OH後500km点検&メンテ
ちまちまと週末の天気と相談しながら慣らし運転をして来たところ、ようやくOH後500kmを越えたので、各部のチェックを行いました。下回りのチェックにはリフトが必須。と言う事で、いつも通りフヂエンにお願いして、今回は楽をしました(笑)。
まずは、だんだん調子が良くなって来たトランスミッションオイルの交換。ドレインボルトを緩めて出てきたのは真っ黒なオイル。当初、あまりに渋いシフトに閉口して、モリブリデン系の添加剤を加えたためなのですが。ドレインボルトの磁石にはある程度の鉄粉。許容範囲でしょうか。排出したオイルを手に取ってみましたが、真鍮の粉はあまりなさそうで、良い感じでした。
交換用に選んだのはRedlineのMT-90。GL-4のトランスアクスル対応は選択肢があまり無いのですが、問い合わせたところ、FSZの年代のFFにはもってこいとの事。試してみる事に。
75W-90のせいか、フルシンセのオイルだからなのか、結構シャビシャビ。こんなので大丈夫なのかなぁ(交換後のシフトフィールは今まで以上に良くなり、スコスコとギアチェンジが出来るようになったのですが、暖まるとちょっとフィーリングが良くないような。暫くしてどうにも良くなかったら別のオイルをチャレンジしてみる予定)。
リフトアップしてサブフレームなどの取り付けも全て確認してOK!
気になっているブレーキ回りは、フヂエン奥村メカニックの見立てもマスターシリンダー。兎に角、OHする事にして、チャッチャと外してもらいました。
外したマスターシリンダーのロッドが固い。押し込みも戻りも。こんなものなのか?
どんどんバラして確認すると、
マスターシリンダーとマスターバッグの接続部分にアルミの腐食粉がたっぷり。マスターシリンダーのロッドを見ると、やっぱり腐食粉。この部分に入っているOリングが完全にバラバラでした。ココから湿気が入って、割れたOリングも噛み込んで動きが悪くなっていたようです。
OHキットで修理も考えましたが、腐食部分を完璧に綺麗にするのに時間が掛かるので、以前に購入してあった新品にサクッと交換する事に決定。もちろん、コレまでのものは綺麗に洗浄して仮組してストックへ回しました。
新品を組み付けてエア抜きして完了(二人で作業すると簡単に終わります)。
次は、リア回りの異音。何処から出ているのか、原因を探りますが、怪しいと思えば何処でも怪しい(ぐらい古い)。そんな中、奥村メカニックが燃料パイプがスタビライザーと干渉しそうな箇所を発見。燃料パイプのボディーカシメ部を修正して、タイラップで固定も増やして対応。
さらに探ると、プロポーショニングバルブのコントロールロッドに繋がるリンケージにガタが。ボールジョイントになっているのですが、受け側の樹脂が砕けてなくなっている(笑)。全長90mm程度のリンケージなので、ホームセンターの汎用品を加工して修正する事にして、取りあえずブレーキグリースを詰めて応急処置しておきました。
今回のOH作業でフロントサブフレームの取り付け部のブッシュは全部新品に交換しました。数年前にフロントハブベアリングを交換した際に、フロントウィッシュボーンのブッシュは新品に交換しました。でも、リアは手つかず。FSZを手に入れてから12年が経過しますから、前に交換されたのは少なくとも12年以上前。
確認してみると、意外にもリーフスプリングのブッシュは問題無し。でも、シャックル部分のサイレントブロックは怪しそうなので、交換する事に。
外してみると、やっぱり引きちぎれていました(笑)。
よし、ココまでやったら大丈夫かな?
試運転では良い感じ。シフトも軽いし、ブレーキもタッチが良くなり、ちゃんとパッドがリリースされるのでクルマが軽くなりました。リアの異音も聞こえないゾ。
フヂエンを後にして帰路につくと、聞こえて来たのはリアの異音。う〜ん。
どうやら、交差点を低速で曲がったとき路面にうねりなどギャップがあると、「コトコト」と音が出ます。何だろう....
それ以外は今のところOK。これで、ツーリングにも出掛けられそうです。
まずは、だんだん調子が良くなって来たトランスミッションオイルの交換。ドレインボルトを緩めて出てきたのは真っ黒なオイル。当初、あまりに渋いシフトに閉口して、モリブリデン系の添加剤を加えたためなのですが。ドレインボルトの磁石にはある程度の鉄粉。許容範囲でしょうか。排出したオイルを手に取ってみましたが、真鍮の粉はあまりなさそうで、良い感じでした。
交換用に選んだのはRedlineのMT-90。GL-4のトランスアクスル対応は選択肢があまり無いのですが、問い合わせたところ、FSZの年代のFFにはもってこいとの事。試してみる事に。
75W-90のせいか、フルシンセのオイルだからなのか、結構シャビシャビ。こんなので大丈夫なのかなぁ(交換後のシフトフィールは今まで以上に良くなり、スコスコとギアチェンジが出来るようになったのですが、暖まるとちょっとフィーリングが良くないような。暫くしてどうにも良くなかったら別のオイルをチャレンジしてみる予定)。
リフトアップしてサブフレームなどの取り付けも全て確認してOK!
気になっているブレーキ回りは、フヂエン奥村メカニックの見立てもマスターシリンダー。兎に角、OHする事にして、チャッチャと外してもらいました。
外したマスターシリンダーのロッドが固い。押し込みも戻りも。こんなものなのか?
どんどんバラして確認すると、
マスターシリンダーとマスターバッグの接続部分にアルミの腐食粉がたっぷり。マスターシリンダーのロッドを見ると、やっぱり腐食粉。この部分に入っているOリングが完全にバラバラでした。ココから湿気が入って、割れたOリングも噛み込んで動きが悪くなっていたようです。
OHキットで修理も考えましたが、腐食部分を完璧に綺麗にするのに時間が掛かるので、以前に購入してあった新品にサクッと交換する事に決定。もちろん、コレまでのものは綺麗に洗浄して仮組してストックへ回しました。
新品を組み付けてエア抜きして完了(二人で作業すると簡単に終わります)。
次は、リア回りの異音。何処から出ているのか、原因を探りますが、怪しいと思えば何処でも怪しい(ぐらい古い)。そんな中、奥村メカニックが燃料パイプがスタビライザーと干渉しそうな箇所を発見。燃料パイプのボディーカシメ部を修正して、タイラップで固定も増やして対応。
さらに探ると、プロポーショニングバルブのコントロールロッドに繋がるリンケージにガタが。ボールジョイントになっているのですが、受け側の樹脂が砕けてなくなっている(笑)。全長90mm程度のリンケージなので、ホームセンターの汎用品を加工して修正する事にして、取りあえずブレーキグリースを詰めて応急処置しておきました。
今回のOH作業でフロントサブフレームの取り付け部のブッシュは全部新品に交換しました。数年前にフロントハブベアリングを交換した際に、フロントウィッシュボーンのブッシュは新品に交換しました。でも、リアは手つかず。FSZを手に入れてから12年が経過しますから、前に交換されたのは少なくとも12年以上前。
確認してみると、意外にもリーフスプリングのブッシュは問題無し。でも、シャックル部分のサイレントブロックは怪しそうなので、交換する事に。
外してみると、やっぱり引きちぎれていました(笑)。
左:交換前ブロック、右:新品 |
試運転では良い感じ。シフトも軽いし、ブレーキもタッチが良くなり、ちゃんとパッドがリリースされるのでクルマが軽くなりました。リアの異音も聞こえないゾ。
フヂエンを後にして帰路につくと、聞こえて来たのはリアの異音。う〜ん。
どうやら、交差点を低速で曲がったとき路面にうねりなどギャップがあると、「コトコト」と音が出ます。何だろう....
それ以外は今のところOK。これで、ツーリングにも出掛けられそうです。
コメント
マフラーがラテラルロッドの付け根に当たって出ています。
どうやら吊りゴムの劣化かな?
大事でなさそうなのでホッ