エンジンマウント交換

先日、異音の出たベンツの左フロントハブをチェックしてもらうために馴染みのクルマ屋さんへ。

原因は恐らくベアリングコーンの収まり不良。と言うのもハブナットを締めなおした後に、三連休で長野を往復したせいで問題が無くなっていたみたい。それでもソコは素人整備、やっぱりハブナットは締め過ぎていたらしい。再度ベアリングにグリスを詰めなおして組み直して頂きました。

序でと言うわけでもないのですが(完全に序でです)、懸案だったエンジンマウントの交換をお願いしちゃいました。大体2.4LのV6エンジンでは、マウント周りのスペースが狭いのです。それに何と言ってもリフトがないと作業ができないので...

でも、これがなかなか大変。まぁ、だからお願いしたのですが(もちろん、お手伝いしました)...
まずは、上側の16Mのボルト。大体このボルトにアクセスするスペースが狭すぎ。でもそこはプロ。短めのラチェットを掛けてバールでコジッて簡単に緩めてくれました。このネジ、思ったより緩く締まっていたようで助かりました。これは何とかなりそうと言うことで本格的に作業開始。

右側(運転席側)は比較的簡単。16Mに続いて下側の13Mボルトを抜き、ミッションジャッキでエンジンを少し持ち上げるとマウントが取れました。外してみてビックリ。一山分ゴムが潰れています。新品と比較すると高さにして約15mm潰れていました。新品に交換して次は左側。でも、こちらが大変。

前側にはエアコンプレッサー本体があり、マウントが抜けません。後ろ側はステアリングロッドが邪魔をしている上、マウント直近に油圧パイプが。さぁ、どうする。取りあえず新品マウントをあてがって入るかどうか試してみる。

やっぱり無理。じゃぁ、ステアリングロッドのナックルを外してしまいましょうと言うことになりました。ロッド側の16Mナットを抜きハンマーで叩いてナックルを抜く。次にフレーム側の15Mナットを外してボルトを抜けばナックルが取れました。スペースができたところでマウントを右側と同じ要領で外す。でも、油圧パイプとスターターが邪魔して知恵の輪状態。色々と方向を変えていたらコロンっと外れました。

こちらのマウントは右側よりは潰れていない。約10mm弱潰れている感じ。で、問題は新品マウントがすんなり入るのか。ココは私の担当。再度、いろいろ向きを変えトライ。無理だ〜と思った次の瞬間、あれれ〜、いとも簡単に入っちゃいました。一体どうなっているのかやっている本人が良く分かりません。まぁ、はまったのだからOK。

外した部品を組み直して終了。試運転をしてみると、クルマが一層軽くなった感じ。気になっていた振動は皆無。購入時のフィーリングに戻りました。

あぁ、やっぱり二柱リフトは良いなぁ。って言ったら、最近は70万ぐらいで買えるよと。でもそこまで行ったらホントに修理工場になってしまう(笑)。今回は作業に忙しく画像無し。

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