ベルジャンフライ

このタイトルを見て、?って方に....

たまにメチャクチャ、ベルギー料理が食べたくなります。その中でも庶民の味で外せないのがベルジャンフライ。って一般にはフレンチフライで通っています。ベルギー風に言うと、「フリッツ」ですね。街角のフリトゥールに行って、作り立てのフリッツを買って、マヨネーズやビアネーズソースを付けて食べる。ビーフシチューなんかに付けても旨い。

でも、日本でポテトフライを買っても旨くありません。周りがサクッとしていて、でも、中はしっとり、モッチリのフリッツには、日本で味わったことがありません。東京のベルギービールを飲ませるカフェでフリッツを頼んだことがありますが、そりゃもう、酷いものでした。専門店ですらそんなレベルですから....

DirkやRoelに言わせると、「一番旨いフリッツは自分で作ったもの」だそうで、ならば作ってみよう!と言うことに。でも、E曰く、「日本のジャガイモとベルギーのポテトは種類が違うから、上手く行かないよ」。でも、これでも科学者の端くれ、実験せずに結論づけるのは納得が行きません。

早速、近所のスーパーで「有機栽培」じゃがいもを購入。原材料からこだわります(なんじゃそれ)。もちろん、レシピは、何時ぞやDirkが教えてくれた、「ホントのベルジャンフライの作り方」に従って....
その特徴は、pre-bakeを低温でじっくり行い、一旦ポテトを油から引き上げてあら熱を取り、仕上げにサッときつね色になるまで高温で揚げ直すことです。つまり二度揚げするのです。

ジャガイモの皮を剥いて、短冊形に切り、鍋にオリーブオイルとサラダ油を混合して160℃ぐらいでじっくり揚げる。これを引き上げて、中まで火を通したところで、180℃以上に上げて二度揚げ。

結果は、やっぱりイマイチ。Eの言う通りです。日本のジャガイモの方が水分が多いようで、ちょっと「ビショッ」とした感じになってしまうのです。それでもMAILIEのマスタードと合せたマヨネーズを付けると、懐かしい味が....

もうちょっと揚げ方に工夫が必要ですが、まぁ、及第点のフリッツが出来ました。やっぱりフライヤーが必要な気が(爆)....

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