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12月, 2016の投稿を表示しています

ドレインプラグのガスケット

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フルヴィアのオイルパンには、内径21mmのドレインプラグが付いています。これが曲者。最近のクルマのドレインボルトは20mm未満。なので、21mmのドレインプラグ使えるガスケットって、そうそう見つかりません。 ベルギー時代に大量に仕入れた銅ワッシャーをこれまで使っていたのですが、うちのFSZの場合、オイルが漏れます。結構トルクを掛けて締めても、じわっと滲んでくるようで。 今回エンジンOHして、オイルポンプ付近に僅かな滲みはあるものの、殆どオイル漏れの無い綺麗なエンジンになったのですが、ドレインプラグからの滲みが完治していませんでした。 サービスマニュアルを確認してみると、ココは紙ガスケットを使うのが本来の姿。そこで、紙ガスケットを探してみる事にしました。 で、見つけたのは配管用のノンアスベストガスケット。でも、内径は20mm。と言う事は、0.5mm削れば内径21mmにできるので、ドリルを使って加工。 エンジンオイル交換は上抜きなのですが、ついでにドレインプラグワッシャーをこの加工品に交換して.... 漏れ無し! ピッタリ止まりました! 覚え書き:Lubross M-spec 10W-50、3.5L、総走行距離は38866km(日本に来てからの距離)

網戸の戸車

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まぁ、古い家ですから.... 先日Eが、「こんなものが取れて来て、網戸が傾いちゃって」と。見れば、網戸の戸車。プラパーツが割れて砕けていました。少し前に、動きが渋いと言われて、Wako'sのラスペネで動きを良くしたのですが、動きが良過ぎて割れちゃったらしい。 どうしたものかと、困った時はGoogleさん。検索すると、交換用の戸車が売っているらしい。早速、近所のホームセンターに行ったのですが、ちょうど良いサイズの汎用品は売り切れ。 で、仕事帰りに大きなホームセンターに寄って見ると、今度は汎用品が無く、純正品がありました(価格が約3倍って....)。まぁ、しょうがないので、コレを仕入れて.... さくっと交換完了。さすが純正品、綺麗に付いて、戸車の高さ調節をして修理完了。まだまだ、暫くはちゃんと機能してもらわないとね(でも。そろそろ網を交換せねば)。

舞子サンデー カロッツェリア・ミーティング

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冬晴れの中、2016年最後の舞子サンデーへ。今回は、初の試みで、カロッツェリア・ミーティング(ジウジアーロ、ピニンファリーナ、ザガート)が企画されました。とは言え、そこは舞子サン。ドタ参、ドタキャンありでゆる〜い感じで。また、それが良いのですが... 以前開催された場所より、道路を挟んで北側の駐車場で開催されていたため、入り口を間違えそうに。でも、Kさんの406クーペが見えたので、ちゃんと合流出来ました。 スパイダーのTさんやチンクのKも来ていて、Tさんにはコーヒーをご馳走になりました(感謝)。 いろんなクルマを眺めつつ、一通り駐車場をブラブラ。こんなザガートも来ていました。 いろいろ有意義な情報交換をして、舞子サンは終了。 ランチはセントレアに足を伸ばして頂いてきました。

ワイパー修理

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これまでFSZのワイパー関連は、 リンケージの修正 、 ワイパーモーターのリビルド 、 スイッチの修理 と適正化を行ってきましたが、先日のCZGミーティングの帰路には、やはり動作不良が。このままでは、またモーターのブラシが焼けたり、スイッチが焼けたり、配線が焼けたり(焼けるばっかり)って事は怖いので、再確認してみました。 ワイパーを立てて抵抗を無くせば、全く問題無く動くことから、この状態でいろいろ確認。配線の導通は問題無く、電圧もちゃんと掛かっているので、配線は良さそうです。 ワイパーを降ろして負荷が掛かると、止まるのは最も左に動い時。このときモータは時計回りに回っていて、クランクで回転運動を左右方向の動きに変換しています。で、止まるのは毎度同じ場所。左向きから右向きに変わるところ、つまり、アームをクランクが引き切ったところから押し戻すところで引っ掛かり止まります。ほんの少し手でワイパーを押すだけで、動き続けるので、この位置がダメだと判断。 モーターに繋がっているクランクの取り付け角度を何度か換えてテストすると、スムーズに動く角度が見つかりました。 ワイパーにタオルを挟んで抵抗を少し減らした状態では、低速モードも高速モードも無事作動。今までの引っ掛かりは皆無で、スムーズにワイパーが往復運動しているので、今回は期待が持てそうです。とは言え、次の雨降りイベントまで確認できませんが....

2016 CZG meeting

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CZG(Club Zagato Giappone)のミーティングが沼津のニューウェルサンピアで開催され、何年かぶりに参加しました。 今年は26台が集まり、少なかったようですが、アルファロメオ、ランチア、OSCA、FIAT、オーテック、ポルシェと相変わらず濃いヘンテコなクルマ達が集まりました(笑)。ランチア勢は、フラミニアとフルヴィア3台の4台が。 一番人気?は、このクルマ。初めて見ました! それもそのはず、今のところ世界に2台しか現存しないらしい、ポルシェ356カレラ・ザガート。一応、ポルシェ&ザガートは9台限定で再生産の予定を立てたのですが、2台完成したところで頓挫しているようです。その理由は職人さん不足。このボディー、アルミの叩き出しなのですが、リアカウルのテールフィンも叩き出し。こんなボディーを叩ける職人さんが居ないようです。 もう、ピッカピカの新車でした。 好天の中、久々に知人達と再会し、情報交換して、楽しいまったりとした時間を過ごしました。 午後から天気が崩れるとの予報に、早めにミーティングは終了。この日は、帰路に静岡で寄り道を予定。訪れたのは、これまた何年か前にも同じシチュエーションで立ち寄った デルタなお寿司屋 、末廣寿司本店さん。 駐車場奥に止められたデルタは、親方のエボ。やっぱりカッコいい! ココに来たら、やっぱり親方のお薦めで握ってもらうのがベスト。美味しいところ、旬なところを、寿司職人が選んで出してくれるので、もう、安心して味わうだけ。 一通り握ってもらって、めっちゃ美味しかった「のどぐろ」を追加。Eはタイラギ貝と牡蠣を追加(貝好きですねぇ)。のどぐろの兜が入ったお汁も絶品。 お腹いっぱいになって、幸せもいっぱい。ごちそうさまでした! お店を後にして、あとは新東名、伊勢湾岸、東名阪と高速を乗り継いで帰るだけ。幸い、渋滞も無く、でも、やっぱり雨に降られの帰路。で、すんなり帰れると思う方が間違い(笑)。 ワイパーが、カクカク動いて、今にも止まりそう。変な場所で止まると配線焦げるので、無事なうちにワイパーの使用は諦めて.... ガラコを塗っておいて良かった。バイク乗りにとって、ワイパーレスはあまり気になりません。雨粒さえ飛んでくれれば。 とは言え、視界が完全...

バックランプスイッチ(再生)

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そもそも、過去10年ぐらい使っていたブレーキランプスイッチの樹脂部分が割れ、スイッチとしては機能するものの押し込みロッドの位置がズレて、上手くONにならない事が出て来たので、スットックで持っていたものに交換したのですが、コイツが良くなかったのです。 交換したストック品は勿論、中古(何年モノか分からない)。ロッドを一番奥まで押し込むとONになるのですが、一番奥しかONにならないためストロークが必要でした。バックにシフトした時に、プレートがこのロッドを押し込むのですが、この様なスイッチのため、兎に角、スイッチの取り付けを奥にネジ込まないと使えない。そのため、ロッドとプレートが時にぶつかって、ローやバックにシフトできないケースが発生したのです。 その上、このスイッチ、とうとう全くONにならなくなってしまいました。なので、壊れたスイッチを再生して取り付けたと言うわけです。 ジャッキアップして、ウマを噛ませて安全対策はバッチリ。車体下に潜り後んで、スイッチを取り付け、バックにシフトした位置でONになり、それ以外でOFFにるように、テスターで導通を確認しながら取り付け位置を調整。 バッチリ、再生完了。 しかし、こう言う作業にはリフトが欲しい..... BMWのタイヤ交換と合わせて、翌日には筋肉痛に(笑)

F31冬支度

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このシーズンがやってきました。 関東では11月なのに雪が降ったと言うニュースも聞こえて来たので、天気の良い週末にちゃっちゃとスタッドレスに交換。 倉庫からスタッドレスを出して、ジャッキアップして交換。外したサマータイヤのホイールを洗って、ワックスをかけて倉庫に仕舞う。コレだけなのですが、結構時間が掛かり.... 約2.5時間。さぁ、時給いくらにしてもらおうかなぁ(笑)。 年末には白馬へ行く予定。あっ、でも、スキーのワクシングが終わっていない。ブーツの調整もまだだし....

ミッショントラブルの原因は?

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鈴鹿サーキットで壊れたFSZのトランスミッションですが、フヂエン敏腕メカニック奥村くんが、サクッと直してくれました。原因が分かれば、自前でパーツ加工が出来るフヂエンの強みが生かされた感じです。 トラブルの原因は2箇所。これらのパーツが原因でした。 左は、シフトフォークロッドのカラーネジ、右はバックランプスイッチです。 新たに作製したカラーネジ ココに付いていて、1速&バックの際に上方向へ動き、シフトフォークを動かしています。このカラーネジがガタガタだったのです。切れ込みのあるネジ部分は長年の使用で広がって緩くなっていたようです。先のOHでは、締め込んだ際にキッチリある程度のトルクで締まったので、問題無しと判断していましたが、ギアが新品になり、固くなったシフトを何度も操作するうちに緩んで、ミッションケースを開けた時には、ケースに当たっていたそうです。 こうなると、シフトフォークが完全に動かないのでシフトできない事になるのです。後でフルヴィアのスペシャリストに伺ったところ、「良くあるトラブル」とのこと。もうちょっと情報収集をすべきでした。 このパーツを新たに作ってもらって、一つトラブル解消。さらに、このカラーネジがしっかりしたためか、シフトフィール全体がカチッとした感じになりました。 バックランプスイッチは、接点不良のため一番奥までスイッチロッドを押し込まないとONにならなかったため、シフトロッドケースの取り付けに際して突き出し量を増やしておきました。すると、何かの拍子でさらに突き出しが増え、このロッドがバックランプスイッチを押し込むプレートに当たってしまっていたのです。こうなると、シフトレバーが1速&バック方向に倒れません(正に鈴鹿サーキットで起きた1速にシフトできない状態)。 これらの複合要因から、1速&バックへのシフトが困難な状況に陥っていたのです。 わざわざトランスミッションを降ろして再OHをすることになったので、先のOH直後から気になっていた2速へのシフトの際の引っ掛かり感も見てもらいました。 こちらの不調原因は、2速ギアとクラッチハブの嵌め合わせ部分。スムーズなシフトフィーリングの3速ギアと比べると、2速ギアでは嵌合部の寸法が0.16mmタイトになっていたそ...