?Leuvenは狭いと言うのか? この方、N先生ご一家や長崎のRさん、東京のTさんなどなどとお知り合いの方でした!! このB&Bの外観は撮り忘れちゃいました。 エントランス この柱や天井、レンガの感じが雰囲気ありますよね! お部屋もアンティークの家具ばかりで素敵です! 洗面&シャワールームも素敵で、画像を撮ったつもりでしたがつもりだけだったみたいです...。 お部屋からの眺め...雨の日 お部屋からの眺め...晴れの日 お部屋からはbegijnhofが見えます。 begijnの教会の鐘の音も聞こえてきます。 本当に非日常の時間が流れ、癒されます。 (あぁ〜戻りたい〜〜〜) お部屋からの眺め ダイニング ソファーに座って疲れを癒します ダイニングの窓からもbeginhofが眺められます。 そしてゆっくりと朝食をいただきます。 タマゴは庭にいる鶏さんの生みたて!! Kはboiled egg Eはスクランブルでいただきました。 パンもハムもチーズもパテもジャムも美味しかったです。 Leuvenでの定宿になりそうな予感。。。