ついに目覚めたFSZ

ついに、エンジンに火が入りました。長かった〜。



本日は、まず、降ろされたエンジンをサブフレームに積み込むところから開始です。エンジンスタンドからエンジンハンガーで吊り上げ、


クラッチ板を取付け(ココまでは、サクサクと進みますが、ココからは難儀しました)、


サブフレームと合体。サブフレームのメンバーを外し、ミッションマウント類を外せば、エンジンとミッションが結合できます。とは言え、なかなか位置が決まらず、エンジンマウントのボルトが入らない。


どうにか、全てのマウントボルトを取付け、次はサブフレームとボディーの結合。脱着時に付けられた床面のマーカーに合わせてサブフレームをセットして、ボディーをソロソロと降ろして無事結合(文書で書くと簡単ですが、結構時間が掛かります)。


マフラー、ラジエター、ファンも装着して、配管、配線を元通りに接続し、クーラントを入れました(勿論、漏れ無し)。エンジンオイルとミッションオイルも入れてオイル漏れが無いことを確認し、いよいよエンジン始動。

まずは、プラグを外し、クランキングでオイルとを行き渡らせます。空打ちしていた燃料ポンプもガソリンをキャブに送るようになりました。ここでプラグを取付けて、いよいよ始動。が、掛かりません。と言うより、ちゃんと火花が飛んでいなさそう。

疑わしきはデストリビューターなので、確認。どうやら、タイミングが合っていません。123イグニッションは、LEDで大体のタイミングを合わせられるので、1番上死点を出して合わせます。問題は、ローターがどちらに来るべきか。コレで掛かれば合っていたことになるし、掛からなければ、180度ズレています。

クランキングをすると、「パスン」と言うのみなので、180度ズレていると判断し、ローターの向きが逆になるように再度デスビを取り付け直して....

あっさり、掛かりました!

「ヒューン」と言うカムチェーンの音が聞こえる程、タペット付近のメカノイズが劇的に減っています。キャブセッティングまだ(インダクションボックスも付けていないから薄め)なので、キャブからの吹き返しがありますが、吹け上がりと吹け落ちが明らかに早い。フヂイ社長曰く、「ちゃんと0.5g以内にピストン+コンロッド重量を揃えました」と。振動も少なく、良い感じです。

もちろん、ギアもカッチリしたシフトフィールで入り、動作テストはパス。

一応、ココまで来ましたが、路上復帰はもう少し先。まだまだ、アライメントや電気系統の見直しが待っていますから....

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