2017/04/01

Lotus FE Concept M02T project その1

Lotus FE  Concept M02Tプロジェクトとは
不注意から自損事故を起こし前後カウルが破損したロータス・エリーゼ。修理を始めたのですが、元来のクルマ馬鹿が出て、素敵な仲間に恵まれて、修理&モディファイに...。オリジナルデザインボディーのエリーゼが誕生しました(フヂイエンヂニアリングとの共同プロジェクト)。

その1「事故った!」


事故なんて忘れたころに、ちょっとした気の緩みや驕りから起こるものです。これまで何度かヒヤッとしたことはあっても、大事に至らずロータス・エリーゼライフを楽しんできたのですが、最悪の瞬間はやはり忘れたころにやってきました。


ミッドシップでリアヘビーなロータス・エリーゼのコーナリング挙動は、通常は極めて安定しています。ワイドトレッドと軽い車体の恩恵は大きく、オン・ザ・レールのごとく、タイヤのグリップに頼ったコーナリングが可能です。175/55-16と言う特殊なサイズのフロントタイヤは、オーバースピードになるとズルズル滑るものの、225/45-17のリアタイヤは依然としてしっかりグリップするため、弱アンダーでコーナーを抜けることができます。さらに電子制御のブレーキングにより、ドライバーが気付かぬうちに姿勢も制御されています。しかし、リアが滑り出すと話は別。特にコーナリングスピードが速ければ、破綻はあっという間です。


これまで、どちらかと言えば古典的なクルマに乗っていて、リアが滑ろうが、フロントが滑ろうが、何とかなっていたのですが、所詮スピード領域が違うと全く歯が立ちません。滑ることを予め意識して運転するのと、意識しないで運転するのとでは差は歴然です。これまでロータス・エリーゼでは簡単に滑らないため、自ずと「これぐらいでも大丈夫」と思い込んでいたのが間違いでした。頭の片隅には「ロータス・エリーゼはテールが流れたら対処は難しい」と理解していたのですが、いざその瞬間が訪れると、為す術無くテールスライドが始まり、一気に破綻したのです。


深いコーナーでリアが滑り出したロータス・エリーゼは、カウンターを当てる間もなく、ブレーキを踏むしかなくなり、フロントがイン側の縁石にヒット。さらにハーフスピンしてリアはアウト側のガードレールにヒット。見事に前後カウルが砕け、愛車のロータス・エリーゼは傷だらけになってしまいました。


動揺する自分落ち着かせ、ストップしたエンジンの再始動を試みるも、クランキングのみで掛かりません。どうやら事故の衝撃でフューエルカットが入ったと理解するまでには、さほど時間は掛かりませんでした。兎に角、緩やかな坂を利用して、車両を安全な位置に停め、事故具合を確認しました。幸い、前後カウルとフロントクラッシュボックスが衝撃を吸収してくれたため、前後カウルの割れ、リアデフューザーの曲がり以外は足回りやドアなどは無傷。


起きてしまったことはどうしようもありませんが、本人は無傷だし、エリーゼもカウルを修復すれば大丈夫そうです。そこで気を取り直して事故処理を済まし、(株)フヂイエンヂニアリング(フヂエン)に修理を依頼することにしたのです。


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