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8月, 2007の投稿を表示しています

虫食い

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フロントブレーキのピストンの虫食い状況。 これが約30年の年月の重み? ほぼ、一周に渡ってまんべんなく錆びによる浸食。さすがに今回は再利用をあきらめステンレス製のリプロピストンを導入。でも、外径がほんの少し小さい。恐らく100分の数ミリ程度か。 問題は、ダストシールを固定するリングの状況。相当錆びているのだが、このパーツが出ない。欠品。 とりあえずは錆びを落として使うしか無いか。 どこからかリプロが出ないかなぁ....

三角窓が....

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それは、スポルトを引き取って名阪国道を家路に向かっている時でした。何気なく助手席側に目をやると、妙に視野がクリヤーな部分がある。何? 助手席のEと目を合わせてビックリ。三角窓が下がって来ているではないですか。えっ、振動で? 取りあえず、Eに手で引き上げてもらい、とにかくその日は帰宅。家に着くまでに2回引き上げました。 どうやら、接着剤が劣化して取れちゃったみたいです。ガラスを外し、ウェザーストリップを外して清掃して、シリコン接着剤(バスコーク)を使って固定してみました。 たぶん、これで大丈夫かな?

スポルト帰還

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長期入院していたスポルトの修理が終わったとのことで、引き取りに行ってきました。 いろいろ知らなかったトラブルも見つかって、一通り修理をしてもらい、メカニックのTさんは、まだ納得していなかったようですが(完璧じゃないから)、エンジン音を聞いただけで、明らかに静かになっている。「これなら、朝晩もエンジン掛けられるね」とはEの弁。黒煙も吹いていないし、やっぱりキャブの調子が良くなれば良い感じ。 綺麗に清掃され、調整されたキャブ。インシュレーターも交換され、最大限二次エア吸引防止が施されました。 どんな修理を行ったのか、修理しても原因不明の不具合(パーキングブレーキ)もあるから注意するようにと説明を受け、帰路に付きました。 走り出して、直ぐに実感。エンジンがトルクフル。音が静か。高速道路でも、普通に会話ができるよ! 燃費も確実に上がっているし。 さすが、この世界では有名なメカニック。良い仕事して頂きました。

750RSフロント周りOH #2

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組んだスポークを調整してリムのブレを取ります。私の場合は、こんな具合にあり合わせで..... ウマを2つ使ってホイールアクスルシャフトを支え、ハンガーをガムテープで括り付け、そこにメジャーをセット。これで横ブレも縦ブレも読めます。 リムを回して、ブレを読み、ニップルレンチで締める。これを延々繰り返すだけ。調整開始時は横ブレが5mmもありました。縦ブレは2mm。縦に出ている部分を中心にニップルを1/4〜1/8締める。横に出ている部分を中心に、右に出ていれば左のスポークを張り、左に出ていれば右のスポークを張る。これを少しずつ繰り返しブレを取る。最終的に、縦0.5mm、横0.2mmまで追い込んで終了。規定値が縦横1mmなのでコレで十分なハズ。 ブレが取れたら、全体に1/8ずつニップルを締め込み、これを数回繰り返しスポークを張る。指でスポークを弾くと、「コンコン」と乾いた金属音が出てきたところで終了。 後は、タイヤを組み付けてから再度ブレを確認して、バランスを取れば一丁上がり(のハズ)。

750RSフロント周りOH

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現状把握だけでは判らなかった部分も次々現れます。コレだから、レストアは辞められない(辞めれない)。 クーペの車載ジャッキを使ってフレームを持ち上げ、フロントをフリーにした後、ホイールを外す。タイヤ交換が必要だから、ついで?にホイールとスポーク張り替えもしてしまおうと言う魂胆。この日のために2年前にDIDの鉄リムとスポークは購入済み。今までは、高砂のアルミHリムをフロントだけ使っていたのですが、コイツが醜くなって来たので純正風に戻そうかと。 タイヤが完全に硬化していて外すのにやたら時間が掛かりました。エアーを抜いたら、足で踏んでビートを落とし、タイヤレバーで外すだけなのですが。やはり、かれこれ10年ぐらい交換していないタイヤですからねぇ。 何とかタイヤを外した後は、スポークの取り外し。おっとその前にスポークの画像を撮っておく(さもないと元通りに組めるのか心配)。そもそもHリムは学生時代に事故ったときに交換したもので、その時にスポークもニップルも全て交換したので、思ったより錆びも無く固着も無さそう。一応Wakosのラスペネを吹いて、ニップルレンチで緩めてみる。意外にと言うか、やっぱり簡単に緩みました。 で、ニップルを外すとホイールから簡単にハブが外れたのですが、スポークが抜けない(笑)。ディスクを外さないとスポークは抜けないのですねぇ。ロックワッシャーをマイナスドライバーで伸ばしてボルトを抜く。あれれ、左右で取り付けボルトが違います。左は純正、でも右は後付け。その右ディスクの取り付けが無理矢理だったらしい(前のオーナーが実施したらしい)。少し短めの13Mで留っており、これじゃ正規の締め付けトルクが出ません。ロックワッシャーも何度か再利用した跡があり、また曲げると折れてしまいそうなので、ボルト6本とロックワッシャーは新品を発注! ブレーキディスクの厚みを測ってみると、7mmちょっとありまだまだ大丈夫。これらは軽くペーパーを当てておきましょう。ハブは長年のブレーキダストで汚いので洗ってみると、塗装がパラパラと剥げて来た(笑)。これもペーパーを当てて、ベアリング部分をマスキングして塗装してしまうことに。そうそう、キャリパーも塗装が必要だし.... 半艶の耐熱ブラックなので、丁度良い感じに仕上がりました。 塗装が乾燥した後、スポーク組み付け。簡単なようで難しい。均一に張りながら

現状把握

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パーツオーダーのために750RSの現状把握。パーツはいつもお世話になっている静岡の M・C・S Platzさん に連絡。助かります、いろいろ相談に乗ってくれるし、値段はリーズナブルだし.... エンジンは絶好調? キック一発で掛かるし、カムチェーンの音も静か。まぁ、組み直してからそんなに乗っていませんので。 キャブはイマイチ。アイドリングが酷い。相変わらず、パスパスいっている。セッティングのやり直しが必要なようで(OHした方が良いかも)。 問題は、フロントブレーキ。やっぱり止まらないことには走れませんから。 やっぱり、ダストシールの中には赤錆が。ピストンの虫食いも酷くなっている? 殆ど乗っていなくて、保管しているだけでコレじゃ(乗っている方がブレーキをかけた時の熱でこんなに水分が入らないのかも)。 秋までには車検取るゾ!