フロント周りリフレッシュ(750RS)

前回の整備は20年ぐらい前でしょうか(笑)。距離は乗らなくても、油脂類の劣化はしますので、ガレージも出来たことだし重い腰を上げて。。。

別に不具合は無いのですが、ステムベアリングは全バラOHの時に組んだまま(2000年前後のこと)。モリワキ管のためセンタースタンドを外しているので、ダウンチューブにパンタジャッキを当てて3点支持のジャッキアップ。

メーターケーブル、ブレーキキャリパーを外し、フロントタイヤをフロントフォークから外します。次にフェンダーを外してフロントフォークを抜き、ブレーキ分岐ブラケットを外せば、あらかた準備完了。

トップブリッジのナットを外し、ハンドルごとポールハンガーにS字フックで釣って、フックナット外して三俣を下に抜きました。

ボールベアリングを無くさないように気を付けて、各部のチェック。グリースは硬くなっていて、交換時期をとっくに過ぎていました(笑)。ボールベアリングは綺麗だし、レースも問題なし。清掃して組みなおすだけの簡単作業。


今回は巷で良いと評判のベルハンマーを使ってみました。リチウムグリースに比べると稠度が緩々なので、その分フリクションは減りそうです。上下側のレースに多めにグリースを塗布して、下側20個、上側19個のボールベアリングを並べ、落とさないように車体に挿入。


フックナットの締め付けトルクが良く分からない(サービスマニュアルが引っ越し荷物に紛れて行方不明)ので、そこは手ルクレンチ。ステムベアリングがボールのタイプはガタつかなければ緩めで良いらしい。軽く締めてミツマタを持って揺すってみましたが、ガタ無しなのでオッケーと判断。

次は、スピードメーターギアのグリス交換とアクスルベアリングへの注油。シールベアリングですが、隙間からベルハンマースプレーを。

バラした逆の手順で組付けて完了。

テストライドをしてみると、取り回しが軽くなり、ついでにディスクローターにペーパーも当てたのでブレーキ鳴きが無くなって良い感じ。リアのグリスアップも行えば、さらに軽くなりそうです。


コメント

このブログの人気の投稿

ウェーバーキャブセッティング 暫定版

インテーク清掃(BMW 320d F31)

Weberキャブセッティング その後