我が家の建て直し(インナーバルコニー)

施工不良があれば雨漏りすることもあるのに、いまどきバルコニーですか?と言うような声も聞こえてきそうですが、インナーバルコニーがK&Eの拘りポイント。

北東角地で、東側道路が南西に振れているので、南東方向、道路上に空間が開けます。その視線の先には公園の木々が入るロケーション。春は桜、夏は緑葉、秋は紅葉がLDKから楽しめたら素敵では? さらに、天気の良い季節には、部屋の外から眺められたら、風や香りを楽しむこともできるのでは?

こんなの作って欲しいと妄想を描いた提案図

2階LDKの開放と採光を取りつつ、遮熱をしっかり考え、上記の借景を加えて出てきた答えが、インナーバルコニー。雨仕舞いをキッチリやってもらい、かつ、軒を500mm出してもらうことで雨漏り対策を施しました。

延べ床面積の関係で、バルコニーは建物から突き出さず、1Fの居室、玄関上半分程度に乗る形。つまり1F居室と玄関の天井は半分外と言うことで、屋根断熱と同じ考え方で断熱処理。

1F側から見たインナーバルコニー床面の断熱

現しの構造柱にして、金具類は黒に塗装。軒天、壁は杉板張りとし、壁はクリア系の塗装を施して、耐久性を上げています。

床はFRP防水をキッチリやって、外側壁は外壁と同じガルバ包み。

この上にプラ束をおいて、LDKの床と高さを合わせたデッキ材(サイプレス)を貼りました。

バルコニーの掃除用に、コーナー部分は取り外し可能。また、デッキ材は全てネジ留めなので1本ずつ交換可能(今後のメンテのため)。

手摺りにはロートアイアン(アルミ製)を作ってもらって設置。当初ネットで見かけた画像やコンセプトから、視界を遮らず、かつ安全性の高い手すりと言うことで、小川さんが「ゴッドストン」と言うお店を見つけてくれましたが、いざ発注と言う段階で閉業されると連絡があり頓挫。幸い代替えとして「小松物産」さんが作製可能とのことで、出来あがって設置されたのがコチラ。

安全性のためイメージよりも分厚い作りですが、室内から見ればあまり気になりません。

LDK横の小上がり和室南側はベンチとして、インナーバルコニー越しの借景を楽しめます。老後はココでまったりする予感。。。

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