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キャブセッティングに悩む(FSZ)

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先日オーバーフローのためオーバーホールしたWeber DCOE 40 Tipo 151ですが、チンク界のマイスターKさんにアドバイスをもらってキャブセッティングをしています。 もともと、5速3000rpm前後で巡航する高速道路で、平坦だと時折ガスが薄くなって振動が出るのが嫌で下を濃いめにして、イージードライブできるようにしていたのですが、かなり異端のセッティングでした。まぁ、これはこれで良いのですが、その分、どうしてもアイドリングの生ガスが多くなって、車検で苦労すると言う具合。今回、油面をキッチリ合わせたので、一旦セオリーに従うべきではと言う分けです。 1298ccのV4の場合、街乗りしやすいのはOV28になるらしい。以前もOV28でセッティングを試みたことがありますが、うまくいかなかった記憶が。その時のOVを引っ張り出してきて、再インストール。これに合わせてMJは110、AJは170として試してみました。確かに発進から50km/hぐらいまでは乗りやすい。レッドまで引っ張ると、軽く吹け上がりますが、ちょっと力が無い感じ。気になる巡行時の息継ぎはOV30よりはマシなのかなぁ(完全解消ではないので良く分からず)。 そこで、MJを115に上げてみると少し力強さが戻るものの、あまりぱっとしません。セオリー通りなら、OV28でMJは112。ジェット類は5番刻みしか持っていないので、これ以上の微調整は無理。エマルジョンジェットもF11で固定なのが調整しきれない要因。 インダクションボックスからエアクリを見た図 今のところのセッティングだと、OV30の方が巡行以外は乗りやすいので、巡行時はアクセルワークを変えることで対応することとし、OV30に戻すことに。 1日掛けて、何も変わらないセッティングに戻ることに(笑)。それでは癪なので、ジェットカバーの脱落防止加工をやりました。 

覚書 エンジンオイル&フィルター交換(Lotus FE)

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いつも使っているルブロスのオイルは劣化がなかなか感じられません。とは言え、前回交換から6000kmあまり、オイルフィルターは1年半以上前のこと。アンダーパネルを外さねばならないので、ようやく重い腰を上げて交換することに。 インナーガレージに入れて作業することも考えましたが、入れ替えが面倒だし、入り口のスロープはLotus FEだと顎をするので当て木を置いたりと気を使います。その点カーポート下の方が楽なので、この形で作業を。 エンジンオイルは上から抜いて、タイヤスロープでクリアランスを作ってアンダーパネルを外す。書けば簡単なことですが、作業はなかなか面倒。コツはフロアジャッキを使うこと。ジャッキでパネルを支えながら、ネジを外し、サイドシル下から抜く。 アンダーパネルが外れれば、後は簡単。フィルターレンチでカートリッジを外してフィルターを交換するだけ。買い置きのトヨタ純正フィルターといつものルブロス・スペシャルオイル。新油は4.3Lほど入りました。 アンダーパネルの取り付けは外した逆手順。今回はフロアジャッキの位置決めが一発で決まったので、早く終わりました。 122291km、次回は128000kmぐらいで交換かな。

ヤバい(FSZ)

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フロントブレーキローターを交換してから1年弱。11月には中国地方までドライブの予定なので、各部のチェック。EBCのイエロースタッフの新古品を手に入れていたので、交換しようかなとも思ったのですが、現在使用中のグリーンスタッフもまだ十分使える状況なので、グリスアップと清掃に留めることに。 タイヤホイールを外したので、新たに入手したホイール洗車グラブの使い勝手を確認すべく洗ってみました。これ、なかなか便利。時短にもなるし。で、乾燥中に嫌なものを見つけてしまった。それは。。。 エアーバルブの根元にひび割れ。結構深いから、このまま走れば何れパンク or バースト。アカン奴です。そういえばFSZのタイヤは何時新品にしたんだっけ? とブログを検索してみると、あれれ、2010年と出てくるじゃありませんか。えっ、マジ? 15年前??? フヂエンとのやり取りのメールも確認しましたが、間違いなく2010年っぽい。FSZはだいたい年間2000km程度しか乗っていないので、15年で3万キロ。車重が900kg程度なので、そりゃ、タイヤの溝は減りません。でも、よく見ると、サイドウォールにも細かいヒビが。チーン! 寿命です。すぐに次のタイヤを探すことに。今のサイズが185/70R14なので、このサイズでできる限りコンフォートタイヤを探す。すると、ダンロップのタイヤ内側に吸音スポンジが仕込まれたル・マンV+がヒット。この銘柄はこれまでBMW320d Mスポーツ、Lotus FEに使ってきて(+の付かない前のタイプ)、気に入っている銘柄の一つ。決まりです。 いつものようにフヂエンにオーダーすると、「メーカー在庫20本らしいですよ、早めの発注を」と。前回、BSのレグノの時も工場在庫が5セットしかないとかでしたが、このサイズって殆ど需要が無いのでしょうね。それでも、カタログ落ちしていないのが救い。 今どき70扁平って乗り心地重視のハイヤーとかでしょうか。まぁ、間に合ったようで、良かった、良かった。 

熊野詣 完結編(M3ツーリング)

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先日K&Eとも平日有休だったので、天気が微妙でしたが、再度の熊野詣へ。前回、速玉神社と那智大社をお邪魔したので、今回は熊野本宮大社と神倉神社にお邪魔することに。前回同様お気楽M3ツーリングで、クルーズコントロールをセットして、燃費走行。ハンドルのアシストもあるのですが、ハンズフリーはNG。でも、軽く手を添えておくだけで、車線のセンターをキープしてくれるのは、片側1車線の高速では至極楽(勝手にハンドル操作されるのが嫌いですが)。 出発時間から到着時間を見越して、早めのランチは新宮港の市場食堂。前回も寄ったのですが時間が遅く地の物の丼が売り切れており、勝浦へ移動したので、リベンジ。今回は、大丈夫でした。 最初にお邪魔したのは神倉神社。45度はあろうかと言う階段を丘の中腹まで登ると、大きな岩の下に神殿が。本殿からは新宮の街並みと太平洋が一望。 こちらにもお参りしてきました。 石積みの階段は、急なうえに滑りやすいので、登りはまだしも下りがなかなか怖い。慎重に怪我無く参拝し、境内の猿田彦神社にもお参りして。 綺麗な熊野川沿いのR168を北上して、熊野本宮大社へ。こちらはさすがに観光客が多く、外国人旅行者も大勢。背の高いカップルが興味深げに本殿を見ていたので、声を掛けてみると、やはりオランダ人。知ってるオランダ語でコミュニケーション。 こちらに参拝するころには、少しずつ天気も回復し、青空も。 これにて一旦熊野詣は完了です。

水沢のワイナリー(750RS)

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四日市の水沢と言えば、お茶の産地ですが、最近茶畑の様子が変わりつつあります。それが、このブドウ畑。各種ワイン用のブドウを栽培しており、そのうちワインの仕込みが行われるらしい。 750RSの動態保存の際にはよく行く場所。徐々にワイナリーのブドウ畑っぽくなってきました。そのうち、地元産のワインを味わうことができるのかな? でも、やっぱり夏が暑すぎるから、品質的にはどうなるのでしょうか。ちょっと楽しみ。。。 750RSはタイヤの空気圧が減っていて、マキタの電動空気入れで簡単に調整したら、取り回しが一段軽くなりました。しかし、相変わらずのブレーキの鳴き。 後日、ブレーキ周りのメンテをしておきました。これで、また暫くは大丈夫かな。。。 

ミルキーの思い出(FSZ)

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毎年この時期になると、ソワソワ。FSZのエンジンオイルを交換して、トリップメーターの補正をして、トンネルで計測練習して。そうこうしているうちに、シローさんからステッカー1式が届いて、余白を切り抜いて車両に貼り付け。ショーちゃんや丸ちゃんの書き込み見ながら、気分が高まって。。。 そんな、ミルキーウェイ・ブルーアイランド・ラリーの準備も今年はありません。そんな折、ふとした検索で見覚えのある画像が。昨年のファイナルラリー出発前に、カメラマンのジェイ奥村さんに撮られた時のものだ。 その際、ジェイさんから一通りの取材を受けて、「記事にしますね」と言われたのですが、どこに掲載されるか、何時なのか聞きそびれて、完全に忘却の彼方へ。その取材がこんな記事になったんだ。 海外赴任先での出会ったランチア・ザガートと共に帰国!夫婦で育んだ国内ラリー人生 投稿日: 2025.09.14 TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi) とても素敵な思い出が増えました。ジェイさん、ありがとう! Photos were taken by J. Okumura

キャブOH完了(FSZ)

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いやぁ、参った、まいった。事の顛末は。。。 クリーニング、ガスケット交換、ニードルバルブ交換、Oリング交換を済まし、元通りにキャブを組み立てて、車両にセット。アイドリングはバッチリで、いざ、実走調整へ。ところが、2500rpm以上が全くダメ。ガスが薄い感じ。 これまでのセッティングはDCOE 40の151タイプで、OV:30、MJ:100、AJ:190、PJ:35、ET:F11、IJ:50F8、IS:2.5回転開け。フロートレベルがトップカバーから12mm。これを今回、油面でトップカバーから28.7mmに調整。実は今までが油面が高くて濃くて、セッティングがズレていた? 上が薄そうなので、MJを110~130まで上げてみましたが、全く変わらず。何かおかしい。チンク界のマイスターKさんにアドバイス貰って、いろいろ試しても、全く状況は変わらず。諦めて再OHを決め、インダクションボックス、ファンネル、同調板を外して、気が付きました。 IVの向きが変! 組むときには散々確認して、正しい位置にセットしたのですが、ふたを開けてみれば、この位置。思い当たるのは、ファンネルを入れる際に引っかかりがあったので、一旦IVのロックボルトを僅かに緩めて取り付けたこと。もちろん、その後はちゃんとロックボルト、ナットを締めて取り付けたのですが、この際にIVが回転してしまったようです。 まぁ、ココだけが問題だったかどうかはこの時点では不明ですが、キャブ全バラより他の不可抗力が少ない修正を選択。IVの位置を正規に戻し、外した部品を組付け。 Kさんのアドバイスに従って、まずはセオリー的なセッティングに交換。OV:30、MJ:120、AJ:190、PJ:40、ET:F11、IJ:45F9でエンジン始動。シンクロメーターで同調を取り直し、温まったところでISの微調整。最終的にはIS:2.25回転開けでアイドリングは以前より静かかつ力強く回ってくれています。うん、よしよし。 車両をスタートさせて、シフトアップ。この時点で、アクセルに付いてエンジン回転はスムーズに上がり、問題解消っぽい。さらにテストコースを走ってみると、明らかに軽い感じ。トップエンドの伸びも、力強さも良い感じ。さすが、Kさんの経験値。 僅かに気になるのはアイドル系からメインに切り替わるところの谷。これが嫌で今までアイドル系を濃くしてメインとポ...