750RS 久々の復活までの道のり その5

車検完了!

ようやく、継続検査完了です。

ハンドルを戻しつつ各部を再確認すると、燃料ホースだけでなくゴム関係がヤバい。


ヘッドライトステーの共振防止ゴムはこの通り。こちらもリプロで新品に。


ステップのゴムも硬化してひび割れ。もちろん、リプロで修理。


ハンドルを純正に戻していて気付いたのが、ハンドルロックの不良。Kさんに伺ったところ、「まれにハンドルロックもチェックされることがあります」とのこと。調べてみれば法規上はハンドルロックが適切に機能しないとNG。うちの750RSは入手当初からロックが固着しており、常にU字ロックを使っていました。キーシリンダーは残っていて動くようになったのですが、ロック機構が壊れていました。ということで、こちらもリプロ品で修正。

ホント、Z系はリプロパーツがあるので救われています。


前回車検はH28/7まででした(検査場にて)。って言うことで、4年間眠っていたことに(そりゃ。ゴム製品が劣化します)。

実走で間もなく2万キロ。

今回は、満を持して四日市自動車検査場での第2ラウンドを予約。朝一番でまた市役所に行き仮ナンバーを交付してもらって、受付開始5分前に到着。空気が冷えてきたせいか、やや燃調がリーンで、回転の落ちが悪い以外は問題なし。

受付を済まし、ヘルメットとジャケットを受付で預かってもらって(優しい!)、検査レーンへ。ココまでは予習済み(笑)。

検査員のチェック開始。もちろん、全幅と全高が測られ、問題なし。ハンドルロックは見られたのみ。マフラーがモリワキ管なのでか、検査官に「5000回転ぐらいまで吹かしてみてください」と言われましたが、こちらも問題なし(当時モノですが、ちゃんとバッフル入れてあるものなので、純正4本出しと同じか若干静かだと思います)。

「排ガス検査無しですからね」と念を押されて、いよいよ初体験の検査レーン。前回のユーザー車検の時には無かった代物。見学コースでは良く分からなかったので、ぶっつけ本番。とは言え、音声ガイドの指示に従うだけ。

  1. 停止線まで進んで前輪をテスターに
  2. 左横にあるフットスイッチを踏む
  3. 前輪が回りだし、速度メーターが40km/hを指す直前でフットスイッチを離す
  4. 速度計OKの表示(本来は「旧」ボタンを押して測定するらしいが、単にボタンの箇所が分からず、今回は押しませんでした)
  5. 前輪ブレーキテスト、指示通りに前輪ブレーキを掛ける
  6. 前輪ブレーキOKの表示
  7. 前に進んで後輪ブレーキテスト、指示通りにフットブレーキを掛ける
  8. 後輪ブレーキOKの表示
  9. 停止線まで進み、光軸、光量検査
  10. ハイビームにしてエンジンは3000回転キープ
  11. 光軸、光量OKの表示
  12. 前に進んで車両を停めて、検査用紙を取り出して印字機械に突っ込む
  13. ブースの検査官に書類一式を手渡し
  14. 受付へ移動、受付に書類提出
  15. 新しい車検証、ステッカー交付
ライト回りもバラシて点検しましたが、光軸は狂っていませんでした(NGなら向かいの北勢自動車協会のテスターで調整できるらしい)。

お昼前に帰宅できました!

車検の時に気になったのが、ガソリン臭。見ると燃料コックからわずかに漏れていました。エンジンが掛かっていれば漏れないレベルですが、臭いし危険だし。燃料コックはこれまた随分前に買った予備があったので、物置から探し出し、確認してみるとゴム類は大丈夫そうなのでこれと交換することに。となると、タンクからガソリン抜いて。。。。


ゴムパッキンが完全に硬化して引きちぎれていました。これじゃぁ、漏れるわけです。

タンクを外したついでに、キャブの同調を取り直しました。今のところ、スローが少し薄いような気がしますが、3000回転から上は綺麗に回るし、そんなに狂っていなさそう。車検も取れたので、実走してやっと本格的なキャブセッティングができますが、もうすぐ冬で乗らなくなる(笑)。

とりあえず、完!

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