我が家の建て直し(照明)
ハウスメーカーとかパッケージ的な新築であれば、業者側から照明計画の提案があったり、使える部材の選択肢が提示されたりでしょうけど、完全注文住宅の場合、自分たちで考えるしかありません。
2004-2006年に留学でベルギーに滞在していたのですが、その時のアパートや知人宅の居心地の良さ(一部暗くて不便とも言う)が印象的で、新築するならこうしたいなとは思っていました。それは効果的な間接照明。家では仕事をメインにするわけではないので、極力直接照明は不要。柔らかい雰囲気の照明で統一していこうと、コンセプトは決まりましたが、さて、どうしたものか?
ネット情報を探りつつ、小川さんからパナソニックのカタログを頂いて検討開始。間接照明にはいろいろありますが、部材とともにコーブ照明、コーニス照明の使いどころも重要ですが、まぁ、どうやって光源を隠して、どこを明るくするかが肝。本来は、各場所の必要な照度を計算せねばなりませんが、そんなもの、素人には無理。そこは、感覚で切り抜けます。
LDK&和室は勾配天井なので、和室の梁を利用してコーブ照明に。
キッチンは、さすがに間接照明だけでは調理にも支障が出そうなので、ココは直接照明も設置。キッチンカウンターにはカウンターテーブルのウォールナットに合わせてウォールナットのペンダントライトを3つ。位置はずらせるようにダクト配線に。
ロフトとパントリーは通販で見つけた山小屋風のクラシカルな吊り下げ電灯(LEDのエジソン球で雰囲気アップ)。
トイレはキッチンカウンターと似たペンダントライトですが通販で買ったモノでコストカット。
階段は、手すりにLEDライン照明を仕込んでもらい、コーニス照明に。メインのササラ桁階段は、LDKと洗面の明かりも兼ねています。
洗面は、中央にグレアレスのダウンライトを仕込みましたが、洗面台は鏡裏にLEDライン照明を仕込んでもらいました。
寝室は、ウォールナットのブラケット照明と収納部にコーブ照明。
玄関も収納部にコーブ照明を設置し、コチラはエントランス軒下スポットと人感センサー(FreePa)でコントロールできるようにしてもらいました。
当初パナソニックの明かりプランにも案を出してもらったのですが、良くあるシーリングランプやダウンライトで構成されていて、アッサリ却下。
心配した照度も天井が杉板、壁が漆喰と杉板だったので、思いのほか反射も得られ、十分な明るさ。あとは手元を照らすスタンドや行灯で対応できそうです。照度不足も想定してロフトのLDK側にダクト配線+スポットランプ2つを配置し、必要に応じてスポットランプ等を追加できるようにしてますが、追加は不要かな。
要望通りに仕上がって大満足です。
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