ランチア・コレクションを守る会
トリノのランチア本社横にあったCollezione Lancia(ランチア・コレクション)は、今は有りません。もともと、社内資料館の趣きが強く、一般公開は基本的にしていなかったのですが、そこに保管されていた歴代のランチアは、それはもう、素晴らしいコレクションでした。
ところが、この一帯が再開発地域となったことから、トリノ郊外の某所にコレクションが移されたのが昨年10月。その後のコレクションの行く末は、ランチア社およびその親会社であるFIATグループから公式に何もアナウンスがありません。どうなるのでしょう?
大体、個人博物館の場合、オーナーが亡くなるとバイヤーなどに買われて行きます。そしてオークションへ。ランチア・コレクションがこれと同じとは思いませんが、もしもバラバラになってしまうと、二度と揃わないことは容易に想像ができます。
何とか、コレクションを維持し、出来ることなら一般公開できる博物館として保管されることを望んで、「守る会?」ができました(unofficialですが...)。
第一弾は、有志11名分の嘆願書を封書でFIATグループCEOに送ってみました。さて、どんな反応が返って来るやら。
ご賛同頂ける方は、ココをクリックして嘆願書をダウンロードし、署名して頂いてFIAT本社(Luca Cordero di Montezemolo, Via Nizza 250, I-10126 Torino)に送りつけて下さい。 自分で送るのはちょっとと言う方は、ホームページのメールアドレスから私にメール頂ければ、ご相談に応じます。
コメント
昨日くそ寒かったアフリカ、フランス出張から暖かなタイに戻りました。
一日半あった自由時間は最初の半日は市内観光と丁度開催中だったRetro Mobile。
翌日は予定通りシュルンプ・コレクションへ行く予定がオルリー空港管制官ストでAFが欠航。そこで急遽TGVへ切り替えて行ってきました。
両方とも素晴しかったですね。車文化が浸透している事に感動しました。
ランチャ・コレクションは心配ですね。シュルンプ・コレクションはオーナーだったシュルンプ兄弟が破産して逃げ出した後に初めて中を見た会社の組合がその価値を認めてコレクションを守り通り、今や国営博物館。是非同じようになって欲しいものです。
初めての欧州は感動しまくりでした。あの文化に身を置く事ができたKEIさんとeriさんを心底羨ましく思いました。
ただ乾燥肌の私は後半体中が痒くて参りましたが。
実はK&Eはフランスが苦手で(フランス語が全然ダメなので)、Retro Mobileじゃなくてドイツのエッセンで行われるオールドタイマーのフェスティバルなどには行ったことが有るのですが...
今にして思えば、シュルンプ・コレクションやトリノの自動車博物館など行っておけば良かったなぁと思っています。いや、いつかはリベンジだ!
確かに英語が通じにくいですね。相手が英語を理解しているか理解していないかは別として。
ただ地下鉄は地図さえあれば言葉要らないし、さすがにTGVのカウンタの人は英語を解しましたので助かりました。何しろネットで時間だけ調べてとりあえず駅まで行ったので不安でしたねぇ。
やっぱ欧州はいいなぁ。