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ミルキーの思い出(FSZ)

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毎年この時期になると、ソワソワ。FSZのエンジンオイルを交換して、トリップメーターの補正をして、トンネルで計測練習して。そうこうしているうちに、シローさんからステッカー1式が届いて、余白を切り抜いて車両に貼り付け。ショーちゃんや丸ちゃんの書き込み見ながら、気分が高まって。。。 そんな、ミルキーウェイ・ブルーアイランド・ラリーの準備も今年はありません。そんな折、ふとした検索で見覚えのある画像が。昨年のファイナルラリー出発前に、カメラマンのジェイ奥村さんに撮られた時のものだ。 その際、ジェイさんから一通りの取材を受けて、「記事にしますね」と言われたのですが、どこに掲載されるか、何時なのか聞きそびれて、完全に忘却の彼方へ。その取材がこんな記事になったんだ。 海外赴任先での出会ったランチア・ザガートと共に帰国!夫婦で育んだ国内ラリー人生 投稿日: 2025.09.14 TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi) とても素敵な思い出が増えました。ジェイさん、ありがとう! Photos were taken by J. Okumura

キャブOH完了(FSZ)

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いやぁ、参った、まいった。事の顛末は。。。 クリーニング、ガスケット交換、ニードルバルブ交換、Oリング交換を済まし、元通りにキャブを組み立てて、車両にセット。アイドリングはバッチリで、いざ、実走調整へ。ところが、2500rpm以上が全くダメ。ガスが薄い感じ。 これまでのセッティングはDCOE 40の151タイプで、OV:30、MJ:100、AJ:190、PJ:35、ET:F11、IJ:50F8、IS:2.5回転開け。フロートレベルがトップカバーから12mm。これを今回、油面でトップカバーから28.7mmに調整。実は今までが油面が高くて濃くて、セッティングがズレていた? 上が薄そうなので、MJを110~130まで上げてみましたが、全く変わらず。何かおかしい。チンク界のマイスターKさんにアドバイス貰って、いろいろ試しても、全く状況は変わらず。諦めて再OHを決め、インダクションボックス、ファンネル、同調板を外して、気が付きました。 IVの向きが変! 組むときには散々確認して、正しい位置にセットしたのですが、ふたを開けてみれば、この位置。思い当たるのは、ファンネルを入れる際に引っかかりがあったので、一旦IVのロックボルトを僅かに緩めて取り付けたこと。もちろん、その後はちゃんとロックボルト、ナットを締めて取り付けたのですが、この際にIVが回転してしまったようです。 まぁ、ココだけが問題だったかどうかはこの時点では不明ですが、キャブ全バラより他の不可抗力が少ない修正を選択。IVの位置を正規に戻し、外した部品を組付け。 Kさんのアドバイスに従って、まずはセオリー的なセッティングに交換。OV:30、MJ:120、AJ:190、PJ:40、ET:F11、IJ:45F9でエンジン始動。シンクロメーターで同調を取り直し、温まったところでISの微調整。最終的にはIS:2.25回転開けでアイドリングは以前より静かかつ力強く回ってくれています。うん、よしよし。 車両をスタートさせて、シフトアップ。この時点で、アクセルに付いてエンジン回転はスムーズに上がり、問題解消っぽい。さらにテストコースを走ってみると、明らかに軽い感じ。トップエンドの伸びも、力強さも良い感じ。さすが、Kさんの経験値。 僅かに気になるのはアイドル系からメインに切り替わるところの谷。これが嫌で今までアイドル系を濃くしてメインとポ...

熊野詣(M3 touring)

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久々にK&Eそろって平日に休暇が取れたので、遅めの夏休み小旅行。還暦になってから、いろいろ身体にガタが出ているので、厄払いを兼ねた熊野詣に行くことに。本日の予定は、熊野速玉神社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺、飛瀧神社。生憎、前日からの雨ですが、午後にはあがる予定なので、先ずは速玉神社へ。紀勢自動車道が延伸しているとはいえ、まだ開通していないし、天候回復にも合わせたいので、 ACC を多用してのんびり移動。M3ツーリングのACCはなかなか優秀で、こういった対面通行の有料道路にはうってつけ(個人的には自動運転化は嫌いですが、人間が運転するより遥かに燃費も良いし)。 速玉神社に着いたのはお昼前。幸い、天気は回復して、想定以上の蒸し暑さ。もう9月末なんですけどね。暑さに負けずしっかり参拝して、御朱印頂き、次へ。 次は那智山を登らねばならないので、その前に腹ごしらえ。ネットで調べて良さげな市場食堂に向うも、「今日はもう生魚、全部出ちゃって」と。まだ12時半なんですが。完全出遅れ。あまりもたもたしていると、本当に昼食難民になりそうなので、勝浦漁港へ直行。ココに来れば、何かは食べられる。 結局、漁港前のむろ丸さんへ。ちょうど生マグロが入っているそうで、そちらを頂いて。 腹ごしらえも済んだので、那智へ移動。大門駐車場に停め、熊野古道を登りつつ、那智大社へ。その後、那智の滝に向い、バスで大門駐車場に戻る3時間コース。 杉の大木が茂る熊野古道は、吹く風が心地良く、順調に登って。。。 それでも、ようやく那智大社に着いた頃には、汗だく。ココでも神社で吹く心地よい風に助けられ、有難く参拝。大楠の胎内くぐりもさせていただきました。 お隣の青岸渡寺に入ると、三重塔越しの前方に那智の滝が。はやる気持ちをおさえつつ、青岸渡寺にもしっかりお参り。 再び熊野古道の一部を通り、本日最後の目的地、飛瀧神社へ。ココまで来ると、さすがに圧巻。ギリギリ、那智の滝が日陰に入ってしまう前に、社務所が終わる前にお参りできました。 そのおかげもあってか、痛む脚は歩けなくなるほどではなく、全工程をこなすことが出来ました。次回は熊野大社に参拝せねば。。。

WeberキャブレターのOH(FSZ)

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オーバーフローはほぼニードルバルブが原因らしい。 僅かな段付きが原因? この際だからあれこれも交換しておこう、と手っ取り早くリペアキットをネットで購入。届いた商品は必要なガスケット一式、Oリング、ニードルバルブ( NV175 )が入ってはいたのですが、NVの形状が見慣れない形。ん? 750RS に使っているCRキャブのNVのような形状。まぁ、使えそうだけど、純正とあまりに違う。当然、フロートのレベルは大幅に狂っちゃうし(調整できないことは無いけど)、何となく使いたくない。友人らに聞いてみると、神奈川のテクニカルトートさんから買えとか、ACマインズさんのは問題がないとか。そう言えば10年前にエンジン OH した際に使ったのは、ACマインズさんのところで仕入れたガスケットキットだった。 Lotus FE でも度々お世話になっているし、通販でも買えそうなので、ACマインズさんから購入。 うん、コレコレ。このNV。NVだけ購入もありでしたが、先に入手したものの信頼性が?なので、リペアキットで購入。こちらを使ってOHを進めます。まずは、洗浄。バタフライ周りはスムーズに動くので今回は見送り(だいたい、無理にOHして壊す方なので)。キャブクリーナー液とパーツクリーナーで綺麗にしました。 元通りに組みなおして、インマニに仮止め。とりあえず燃料漏れがないことを確認しないとね。燃料ホースを繋ぎ、イグニッションON。と同時にガソリン漏れてきたー(涙)。 単純にフィルター部分の19mmのカバーを閉め忘れてました(爆)。再度、全てをチェックして、両手を合わせて神様仏様にお祈りをして、イグニッションON。今度は燃料ポンプの音がちゃんと変化していき、フロート室にガソリンがしっかり溜まり、ガソリン漏れ無し! 第一関門通過。オーバーフローは治ったっぽいので、油面調整。フロートはトップカバーから12mmにセットして、メインジェットの穴にノギスを突っ込んで測定。すると、27mm。亀有のマニュアルですとこれぐらいで良さそう。ところが多くの方は標準と言われる29mmらしい。今回は、トップカバーから13mm強で29mm弱になるように調整してみました。 今回のガソリンオーバーフローで、シリンダー内にもガソリンが入った可能性もあるので、エンジンオイルとオイルフィルターを交換。キャブ周りが何もついていないと、簡単に...

KDX125SR

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チンク界でマイスターと言えば、大阪のオートマイスター、清野さん。自他とも認める二輪好きで、旧車仲間として仲良くしていただいていますが、何やら新プロジェクトでバイクの車両入替を考えており、KDX125を嫁がせたいとのつぶやきを目撃。 熱血なカワサキ党では無いですが、750RSより気軽に乗れ、災害時にも使えるバイクがあればなぁと以前からオフ車を考えていたので、これは絶好の機会と、直ぐに名乗りを上げました。他にも手を挙げられた方は居たようですが、縁が合ってうちに来ることに。 清野さんの仕事の愛車で運ばれてきたKDXは、予想はしていましたが、まぁ、程度が良い。とても30年落ちのオフ車には見えない。それもそのはず、清野さんの手で、清野さんの好みに機関内外がしっかりとレストア済み。 早速市役所で登録を済まし、初試乗(今さら)。久々の2ストに少し戸惑いながら、近所を一周。オフ車は学生時代にヤマハのGT80とホンダのXL250R(これは兄のバイク)で遊びましたが、KDXのパワーが凄い(笑)。4スト250より上かも。 楽しいバイクが増えました。 

フロントスタビリンク交換(Lotus FE)

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10万キロを超えてフロント周りの異音が気になり出したのですが、いつも通りブレーキ周りだろうと、見て見ぬふり。8万キロ過ぎにアームのブッシュは総取っ替えして、新車のような脚の動きに感動したのは随分前になってしまいました。11万キロでOH済み純正ビルシュタインに戻し、意外に足の動きが良いことを再認識。それでも、荒れた路面で「カタカタ、コトコト」と異音が聞こえてくるのが気にはなっていたのですが。。。 ブレーキパッドグリスを塗っても異音は変わらないし、アブソーバー周りでもなさそう。ハブベアリングも異音が無いし、残るは手付かずのスタビライザー周り? 確認してみると、リンクのブーツがボロボロ。錆汁も付いてるし。とは言え、純正のスタビリンクを調達するのが面倒(笑)。調べてみると、国産化されている方が( https://cartune.co.jp/notes/hUMaDCdvi7 )。 と言うわけで、ネットで三恵工業製マツダRX-8用リアスタビリンクを購入。ようやく重い腰を上げて、交換作業開始。 スタビライザーがフリーの方が交換しやすいだろうと、フロントジャッキアップポイントにリジットトラックを掛けてジャッキアップ。この状態だと、前輪は左右とも浮いてます。純正スタビリンクのボルトが無用に長く、アブソーバーのナットと近いのでスパナしか入らないため、ナイロンナットを外すのが大変。その上ボルト&ナットは錆び付いていて。。。 外した純正スタビリンクと比べると、確かにサイズはほぼ同じ(数mmの違い)。違いはナットで17mmのナイロンナットが14mmの座面付きナットに。品質は安心の国産です。ボルトの長さも適度なので、交換後の締め付けなどは簡単。手で僅かにスタビライザーを動かすだけでスタビリンクは嵌り、取り付け完了。 時間の都合で試運転は後日。。。 試運転感:フロントのバタ付き感が減ってしっとりとした乗り味に。異音もブレーキ回り以外気にならなくなりました!