我が家の立て直し(ZEHはいかに?)
基礎断熱+床下エアコン、壁・屋根断熱+ロフトエアコンがメインの我が家ですが、解体家屋から出たエアコン2台のうち、新しめのものを1F寝室に、古めのものをインナーガレージに設置。これらで、全館の暖房と冷房まかなおうと計画しましたが、その実態はいかに。。。
入居が昨年10月末ですので、11月からの1年で見てみる。太陽光発電の売電量は最小が2月で260kWh、最大が6月で780kWh。一方、買電量は最小が6月で98kWh、最大が2月で512kWh 。収支金額で見ると、12月~4月は買電金額が売電金額を上回り、5月~11月はその逆。
オール電化ですので、光熱費はこれだけで、現時点では年間通して黒字化実現。買電・売電価格が変動するとダメですが、少なくとも発電量は買電量の倍程度となりました。まぁまぁ、想定通り。
で、暮らし易さですが、夏場、日中発電量が多いときは、ロフトエアコンに加えて寝室とインナーガレージのエアコンを稼働(インナーガレージはストックルームなので除湿メイン)。夜間は室温に応じてロフトエアコン24時間稼働+寝室エアコンの短時間使用。室温はどの部屋も26℃程度。日中のインナーガレージも26℃。湿度はほぼ65%前後で一定。
一方、冬場、床下エアコン24時間稼働で日中はインナーガレージ以外全室22~24℃ですが、夜間に寝室が2℃弱低下。2FのLDKは3~4℃低下します。これは第3種換気だからしょうがない(ちゃんと換気ができている証拠)。朝起き掛けにロフトエアコンを2時間程度稼働させれば日中の室温になります。湿度は30%台に落ちてしまうので、加湿器を使用して、40~45%程度に維持。
床ガラリは床下エアコンから近い方を半分塞ぎました。こうしないと遠い方に位置する寝室に温風があまり上がらない。ロフトとLDKに付けたガラリはそれなりに冷気が落ちるものの、暖気の揚がる量の方が多い様です。形状から袋小路になる玄関と洗面ユニットバス前の天井部分に熱気が籠ります。特に洗面は、洗濯乾燥機の排熱処理がネックですが、各所にサーキュレーターを設置して風を回すことで、全室プラスマイナス2℃以内に維持できています。
もちろん、黒字化のための努力も少し。晴れて発電量が多いときにエコキュートが稼働するようにセット。洗濯乾燥も日中に。これだけでも随分変わるようです。
今後は、非常時用にポータブルバッテリーを導入して、発電を蓄電して適宜使う予定。この辺りがコストパフォーマンス的には許容範囲。もちろん、今後を見越してカーポート内に200V電源用配線はしてありますが、内燃機関に乗れるうちは内燃機関がメイン。まぁ、最終的には、オフグリッド化も考えないと。蓄電が許容価格で許容用量確保できれば、1-2月は厳しいかもしれませんが、可能性はありそうです。問題はやはりコストですね。
コメント