イタジョブ2025
今年もイタジョブこと、イタリア旧車の同窓会、Italian Job 2025に参加してきました。
藤橋城駐車場でのディキャプ式イベントなので、気になるのはお天気。前週よりチェックするも、当日の予報は雨。それも結構な降りっぽい。えっ、もう既に梅雨入りするのか?
開催日が近づいても、九州で例年より早く梅雨入りしたとか、聞こえてくるのダメっぽい話ばかり。天気予報も土日とも雨予報。ところが、やっぱり?と言うか、主催者はじめ参加者に晴男が多いこのイベント、開催日近づくにつれて当日の天気は良くなり、金曜日の時点では晴れ間が出る予報にまで改善。さすがすぎます!
自宅から藤橋までは100km、2時間強の道のり。ところどころ濡れた路面もご愛敬で、順調に揖斐川町へ。ところが、ココで誤算。藤橋の奥、旧徳山村と福井県の境、冠山にトンネルが通ったため、交通量が激増。大きなキャンピングカーも居たりで、予定通りとはいかず、毎度のように集合時間ギリギリに現地着。今年は何とか間に合いました?(笑)
今年はランチアとフィアットがメインフィーチャー扱いのため、フルヴィアの並びに車両を停め、あとはいつものようにのんびりディキャンプ状態。
フルヴィアはシリーズ1クーペ、シリーズ2クーペ、ベルリナGT、シリーズ1ベースのスポルト・デイトナ、シリーズ2スポルトと7台が。さらにベータHPEとモンテカルロでランチアは総勢9台。こんなことはランチアのイベント以外ではそうそう無い風景。
もちろん、北海道からの刺客、伝書ヘビさんも元気なお姿。OHされたエンジンも絶好調のようでした。自分が歳を取るように、皆さんも同じだけ歳を取っていますが、クルマたちはその愛情を一杯受けて、旧くなるというよりそのまま、もしくはリフレッシュされている。千葉のOさんも、「もう少し経てば息子にお嬢を引き継げる」と目を細くして仰っていた姿が印象的でした。
最近恒例のオールドベスパやランブレッタの参加もあり、到着時・出発時の甲高い2ストの排気音と白煙はなかなかのもの。
20年近く参加していて初めて川向うにもわたってみました。木々の成長は緩やかでも確実。藤橋城は綺麗に見えるけど、展示車列は微妙。藤橋城からの眺めも、年々木々で見えなくなってきていますが、この風景がイタジョブの良いところ。
集まった参加者は慣れたもので、あちこちで盛り上がり。参加者?見学者?の中には若い方の姿もあり、次の世代へもこのようなクルマ遊びが継承されると良いなと思いました。
今回も、あまご茶屋さんのランチにケイタリングのクレープをスイーツにとフルコース。コーヒーは自分たちで淹れましたが、どれも美味しく、少し食べ過ぎました。
1年に1度しか会わない仲間に、「また来年」と言いつつ、三々五々、帰路へ。途中別れるまでのランデブーを楽しみながら、先日のキャブセッティングのお陰で、行き来の走りも気持ち良かったのが朗報でした。
コメント
今年も伝書ヘビ号が広島まで遊びに来て、一緒にイタジョブに行く予定だったんですが、やむを得ない事情の為残念ながら不参加となりました。来年の同窓会でお会いできるのを楽しみにしております。