FSZ車検対応キャブセッティング

前回の車検時からの懸案が、排ガス。少し濃い目が乗りやすいので、そのようなセッティングをしているのですが、そのままでは基準値オーバー。

エンジンオーバーホール済みだし、圧縮、バルブタイミングは問題なし、デスビは123でポイントレス、配線見直しで点火系統も問題なし。残るはキャブセッティングとなるのですが、やはり奥が深い。車検はフヂエンで整備して陸運支局へ持ち込む形ですが、このエンジンに関するキャブセッティングの経験値はフヂイ社長より自分の方が上なので、自分で調整を買って出ました。さらに、環境保護にも目を配って?、お試しキャタライザーを導入(笑)。

普段使いのセッティング(これまでの)は 。。。
エンジン:818.303、カム:818.342用(HF用)、キャブレター:Weber DOCE 40 151に、エアークリーナー付き。で、ジェットはMJ:115, AJ:190, IJ:50F9, PJ:40, IS:1.8開け。ISを1.9開けにすると高速巡行時の息継ぎ(薄くなる)が無くて乗りやすいですが、アイドリングは濃い目になります。先ずは、キャブバランスを取り直して、ベストのアイドリングになるようにISを1.55開けにして。。。

少しISを調整して、点火時期も遅らせ気味で、この状態。HCが全然ダメ。

まぁ、プラグがこうなるぐらいですから。もちろん、プラグは新品にして、キャタライザー投入。今回は、メインEXパイプにすっぽり収まる、アウテックスのバイク用キャタライザーを入れてみました(笑)。本格的なスポーツキャタが良いのは分っていますが、大幅にマフラーを改造せねばならないし、マフラーステー等も作らないとダメっぽい。


こんな感じで装着。すると排ガスは。。。

大分クリーンになりましたが、まだまだ。排ガス状況からは、不完全燃焼は少なさそうですが、生ガスが多すぎ。定番的にはISをもっと絞って、回転数を少し上げて。。。

ここからが、泥沼。HCが下がるどころか、上がってしまったり。だんだん不安になって、チンク界の大御所に相談すると、「基本に忠実で大丈夫。車検用にIJの番手を落としても良いですよ」と的確なアドバイスをもらって、方向性が間違っていないことにホッとして。

IJを50F9から50F11にして、ISを微調整すると、もう少しで規定値内に収まりそう。COはまだ大丈夫なので、少しアイドリング回転数をアップさせてみると、HCも増えるじゃん(爆)。

IJを50F8に変更してISを調整すると、収まった!

キャタライザーが入ったことによる排気抵抗で、1番手下げるだけでは対応できなかったみたいです。

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