2柱リフト無事稼働

新築を契機にインナーガレージに2柱リフトを導入。まぁ、クルマ好きなら憧れるシチュエーション。現実的にも、加齢に伴う体力不足等を考慮すると、良いツールで楽することは必須。高額なものは予算の都合でNGだし、高さが高いのもスペース的に無理。フロアは出来る限りフラットにしたいし。。。

散々悩んだ挙句。候補にしたのが「MaxJax」。ポータブルながら最大2.7tを1mぐらい挙げられる。リフトアップしたクルマの下での作業は椅子に座って行うことになりますが、柱の高さが低く、油圧ホース式なので床はフラットにできる。アンカーボルトを外せば、キャスターで移動も可能。その上、価格は何とか許容できそうな金額。

ところが、国内の業者ではMaxJaxの取り扱いは終わっており、個人輸入しか手がなさそうです。このような重量物を個人輸入するのはなかなか面倒なので、国内調達可能なものを探すと、MaxJaxとほぼ同じものが入手可能と判明。新築して頂いた工務店経由で発注、設置、導入となりました(個人宅への配送は無いため)。

導入したのはKarnelポータブルジャッキ。中国製ですが、欧州向けに出荷されており、国内でもいくつか導入実績があるようです。

新築引き渡しが近づいてきたころ、工務店からダンプで部材を搬入。大工さん、電気屋さん、左官屋さんなどに手伝ってもらって、仮置き。

インナーガレージ内の収納など図面を引いて、リフトの柱設置場所を割り出し、グリップアンカーの打ち込みを工務店さんにお願い。基礎の建築段階から、2柱リフト導入を考えていたので、コンクリートの厚みは十分。所定通りグリップアンカーを取り付けていただき、柱のみ仮設置しました。

引っ越し荷物がひと段落したので、いよいよ2柱リフトの試運転。電源コンセントプラグが同封されていないので、モノタロウで単相200Vコンセントプラグを購入し、配線。コントロールユニットにキャスターを付け、配管にシールテープを巻いてワンタッチカプラーをねじ込み、カプラーにゴムホースを接続し、反対側はリフトのシリンダーに接続。タンクにオイルを入れて電源オン。

文字で書けばこれだけなのですが、実は結構大変でした。

  • 1本のゴムホースのワンタッチカプラーの精度がイマイチで、オスプラグに嵌らない。嵌らずプラグを押しているとオイルが漏れてくる(当たり前)。
  • コントロールユニットのオイルタンクが黒色のため油量が見えない。少しずつ足しながら様子を見てたのですが、リフトのシリンダーに十分量のオイルが行かないと規定値まで挙がらない。追加で継ぎ足していた時、結局溢れさせちゃいました(涙)

「ウィーン」と言うモーター音とともに、リフトのアームが上がり始めましたが、左右アンバランス。シリンダーのエア抜きを実施し、何度か上下を繰り返すと、ほぼ同じタイミングで同じだけ挙がることが確認できました。でも、降ろすときは単にソレノイドバルブでオイルラインをタンクに開放して戻すだけ?のようなのですが、片側のアームが早く降り、かなりアンバランスです(車両を持ち上げたときは同じように降りました)。

幸い、オイルを溢れさせた以外にオイル漏れはなさそうなので、使えそうと判断。ただし、ワンタッチカプラーの精度がイマイチなので、頻繁にホースを抜き差しするのはNGっぽい。まぁ、柱を外して仕舞わなければならないほどスペースではないので(仕舞っておく方が邪魔)、ホースの取り回しを考えつつ、常時設置にしようと思っています。

まだまだ引っ越し荷物の片づけが終わらないので、スペースの都合上、フロアジャッキで挙げるのと大して時間的には違いませんが、4輪同時に挙げられ、車両の下に入って作業が安全にできる魅力は大きいです。


高額なおもちゃですが、安全と安心を買ったと思うことにしています(頑張ってDIYすれば、少しは元が取れる?)。 

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