我が家の建て直し(階段)
狭い敷地にある程度の延べ床面積を確保するとなると、必然的に上下方向、すなわち階層にするしかありません。これまでは1Fから2Fへの階段1つでしたが、新しい家ではインナーガレージから1F、1Fから2F、2Fからロフトの階段3つが必要に。インナーガレージから1Fの階段は、コンクリート打ちと言う話もありましたが、階段下のスペースを少しでも有効活用するために収納として利用したいと小川さんにお願いし、スペース確保ができる木製階段に変更してもらいました。
現場で厚紙で作られた原寸大型紙図面で、「こんな感じでどうでしょう」と提案を受け、こちらも「こんなイメージで」と画像を送り、決まったのがこちら。
インナーガレージから1Fは体育館のステージに上がるような階段です。土足で上がることを前提に比較的丈夫な檜のササラ桁階段(手摺はまだ未設置)。インナーガレージ内が檜の良い香りに包まれ、「神社?」のようです(笑)。当然?土足での使用は想定外で、土間部分で靴を脱ぎ履きすることになるでしょう。
1Fから2Fもササラ桁階段。暖気冷気の上昇下降はこの階段が賄うので、出来る限り空気が自在に通ることを期待して。もちろん、階段下は収納スペースなどに使いますが。
こちらは柔らかく足に優しい杉が踏板に使われています。もちろん?小川さん的こだわりの「浮造り」処理も。
この家が終の棲家になるので、歳をとってもこの階段を昇り降りせねばなりません。勾配と脚への優しが、この造りに。
2Fからロフトは普通?の階段。こちらも杉+浮造りです。高さとの割り算の加減で、3つのうちで一番勾配が緩やかです。
こちらも階段下は収納(パントリー)。壁で囲ってしまうので、造作中の階段を裏から覗くと、くさびや木ビスで頑丈に取り付けられているのが見れました。「ミシリ」とも言わないのは、流石ですね。
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