Lotus FE Concept M02T project その6
Lotus FE Concept M02Tプロジェクトとは
不注意から自損事故を起こし前後カウルが破損したロータス・エリーゼ。修理を始めたのですが、元来のクルマ馬鹿が出て、素敵な仲間に恵まれて、修理&モディファイに...。オリジナルデザインボディーのエリーゼが、構想から2年の歳月を経て誕生しました(フヂイエンヂニアリングとの共同プロジェクト)。
その6 リアカウルの作製1
リアカウルは割れ、傷があるものの、修復すれば十分使える状態でした。しかしフロントからのデザインの繋がり、オリジナリティーを優先し、新たなデザインに形状変更することを決定。
ZagatoのアルファロメオTZのようにバッサリ切り取ったテール、いや、SZのような丸いお尻も捨てがたい。
リアカウルを作製する上でのK&Eの要望は、
・ テールレンズにロータス・エリーゼ純正ランプを1つ使うこと
・ 日常使用に耐えるトランク容量の確保
の2点でした。
これらの要望を満たしつつ、フヂエンオリジナルデザインに拘るのは、なかなか大変です。Fujiiのアイデアをもとに、フヂエン内でKentoを中心にデザイン会議が行われ、それを提案され、細部のイメージを固めます。最終的にK&Eの要望とFujiiのイメージが一致した、丸みを帯びたテール形状を作ることにしました。そして純正のダックテールをバッサリ切るところから作製が開始されました(もう後戻りできません)。
バッサリ切り取ったダックテール部分に、硬質ウレタンのブロックを並べて形状を作っていきます。当初案のMITOのテールランプ流用は、レンズ面積が大きすぎてK&Eの好みでないと言うことで却下。
純正エリーゼテールランプを1つ使う方向にしました。したがって、バックフォグとバックランプはナンバー取り付け部横、左右に取り付けることにしました。
フロントカウル作製時には稼働していなかったレイアウトマシンは、リアカウル作製時には威力を発揮し、ミリ単位以下の精度で整形がなされました。
不注意から自損事故を起こし前後カウルが破損したロータス・エリーゼ。修理を始めたのですが、元来のクルマ馬鹿が出て、素敵な仲間に恵まれて、修理&モディファイに...。オリジナルデザインボディーのエリーゼが、構想から2年の歳月を経て誕生しました(フヂイエンヂニアリングとの共同プロジェクト)。
その6 リアカウルの作製1
リアカウルは割れ、傷があるものの、修復すれば十分使える状態でした。しかしフロントからのデザインの繋がり、オリジナリティーを優先し、新たなデザインに形状変更することを決定。
ZagatoのアルファロメオTZのようにバッサリ切り取ったテール、いや、SZのような丸いお尻も捨てがたい。
リアカウルを作製する上でのK&Eの要望は、
・ テールレンズにロータス・エリーゼ純正ランプを1つ使うこと
・ 日常使用に耐えるトランク容量の確保
の2点でした。
これらの要望を満たしつつ、フヂエンオリジナルデザインに拘るのは、なかなか大変です。Fujiiのアイデアをもとに、フヂエン内でKentoを中心にデザイン会議が行われ、それを提案され、細部のイメージを固めます。最終的にK&Eの要望とFujiiのイメージが一致した、丸みを帯びたテール形状を作ることにしました。そして純正のダックテールをバッサリ切るところから作製が開始されました(もう後戻りできません)。
バッサリ切り取ったダックテール部分に、硬質ウレタンのブロックを並べて形状を作っていきます。当初案のMITOのテールランプ流用は、レンズ面積が大きすぎてK&Eの好みでないと言うことで却下。
純正エリーゼテールランプを1つ使う方向にしました。したがって、バックフォグとバックランプはナンバー取り付け部横、左右に取り付けることにしました。
なお、リアカウルはフロントカウルと異なり、純正カウルに新たなデザインとして形作られたFRPを特殊な接着剤で接着してく方法がとられました。
エリーゼ・シリーズ3のカウルに使用されている樹脂は、通常のエポキシ系接着剤では接着強度が確保できない特殊なモノで、これが、カウル修理が容易ならざる所以になっています。そこで今回は接着強度が十分確保できる海外製の特殊接着剤が導入されました。こう言った情報は、Fujiiの経験のみならず、鈴鹿レース村のネットワークが活用できるフヂエンならではのメリットです。
こうして、徐々にオリジナルリアカウルが出来ていきました。
つづく
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