エリーゼの幌修理

とうとう、重い腰を上げました。面倒だからやりたくなかったのですが....

数年前から、幌を外す際にオレンジ色のカスがボディーに付いていることがあり、ダメになっていることは自覚していました。


ちょっと古い欧州車あるあるのスポンジ劣化。同じ現象で、メルセデスC240T(W202)の時には、天井張替えをDIYでやりました(二度とやりたくない作業の1つ)。うちのエリーゼは2011年式なのですが....(トホホ....)


今回、意を決して内部を見てみると、スポンジは完全に風化していました。ハードトップを常用しているので、のべ1年ぐらいしか使用しておらず、ほとんど室内保管だったのですが。

まぁ、幌内貼りを外すことができれば、何とか修理できそうかな?と、幌を観察すると、


力技でパッドを外せば取り外しが出来そう。なので、プラリベットを破壊しつつ取り外し。何せ、パッドはプラリベットを接着剤でフレームに取り付けてあるのですから。


ゴミ回収。でも、これが新しい内装の型紙替わりなので、丁寧に外しました。

さて、新しい内貼りはどうしましょうか?
家族会議の結果、シートなどの内装と同じく「赤」色をチョイス。生地は、自動車用ということで、東レのエクセーヌにしました(アウトレットだったの3k+送料程度でゲット)。


うん、エクセーヌ、良い感じです。これでチャンと仕上がれば....(笑)

風化したスポンジは、元来、吸音と遮熱(防熱)のために入っていたと思われるので、新たに何かを入れることに。アルミ蒸着シートなども良さそうですが、耐久性と耐候性を考えて、自動車の内装にも良く使われるエプトシーラーを使うことにしました。


実際にはエプトシーラーと同等の安いヤツ、オプシーラーをゲット(6mm厚で2mX1m、5k程)。


型取りして(型取りが大変。幌は少しテンションを掛けて装着するので、それに合わせて内貼りも少しテンションが掛かる状態になるハズ。かと言って、キッチリの長さにすると、テンションが掛かりすぎるのではないかと思われ、実車で寸法を測ったり、外した内装の寸法を測ったりして、サイズを決定しました。


オプシーラーをエクセーヌに仮縫いして



ミシン掛け。久々にミシン掛けました(笑)。
ステッチはグレーの糸にして、なかなかいい感じに縫えました(自己満足)。

あとは、元通りに幌と合体させれば完成。ブログではこれぐらいですが、ほぼ、半日仕事でした。


まぁ、これがまた難しいのですが....
パッドの固定には、両面テープを用いてみました(が、接着力が弱すぎるみたい)。

一応、完成です。我ながら、まずまずの出来栄え。良いのではないでしょうか。
パッドは外れるようなら、ボンドで接着する予定です。

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