FSZのメンテナンス

ぼちぼち秋の旧車シーズン到来。週末ごとに天気が悪かったり、出かけていたりして手付かずだったFSZを久々に始動させ、近所を一周。

クランキングは弱かったものの、バッテリー上がることなくエンジン始動。相変わらずの調子良さに、ニンマリ。でも、エンジンオイルは半年弱、トランスミッションオイルも1年近く変えていないので、11月のミルキーウェイ・ブルーアイランドラリーに向けてのメンテナンス。



車高の高いFSZの場合、エンジンオイルはジャッキアップしなくても下抜きできます。抜けてきたオイルは綺麗なもの。粘度的にも十分でまだまだ使えそうでしたが。。。

これまでと同じルブロスのM-Spec 10W-50。3.5L程入れて終了。簡単、カンタン。

ついで、トランスミッションオイル。こちらはちゃんとジャッキアップしないと無理。


ウマをかませて、バスマット寝板で寝転がって、ドレインボルトを外し、オイルを抜く。
抜けてきたオイルは、黒かったものの、シンクロのギラギラもなく、鉄粉も見当たらず上々。

オイルが黒かったのは、当初シンクロスリーブの噛み合わせが悪くギアが入りにくかった時にモリブデン添加剤を入れた痕跡(そのあと、ミッショントラブルで再度OHした際に、抜きました)


ドレインの磁石にはわずかに鉄粉が付いていましたが、許容範囲?
当初、相当ギア泣きしていた割には、綺麗な状態のなので一安心。


今回も、オイルはルブロスオイル。ルブロス永野さんと打ち合わせて、このFSZ用にブレンドしてもらったもの。

新油を入れ終わって、試運転。シフトフィールは、予想通り冷えた状態では硬い。これは、温まった時にしっかりギアチェンジができるように依頼したためで、想定内。1速、2速は気を使って入れてあげないとダメですが、ギア泣きすることはありません。極めてカッチリしたフィーリング。しばらく乗ると、硬さはややマイルドになるものの、カチッとしたフィーリングが維持され、良い感じです。

真冬の冷えた時のみ気を使えば大丈夫でしょうか。

さて、あとは、タイヤが新品に変わったので、メーター補正を再度して、ラリーの準備は完了といったところかな。

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