時計の修理&モディファイ(FSZ)
FSZの気になるところ改善編の続きです。
非純正の時計を外し、メーターインジケーターとともにReprosさんに送ったのは3月の頭。本ブログの奇特な愛読者の方ならご存知でしょうが、FSZの配線引き直しをやっていただいた、プラ製品、ゴム製品のワンオフ再生、電装回り全般の修理等を得意とするショップです。
とは言え、玉岡さんは時計の修理が専門じゃないし、まして修理に合わせて純正時計の部品を使った純正ルックのクオーツ時計をニコイチで作ってしまおうと言う今回のオーダー、大変なことは重々承知(笑)。そこはお互い旧車好き者だけに。。。
時刻調整摘まみが空回りして時刻合わせできなくなったフェラーリ系用クオーツ時計は、調整摘まみのロッドがギアと噛み合わないのが原因と判明。さらに調べてもらうと、この小さなギアの軸受けが経年劣化でクラックが入り、そのためロッドのスプラインが緩く空回りしているとのこと。金属スリーブを圧入して補修していただきました。
純正も非純正もメーカーはBoglia Voleti製の52パイ、時刻調整摘まみの位置が6時の方向にあるものです。恐らく時計の針、文字盤、イルミネーション用ブラケットなどのサイズは同じだろうと予想して、純正ルックにニコイチをお願いしたのですが、文字盤の取付方法が異なっている以外、やはり予想通り。とは言え、簡単な作業ではなく、慎重にかつ工夫して加工を加えてこの形に。
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