750RSフロント周りOH

現状把握だけでは判らなかった部分も次々現れます。コレだから、レストアは辞められない(辞めれない)。


クーペの車載ジャッキを使ってフレームを持ち上げ、フロントをフリーにした後、ホイールを外す。タイヤ交換が必要だから、ついで?にホイールとスポーク張り替えもしてしまおうと言う魂胆。この日のために2年前にDIDの鉄リムとスポークは購入済み。今までは、高砂のアルミHリムをフロントだけ使っていたのですが、コイツが醜くなって来たので純正風に戻そうかと。

タイヤが完全に硬化していて外すのにやたら時間が掛かりました。エアーを抜いたら、足で踏んでビートを落とし、タイヤレバーで外すだけなのですが。やはり、かれこれ10年ぐらい交換していないタイヤですからねぇ。


何とかタイヤを外した後は、スポークの取り外し。おっとその前にスポークの画像を撮っておく(さもないと元通りに組めるのか心配)。そもそもHリムは学生時代に事故ったときに交換したもので、その時にスポークもニップルも全て交換したので、思ったより錆びも無く固着も無さそう。一応Wakosのラスペネを吹いて、ニップルレンチで緩めてみる。意外にと言うか、やっぱり簡単に緩みました。

で、ニップルを外すとホイールから簡単にハブが外れたのですが、スポークが抜けない(笑)。ディスクを外さないとスポークは抜けないのですねぇ。ロックワッシャーをマイナスドライバーで伸ばしてボルトを抜く。あれれ、左右で取り付けボルトが違います。左は純正、でも右は後付け。その右ディスクの取り付けが無理矢理だったらしい(前のオーナーが実施したらしい)。少し短めの13Mで留っており、これじゃ正規の締め付けトルクが出ません。ロックワッシャーも何度か再利用した跡があり、また曲げると折れてしまいそうなので、ボルト6本とロックワッシャーは新品を発注!


ブレーキディスクの厚みを測ってみると、7mmちょっとありまだまだ大丈夫。これらは軽くペーパーを当てておきましょう。ハブは長年のブレーキダストで汚いので洗ってみると、塗装がパラパラと剥げて来た(笑)。これもペーパーを当てて、ベアリング部分をマスキングして塗装してしまうことに。そうそう、キャリパーも塗装が必要だし....
半艶の耐熱ブラックなので、丁度良い感じに仕上がりました。

塗装が乾燥した後、スポーク組み付け。簡単なようで難しい。均一に張りながら、ブレを取らないと。この作業は持ち越し。

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