8° Gran Premio Auto Storiche
日程がバッティングしたイタジョブを諦めて参加したイベントは、今年で8回目となるグランプレミオアウトストリケ。初めて参加しました。
第一日目が蓼科東急リゾートから白馬東急ホテルまでの234.335km、チェックポイント(CP)は8箇所。第二日目はその逆の154.782km、CPは4箇所+アベレージ計測(シークレット)の合計約400km、12CP+アベレージ計測に1935〜75年までのヒストリックカー40台あまりが正確さを競いました。とは言えルートは、これでもかの山岳路だらけ。それでも大きなトラブル無く完走され、皆さんのタフさにはビックリ。まぁ、K&Eも現地までの自走を含めると3日間で約1000kmと頑張りました。
蓼科なんて行ったこと無いし....から始まった、このイベントへの参加、結論から言うと、もっとちゃんと準備して行かないとダメでした(笑)。大体、ストップウォッチは1つしか無いし、キッチンタイマーも100円均一で慌てて買ったものだし....
先日、少し暑くなって来たのでキャブのセッティングを薄くして出掛けたところ、高速ではちょっと薄過ぎたので、内津峠PAでMJを115から120に戻して、順調に諏訪へ。諏訪IC近くの小作にて「ほうとう」で晩飯。給油を済まして蓼科へ。
蓼科は高原なので標高が高いことは予想していましたが、ホテルは標高1300m。段々エンジンは吹けなくなって、ブスブスと。何とかホテルまで辿り着きましたが、駐車場に入れた瞬間に止まりました。アイドリングが濃過ぎです。翌日早朝からキャブセッティング決定!
受付を済ますと、ルートブックを渡されました。部屋に戻って、予習、予習。ココで、このイベントのハードさが見えてきました。アベレージ速度は低いのですが、いきなり標高2000m超の麦草峠を越えねばなりません。う〜ん....
問題はそれだけではなく、CPでどうすれば良いのか良く分かりません。ドライバーズミーティングで確認すれば良いか?と予習もソコソコに、早めの就寝。
第一日目
ゼッケン1番が8:00スタート。逆算してキャブセッティングは6:00(近所迷惑な)。と言うことで5:30起床(普段ではあり得ません)。昨晩頂いたゼッケンを貼付け、キャブジェット交換。悩んだ末、高回転のパワーとアイドリングの安定を両立すべく、ISを絞って、さらにAJを180から190に拡大。本当は試走したかったのですが、朝っぱらからは気が引け、アイドリングのみ確認して終了。
問題のCPは、各区間のターゲットタイムを如何に正確に刻むかと言うものでした。つまり、CP1では指定時刻に通過。もし、ココで1秒早く通過してしまっても後のCPでは取り返しがつかない。各CPが独立しているわけです。CP1は出発時刻にターゲットタイムを足せば計算出来ますが、その後は、各CPを何時何分何秒(さらには1/100秒まで)に通過したかを記録して、これにそれぞれのターゲットタイムを足して計算せねばなりません。
だから、参加受理書に「ストップオッチ3個に計算機が必要」とあったのですねぇ(爆笑)。
100円均一のキッチンタイマーは、使っているうちに勝手に電源が落ちたり、超信頼性の無いものと判明。結局、ストップウォッチ1個と携帯電話(計算機と時計)、電波時計にメトロノームで挑むことにしました。結果的に、結構良い感じでCPを通過しても先のCP通過時刻がズレていればズレるわけで、どこまで正確なのか良く分からない、何ともシックリ来ない感じでCPをこなしていきました。
こんな人気の無い山岳路を延々と駆け抜ける。普段はなかなかディノのお尻を追っかけることも無いので....
キャブセッティングは、低速域が薄めでアフターファイヤーが激しかったのですが、上は気持ち良く回り(ちょっと薄めだったかも)、麦草峠もカブらず越えることができました。ココを抜けると、見慣れた道路が。気付けばコッパ・デ・小海で良く使うルート。小海の山反対が蓼科だったとは(笑)。
レストコントロールは麻績村。この辺りのルートも、まるでイタリア北部の山岳路を思わせるような景色とクルマの少なさで、気持ち良く走り抜けることが出来ました。唯一難点は、路面の悪さ。この地方は冬期にチェーン等で路面が傷むのですが、それがこのところの公共予算削減のためか直されていないため、結構荒れていたのです。
白馬村に入る頃からは、雲行きが悪くなり、ポツポツと雨が....
オープンなエントラント達は寒かったのでは?と思う程、気温も落ちて来て....
そうこうしながらも予定のルートを間違えず走り、一日目のゴール、白馬東急ホテルに到着。
ディナー・パーティーでは一日目の表彰が。当然?、全く関係なく(笑)、料理と美味しいイタリアンワインに夢中。疲れもあってEは部屋に戻ってから潰れていました(これで良いのだろうか)。
第二日目
夜半には雨とともに八方おろしの強風が吹いていたようですが、昨日以上に上天気。
一応?少しは一日目でCP攻略方法を学習して?、二日目は電波時計とメトロノームのみで行くことに。各CPの予定通過時刻を書き出して、遅れようが早まろうが、ズレを1秒以内にすれば何とかなるのでは?との考えです(と言うより、難しいことを考えて上手くいかないので)。
CP通過10秒前からメトロノームの音に合わせて二人でカウントダウン。CP通過と同時に電波時計の時刻を読んでルートブックに記録。これを繰り返すだけなのですが...
今回のイベントには、ランチアは3台エントリー。でも、そのうちフラミニア・ザガートはアルファロメオ・ジュリエッタ・スパイダーに車両変更されたそうで、有名なストラトスとうちのフルヴィア・スポルト・ザガートの2台だけ(いつもマイナーな部類です)。
ゼッケン番号が前後のため、峠道でストラトスに追いかけられたり、追い抜かれたり(抜かれるときのストラトスの排気音がたまらんです)。これまた、非日常を楽しむことが出来ました。
再び、蓼科東急リゾートに戻って来て、ゴール。
結果は、総合19位。まぁ、初出場で真ん中より上位なら上出来?と自己満足。
ルートは面白いし、景色は良かったし、料理もワインも旨かった上、賞品付き(笑)。次回も参加出来るなら、もうちょっとCP攻略を考えねて、1つぐらいはCP賞を取りたいなぁ....
第一日目が蓼科東急リゾートから白馬東急ホテルまでの234.335km、チェックポイント(CP)は8箇所。第二日目はその逆の154.782km、CPは4箇所+アベレージ計測(シークレット)の合計約400km、12CP+アベレージ計測に1935〜75年までのヒストリックカー40台あまりが正確さを競いました。とは言えルートは、これでもかの山岳路だらけ。それでも大きなトラブル無く完走され、皆さんのタフさにはビックリ。まぁ、K&Eも現地までの自走を含めると3日間で約1000kmと頑張りました。
蓼科なんて行ったこと無いし....から始まった、このイベントへの参加、結論から言うと、もっとちゃんと準備して行かないとダメでした(笑)。大体、ストップウォッチは1つしか無いし、キッチンタイマーも100円均一で慌てて買ったものだし....
先日、少し暑くなって来たのでキャブのセッティングを薄くして出掛けたところ、高速ではちょっと薄過ぎたので、内津峠PAでMJを115から120に戻して、順調に諏訪へ。諏訪IC近くの小作にて「ほうとう」で晩飯。給油を済まして蓼科へ。
蓼科は高原なので標高が高いことは予想していましたが、ホテルは標高1300m。段々エンジンは吹けなくなって、ブスブスと。何とかホテルまで辿り着きましたが、駐車場に入れた瞬間に止まりました。アイドリングが濃過ぎです。翌日早朝からキャブセッティング決定!
受付を済ますと、ルートブックを渡されました。部屋に戻って、予習、予習。ココで、このイベントのハードさが見えてきました。アベレージ速度は低いのですが、いきなり標高2000m超の麦草峠を越えねばなりません。う〜ん....
問題はそれだけではなく、CPでどうすれば良いのか良く分かりません。ドライバーズミーティングで確認すれば良いか?と予習もソコソコに、早めの就寝。
第一日目
ゼッケン1番が8:00スタート。逆算してキャブセッティングは6:00(近所迷惑な)。と言うことで5:30起床(普段ではあり得ません)。昨晩頂いたゼッケンを貼付け、キャブジェット交換。悩んだ末、高回転のパワーとアイドリングの安定を両立すべく、ISを絞って、さらにAJを180から190に拡大。本当は試走したかったのですが、朝っぱらからは気が引け、アイドリングのみ確認して終了。
問題のCPは、各区間のターゲットタイムを如何に正確に刻むかと言うものでした。つまり、CP1では指定時刻に通過。もし、ココで1秒早く通過してしまっても後のCPでは取り返しがつかない。各CPが独立しているわけです。CP1は出発時刻にターゲットタイムを足せば計算出来ますが、その後は、各CPを何時何分何秒(さらには1/100秒まで)に通過したかを記録して、これにそれぞれのターゲットタイムを足して計算せねばなりません。
だから、参加受理書に「ストップオッチ3個に計算機が必要」とあったのですねぇ(爆笑)。
100円均一のキッチンタイマーは、使っているうちに勝手に電源が落ちたり、超信頼性の無いものと判明。結局、ストップウォッチ1個と携帯電話(計算機と時計)、電波時計にメトロノームで挑むことにしました。結果的に、結構良い感じでCPを通過しても先のCP通過時刻がズレていればズレるわけで、どこまで正確なのか良く分からない、何ともシックリ来ない感じでCPをこなしていきました。
こんな人気の無い山岳路を延々と駆け抜ける。普段はなかなかディノのお尻を追っかけることも無いので....
キャブセッティングは、低速域が薄めでアフターファイヤーが激しかったのですが、上は気持ち良く回り(ちょっと薄めだったかも)、麦草峠もカブらず越えることができました。ココを抜けると、見慣れた道路が。気付けばコッパ・デ・小海で良く使うルート。小海の山反対が蓼科だったとは(笑)。
レストコントロールは麻績村。この辺りのルートも、まるでイタリア北部の山岳路を思わせるような景色とクルマの少なさで、気持ち良く走り抜けることが出来ました。唯一難点は、路面の悪さ。この地方は冬期にチェーン等で路面が傷むのですが、それがこのところの公共予算削減のためか直されていないため、結構荒れていたのです。
白馬村に入る頃からは、雲行きが悪くなり、ポツポツと雨が....
オープンなエントラント達は寒かったのでは?と思う程、気温も落ちて来て....
そうこうしながらも予定のルートを間違えず走り、一日目のゴール、白馬東急ホテルに到着。
ディナー・パーティーでは一日目の表彰が。当然?、全く関係なく(笑)、料理と美味しいイタリアンワインに夢中。疲れもあってEは部屋に戻ってから潰れていました(これで良いのだろうか)。
第二日目
夜半には雨とともに八方おろしの強風が吹いていたようですが、昨日以上に上天気。
一応?少しは一日目でCP攻略方法を学習して?、二日目は電波時計とメトロノームのみで行くことに。各CPの予定通過時刻を書き出して、遅れようが早まろうが、ズレを1秒以内にすれば何とかなるのでは?との考えです(と言うより、難しいことを考えて上手くいかないので)。
CP通過10秒前からメトロノームの音に合わせて二人でカウントダウン。CP通過と同時に電波時計の時刻を読んでルートブックに記録。これを繰り返すだけなのですが...
今回のイベントには、ランチアは3台エントリー。でも、そのうちフラミニア・ザガートはアルファロメオ・ジュリエッタ・スパイダーに車両変更されたそうで、有名なストラトスとうちのフルヴィア・スポルト・ザガートの2台だけ(いつもマイナーな部類です)。
ゼッケン番号が前後のため、峠道でストラトスに追いかけられたり、追い抜かれたり(抜かれるときのストラトスの排気音がたまらんです)。これまた、非日常を楽しむことが出来ました。
再び、蓼科東急リゾートに戻って来て、ゴール。
結果は、総合19位。まぁ、初出場で真ん中より上位なら上出来?と自己満足。
ルートは面白いし、景色は良かったし、料理もワインも旨かった上、賞品付き(笑)。次回も参加出来るなら、もうちょっとCP攻略を考えねて、1つぐらいはCP賞を取りたいなぁ....
コメント
学生時代、○阪さんい「良かったら分けてあげるよ。」といわれましたが、当時700諭吉はどうやっても捻出出来ずに諦めました。
そのOT2000、暫くアバルト美術館に展示されていましたが、今も在るのかな~
同じ場所に昔メンテして居て、展示に持って行くと称して乗り回していたルノーA411も在ったけど・・・・
どうしても経済レベルに見合ったイベントにばかり行ってしまいます(笑)
年1度くらいなら、参加できそうですが、
無知な私故、チンクでも参加資格があるのかさえ知りません(汗)
ですが、有益な情報楽しませてもらいました。
敷居の高いのは、うちもダメですが、結構楽しいイベントも有りますよ。我が家の場合は、夫婦旅行を兼ねてエントリーしています。
白鼠さん、大体60年代までですが、70年代までとか80年代までとか、イベントによりけりです。
今回は2009年のベントレーコンチネンタルGTCも出ていたぐらいですから。