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バイクの季節ですねぇ

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現在、諸々の事情により、FSZもエリーゼも手元に無く、天気も良いので久々に750RSを引っ張り出して.... 半年ぶりでしょうか。エンジン掛かるかなぁ?と取りあえず燃料コックを開けてみると.... ピューっとガソリンが漏れて来て.... 燃料コックから4連CRキャブには1-2番の間と3-4番の間からフロート室へガソリンを入れているのですが、燃料コックに近い1-2番の方は、角度が急で普通の燃料パイプだと折れてしまうので、L字の原付用燃料ゴムホースを介してガソリンを供給していました。しかし、このパイプ、一応、耐ガソリンのNRBゴムなのですが直ぐに劣化してひび割れてきます。 前回交換から約2年でダメに。ご覧のようにひび割れが酷い。 で、今回はL字の樹脂ジョイント(燃料配管用)を利用して、ガソリンホースを両端に取り付け、L字ゴムホースの代用にしました。どれぐらいの耐久性があるかは不明ですが.... ガソリン漏れを直して、いざ、エンジン始動。バッテリーはほぼ上がっていて、セルは使えないので(そもそも、しばらくぶりに掛ける時にはセルは使わず、キックのみですが)、キックで掛けます。 まず、イグニッションをOFFのまま、アクセルを開いて何度かキック。次いでイグニッションをONにし、スタータープランジャーを開けてキック。 これで、直ぐにエンジンが掛かりました(やっぱりカワサキは素晴らしい!)。 久々にも関わらず、キャブの詰まりも無く、良い感じで回ってくれます。折角なので、近所の田舎道をひとっ走り。 里山は田植え準備。田園風景を眺めながら、ゆっくり走ると、風が気持ちいいです。やっぱり、この季節はバイクですねぇ....

いろいろあります....

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一旦戻って来たFSZは現在再びフヂエンに入庫中。2速に入り辛いミッションは、6月以降に再度リビルドを視野に入れた対応を取ることにしました。そもそも、2速が使えなくて始まった今回のオーバーホールプロジェクトですから、ミッションの具合は完全にしたいので。 それ以外のマイナートラブルは、アイデアを出し合って対応中です。その中でも時間と技術が必要なのが、バルブステムシールの取り付け。紆余曲折から、 ドカティー用のバルブステムシールで対応させた のですが、これが想定外に外れてしまったのです。 キチンとバルブガイドに装着されているバルブステムシール バルブガイドから抜けてしまったバルブステムシール 原因は、バルブガイドの形状。今回使ったのは、フルヴィア用のバルブガイドで、このようなもの。 Cクリップの上の外径が細くなった部分にバルブステムシールが嵌るのですが、何の引っ掛かりも無いため、結構しっかり嵌め込んでも、エンジンの熱とオイルと振動で外れてしまったようなのです。 因にドカティーでは、バルブガイドのこの部分に凹凸があって、バルブステムシールの内側の凹凸と噛み合い外れにくくなっているようです。ならば、凹凸を作って引っ掛かりを出すように加工するしか... フヂイ社長曰く、「丁度嵌る程度のダイスで軽くネジを切って引っ掛かるようにしてみます」と。とは言え、車載で対応して頂くため、通常のダイスにソケットを溶接して、外周を旋盤で削って小さくして使おうと言うことに。言葉で書けばコレだけですが、実際の加工は現物合わせのトライ&エラー。 クラッシックカーの修理は、1台ずつ異なるって聞きますが。まさに、一品対応です。こんな、面倒臭い修理を対応してくれる、フヂエンに感謝です!