乗鞍春スキー2013

今年も乗鞍へ。

4月になってから、定宿のやぐらに電話を入れると、お母さんが、「ぼちぼち電話が掛かってくると思ったわ」と。笑いながら2泊をお願いして....

土曜日は移動に専念して日曜日にアタックと言う予定を立てて、のんびり高山→安房トンネル経由で向かう。東海北陸自動車を北上する車窓から、たまに淡いピンクの木々が見えてきて....

下界はアッと言う間に桜が満開になって散ってしまったけど、北の方は例年より遅いようで。普段は春の高山祭りの際には桜が十分咲いていると記憶していましたが、今年は少し遅いようです。

いつもの様に出遅れが影響して、高山を越えたのは、陽が西に傾きだしたころ。気温もどんどん落ちて来て、インパネの外気温計を見ると2℃とか(笑)。それもその筈、平湯トンネルを越えるとこの状態。

季節外れの積雪。昨晩30cmぐらい降ったらしい。まぁ、路面の雪は溶け、一部シャーベットで残るぐらい。我が家のMBはスタッドレスのままだから問題無しですが、バイクは大変ですね〜。

やぐらに着くと、こんな雪景色。と言うことは、これで明日晴れれば最高の春スキーが楽しめそうです。でも、雪が有ると言うことはバスが動かないことも意味しており、登りがハードになるのは必至。

暫くすると、北陸からK教授も合流。1年ぶりの再会です。やぐらのお父さんとお母さんとも1年ぶり。久々に古里に帰って来た様な気分です。

いつもながら美味しい食事を食べて、明日への鋭気を養って早めの就寝。

翌日曜日、5時起きです(笑)。
仮にバスが動く場合、第一便は7時半までに三本滝に行かねば間に合いません。6時に朝食を頂いて、準備をして、アルピコの営業所に確認すると、「第一便は運休です。二便以降は道路状況に応じて決定します」とのこと。

チーン!

三本滝から登るしかない=山頂まで6時間は掛かります(笑)。

何とか三本滝周辺の路肩にクルマを停めて、諦めてスタート。天気は最高ですが、風が強い。予報では2500m付近で20m前後の強風とか。

兎に角、雲一つない晴天。しかも昨晩?降った雪がサラサラ。新雪の下は締まった雪で登り易いし、ゆっくりマイペースで登って行きました。

K教授は、なんと、シールを忘れて来て、何年かぶりの坪足。それでも日頃から鍛えているので、これぐらいのハンデがちょうど良い?

林間は風も穏やかで薄着でも汗ばむ程。ところが、最後の大壁を登って大雪渓に出ると、強風。体感温度はドンドン下がり、ダウンを着込んで体温低下を防ぎます。普段はこの辺りで昼食を取って、山頂を目指すのですが、この風では体が冷えてしまうことが怖いので、取りあえず行けるところまで行って、滑って降りて、林間で昼食を取ることにしました。

摩利支天岳から剣ケ峰を望む
取りあえず、大雪渓の便所まで登ろうと進むと、だんだん風が弱まってきました。どうやら午後から少し気圧配置が変わったのが幸い?
とは言え、相変わらず周りの山頂付近、尾根からは派手に雪煙が上がっており、無理は禁物。そこで、剣ケ峰登頂は諦め、雪面コンディションが良い摩利支天岳を目指しました。

多くのスキーヤー、スノーボーダーは強風から早めに下山していたので、ファーストトラックを楽しむことができました。
 
K&Eのトラック
ウインドクラストしているのですが、新雪は軽く、気持ち良い!
体力不足と強風で何度も途中で降りようと思いましたが、この青空が背中を押してくれました。

やっぱり6時間強登って、30分程で三本滝まで滑り降り....

休暇村付近から見えた乗鞍岳に感謝しつつ、やぐらへ。
ビールと温泉で疲れを取って、

晩ご飯には蕎麦がきもご馳走になって....

やっぱりもう少し基礎体力を付けないと、と実感した一日でした(毎年、同じことを感じている様な....)。

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