悪巧み(Lotus FE)
ロータス・エリーゼS3(1ZR, 1.6)の前後カウルをモディファイしたのは2017年(作業期間が約2年なので2015年ごろから着手)。と言うことで10年目?の節目に、控えめなクラシカル・デザインを少しアグレッシブにと妄想することしばし。
空力改善のためと理論武装して周りを説得。Eは、「格好良くするなら構わない」と。車名に名が入るフヂイ社長も乗り気?と言うことで、またまた悪巧みが始まりました。
もちろん、Lotus FEの持ち味、ネオクラシカル路線は外さない範囲で、フロントにカナード、リアにスポイラーをカーボンでワンオフ(ボディーカウルがワンオフだからワンオフ作製しかない)。往時のローラやフェラーリなどの画像から、こんな感じでとイメージを伝え、段ボールで意思疎通(笑)。
カウル製作当時は、ウレタンフォームをみんなで削って成形しましたが、10年も経てばハイテク武装。3Dスキャンでカウル表面をデータ化し、CADでデザイン。3Dプリンターで成型して、実車に当てがって微調整。マスターモデルが出来ればCADで反転させて雌型を3Dプリンターで出力。カーボンで最終製品を作製と言う具合らしい。隔世の感あり。
今回はフヂエンの女性技術者、AさんがCAD設計を担当。彼女、クルマのことは興味ある程度ですが、仕事に対する熱量が高い。Kの似非空力理論武装を突いてきて、説明するのに四苦八苦(笑)。
何度かの試作プリントを経て、最終形が決まりました!
製品の製作とフィッティングは後日。さて、どう仕上がりますでしょうか。楽しみです。
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