電気系統モグラ叩き

乗るたびにシフトフィールが改善して行くので(これを慣らしと言うのでしょうか)、週末ごとにテストドライブを楽しんでいます。すると、いろいろトラブルが出てきます。オーバーホールしたのにねぇ(笑)。


初めのうちは様々な音に注意しながらのドライブでしたが、調子が出て来るとBGMが欲しくなる。気持ちの良い田舎のワインディングロードを1.5時間も走るなら、特にネ。

先日MP3プレーヤー&ラジオを新調したので、スイッチオン。あれ、何も聞こえない。


ヘッドユニットはグローブボックスの下に見えない位置に取り付けてあるので、覗いてみて見ると、イルミネーションが点いていない。ってことは初期不良?


チェックしてみるとヒューズ切れ。原因は何だろう?
兎に角、ヒューズを交換したら問題なくBGMが聞こえるようになりました。

このヘッドユニット、今時のBT接続でiPhoneが繫がり、iPhoneのアプリで操作も可能。これで、手探り操作する必要がなくなりました!

エンジン&ミッションOH時にハーネスや一部のコネクターを修正したのですが、どこかでショートしているのでしょうか。それとも、コネクターの接触不良?

また別の週、テストドライブ中に霧雨が降って来て(最初の画像)、ワイパーを作動させようとスイッチを入れるも全く作動しませんでした。また、電気系統のトラブルです。1年前にワイパーモーターをOHした時には問題なく動いていたのに...


まずはコネクターを疑ってみました。


ここのコネクターはケーブルの自由が少ないので、そのまま作り直すのは困難。特にメス側のくたびれ度が酷いので、ケーブルを延長してメス側を完全に新調しました。

次いで室内に移って、コラム下をごそごそと。


スイッチ側も怪しいので、ココのコネクターもテスターや検電器を当てながらチェック。すると、スイッチが全く機能していません。何処のポジションに入れても、どのコネクターも完全にオープン状態。こりゃ、ダメだ。


スイッチを取り外してバラしてみると、接点のホルダーが熱変形して接点が引っ込んだまま出てこないために、通電しなかったことが判明。変形部分を修正して、接点を支持するスプリングも修正して、接点グリスを塗って組み上げました。

これで、怪しい部分は完了?
と思ったのも束の間、テストしてみるとやっぱりダメ。あれれ〜。

結局調べて行くとスイッチコネクターのメインハーネス側、つまりメス側が不良。しかも+が通る黄色いケーブルの端子がおかしい。これも新品で作り直して再度確認すると、無事作動しました!

実はこの黄色いケーブルは先の切れたフューズのところから出ているケーブル。原因判明。ココからは推測が入りますが次の通り。

ワイパースイッチの接点不良&コネクターの接点不良→過電流→フューズ切れ
(ワイパーモーター側のコネクターも接点不良だったかも)

フューズ切れの原因が判明して一安心。ケーブル被膜が熱変形している部分は無かったのは不幸中の幸いかな。

コメント

おかんの頭の頭 さんのコメント…
プロも嫌がるこの作業は面倒だから愛車じゃないと出来ない作業だよね
でもオーナーがしてると楽しそうに見えるんです!
KEI さんの投稿…
楽しそうに見えるだけで、結構大変ですよ〜。
一番大変なのは、老眼。今回もハンダ付けに手こずりましたから....

このブログの人気の投稿

ウェーバーキャブセッティング 暫定版

インテーク清掃(BMW 320d F31)

Weberキャブセッティング その後