不思議なカムシャフト

ピストンリングが組まれて、クランク、シリンダー、ヘッドが一体になりました。
カムチェーンも張られて、バルブタイミングを取る段階になって、フヂイ社長が....


「バルブタイミングを計測してみましたが、どうも整備書通りにならないので、計算し直してみたら、カムの作用角が整備書のモノよりも広いみたいです。」


818.303エンジンは、整備書の記載ではINバルブがTDC前28度から開き、BDC後66度で閉じます(EXバルブはBDC前66度で開き、TDC後28度で閉じます)。仮にINバルブの開きを28度にすると、閉じるのが66度をかなり越えてしまうとのこと。結局、中心角を出して、バランスの良いところにセットしてもらいました。

整備書を読み込むと、818.342エンジンのカムシャフトかも?
この場合はINバルブがTDC前23度から開き、BDC後71度で閉じることになっています。

期せずしてHF用のカムシャフトが入っていたのかも知れません。ホントかなぁ....

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