2013 summer vacation その4前半
いよいよ、メインイベント!
Forum Amici Lancia Fulviaで企画された50 anni della Lancia Fulviaに参加。
そもそもこのフォーラムはフルヴィアオーナーのValerioが自分達の様な20〜30代がフルヴィアを維持して楽しんでいくための情報交換の場としてネットに立ち上げられ、完全有志で運営されているものです。今回のイベントも、Valerioを中心にBunino一家とその友人達で企画運営されたものでした。
「朝7時には出発するから」と昨晩教えられ、時間通りに庭に降りると、既に準備が整うところでした。
Valerioは父親のFSZ 1.6で、ClaudioはValerioのFulvia Coupe 3で参加。MicheleとTizianaはサポートカーで裏方に徹するようで。K&EはClaudioが運転するFulvia Coupe 3に便乗しての参加です。
Claudioは今回初めてフルヴィアを運転するとか。若者らしく元気に(元気すぎるぐらい)運転し、フルヴィアが壊れないか、心配になるくらい(笑)。
第一日目の集合場所は、トリノ郊外の元ランチア・ファクトリー。フラビアからデルタまでが作られていた、フルヴィア50周年に相応しいこの場所も、現在は他社のもの。ランチアの面影はありません。
工場の守衛さんからテーブルと椅子を借りて、受付ブースができあがり。我々は同乗扱いで参加費150ユーロを支払って受付完了(この金額で、2日間のランチ(もちろんフルコース)、スペルガ・ガイドツアー、トリノ自動車博物館入館料全て込み)。
時間にルーズと思われがちなイタリア人もイベントには時間厳守で集合。1台また1台と集まり....
参加台数は43台(参加台数は多い方からクーペ、ベルリナ、スポルトの順)、約100人のフルヴィスタ達がトリノのみならず、近郊、遠くはモナコや南イタリアから集まりました。
そして、今回のイベントを陰で支えたホンダ・ウィング軍団。彼らが先回りして交差点をブロックし交通整理をしてくれたため、約50台のツーリングは事故無く、しかもスケジュール通りに行えたのです。因に、いくらイタリアとは言え、勝手に交差点をブロックするのは「違法」らしいのですが、周りの一般車もこれだけのフルヴィア軍団が走り回ると、大人しく諦めてくれるようで....
楽しいワインディングを走り、町を越え、丘を越えてSupergaへ。
18世紀に時のサボイア公がトリノの戦いでフランスに勝利したことを記念して、フィリッポ・ユバッラの設計によりトリノを見下ろすスペルガの丘に建てられた教会地下にはサボイア家のお墓があり、代々埋葬されています。
今回の参加車両の中で、異彩を放っていたのはこのフルヴィア・クーペ。一から車両を作り直し、北京ーパリラリーなんだかんだで約13000kmを無事走りきった、車両そのもの。作製はジェノバのRosso Corsa。オーナーはフルヴィアだけで7台(HF、ファナローネ、ベルリナ、ラリー、モンテカルロ)も持っている生粋のフルヴィスタ。この車両の事や、ラリーのことなど、楽しく聞かせてくれました。
本来、この場所には入れませんが、今回は特別です。このあたりのオーガナイズも大したモノ。
一同集合して、祭司さんから2日間の安全とイベントの成功を祈願してもらって....
続く
Forum Amici Lancia Fulviaで企画された50 anni della Lancia Fulviaに参加。
そもそもこのフォーラムはフルヴィアオーナーのValerioが自分達の様な20〜30代がフルヴィアを維持して楽しんでいくための情報交換の場としてネットに立ち上げられ、完全有志で運営されているものです。今回のイベントも、Valerioを中心にBunino一家とその友人達で企画運営されたものでした。
「朝7時には出発するから」と昨晩教えられ、時間通りに庭に降りると、既に準備が整うところでした。
Valerioは父親のFSZ 1.6で、ClaudioはValerioのFulvia Coupe 3で参加。MicheleとTizianaはサポートカーで裏方に徹するようで。K&EはClaudioが運転するFulvia Coupe 3に便乗しての参加です。
Claudioは今回初めてフルヴィアを運転するとか。若者らしく元気に(元気すぎるぐらい)運転し、フルヴィアが壊れないか、心配になるくらい(笑)。
第一日目の集合場所は、トリノ郊外の元ランチア・ファクトリー。フラビアからデルタまでが作られていた、フルヴィア50周年に相応しいこの場所も、現在は他社のもの。ランチアの面影はありません。
工場の守衛さんからテーブルと椅子を借りて、受付ブースができあがり。我々は同乗扱いで参加費150ユーロを支払って受付完了(この金額で、2日間のランチ(もちろんフルコース)、スペルガ・ガイドツアー、トリノ自動車博物館入館料全て込み)。
時間にルーズと思われがちなイタリア人もイベントには時間厳守で集合。1台また1台と集まり....
参加台数は43台(参加台数は多い方からクーペ、ベルリナ、スポルトの順)、約100人のフルヴィスタ達がトリノのみならず、近郊、遠くはモナコや南イタリアから集まりました。
そして、今回のイベントを陰で支えたホンダ・ウィング軍団。彼らが先回りして交差点をブロックし交通整理をしてくれたため、約50台のツーリングは事故無く、しかもスケジュール通りに行えたのです。因に、いくらイタリアとは言え、勝手に交差点をブロックするのは「違法」らしいのですが、周りの一般車もこれだけのフルヴィア軍団が走り回ると、大人しく諦めてくれるようで....
楽しいワインディングを走り、町を越え、丘を越えてSupergaへ。
18世紀に時のサボイア公がトリノの戦いでフランスに勝利したことを記念して、フィリッポ・ユバッラの設計によりトリノを見下ろすスペルガの丘に建てられた教会地下にはサボイア家のお墓があり、代々埋葬されています。
北京ーパリラリー参加フルヴィア・クーペとそのオーナー&作製者 |
本来、この場所には入れませんが、今回は特別です。このあたりのオーガナイズも大したモノ。
一同集合して、祭司さんから2日間の安全とイベントの成功を祈願してもらって....
続く
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