Lotus FE Concept M02T project その7

Lotus FE  Concept M02Tプロジェクトとは
不注意から自損事故を起こし前後カウルが破損したロータス・エリーゼ。修理を始めたのですが、元来のクルマ馬鹿が出て、素敵な仲間に恵まれて、修理&モディファイに...。オリジナルデザインボディーのエリーゼが、構想から2年の歳月を経て誕生しました(フヂイエンヂニアリングとの共同プロジェクト)。

その7 リアカウルの作製2

デザイン画はあるものの、基本的に現物合わせ。イメージは、曲面を上手く活用して、十分な丸味を持たせ、かつあまり重たい印象にしない。エレガントさを持ちつつ、過度にレーシーにしない、でした(文字で書くのは簡単ですが)。


フロントカウルの出来に納得していたK&Eは要望を出すものの、リアカウルはFujiiのセンスに任せることにしました(その都度協議はしましたが)。そして、日に日に形になっていくリアカウルは、期待以上の出来でした。


この通り、トランク容量も純正並みに確保され、端が欠けたエンジンフードの修正も同時になされました。



リアデザインの変更に伴い、マフラーの取り回しや出口形状も変更が必要に。マフラーの製作はKeitaがこのとおり綺麗に溶接してくれました。



また、レーシーなディフューザーは廃止して、シンプルなエアアウトレット付アンダーパネルをKentoがデザインし、ダンボール紙で試作。



これをマスターにアルミ板で作製。エアアウトレット用のスリットも作られ、熱対策も考慮されています。


また、サイドフォルムも純正デザインとの違いが欲しかったため、フロントフェンダー後端に、新たなエアアウトレット取り付けて欲しいと依頼すると、エンジンへのエア取り入れ口から繋がるデザインとして半月上のエアアウトレットがデザインされ、加工取り付けられました。





これで、外装は完成です。

次はいよいよ塗装に入ります。

つづく

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