我が家の建て直し(地元の大工さんとの出会い)
築30年を経過した我が家は、必要十分ですが住み辛いものになっていました。
加齢する住居人、冬寒く夏暑い室内、水回りの不調、限られたスペース、家コウモリの住処など。加えてコロナ禍で自宅時間が増えるにつれ、住環境レベルの低さが気になるだし、リホーム、新築への引越し、建直しと様々に考え、出した結論は建直し。
30年前入居した頃は若々しかった団地は、少しずつ世代交代が進むものの、ちょっと寂れてきている。しかし、一から新しい場所で生活基盤を作っていくことは、なかなかチャレンジング。思うような立地も見つからないし。
今の場所は、最寄りバス停徒歩1分、最寄りスーパー徒歩5分、最寄りドラッグストア徒歩3分、最寄り駅徒歩20分、最寄り高速インターチェンジまでクルマで5分と至極便利。しかもクルマで10分も走れば、信号の無い田舎道も走り放題で、旧車乗りには申し分ない環境です。やっぱりこの土地を活かしてなんとかならないか、と言うのが結論。
そうと決まっても、実際どう建て直すかが問題。まず、どこの誰にやってもらうか。
まぁ、悩みます。なんでもネットで調べれば出てきますが、情報量が多すぎて悩むばかり。建て直すなら、あんな風の家、こんな風の家と妄想ばかり膨らむから、もっと大変。
とりあえず、建てた家のプランを練って、文字に書き起こし、ブレインストーミング。Eは山ほど画像検索して、「これが良い」、「あれが良い」と。当然、決まらないし要望は増えるばかり。最小限のリストを作って、相談先を探す。
新築への要望
- 南窓から眺める公園の借景を楽しむリビング
- 冬暖かく、夏涼しい家
- クルマ3台+オートバイ1台が停められる、軽整備もできるガレージ
- 危機対応(地震、台風、大雨、インフラ異常時も自宅避難が可能)
- 木の温もりに包まれる空間
とはいえ、地元の大工さん、工務店、ハウスメーカー、大手ハウスメーカーなど候補がありすぎて大変。それらの評判も調べながら、現実的な選択肢に絞り込んでいく。結局のところ、ガレージハウスなので、旧車仲間に相談することも頭をよぎりました。
そんなプランニング、リサーチングをしている時、近所の地区集会場がリホーム。散歩途中に何度も作業風景を見て、出来上がりも目にしたときの工務店さん看板から「桜小川建築」さんの存在を知りました。どうやら地元の大工さんで、木の家にこだわっているような。ホームページにもいろいろ情報があったことから、「近くだから、行って相談してみる?」というノリから、事務所へ伺ってみました。
第一印象は、良くも悪くも大工さん。職人さんです。建築に無知な者からすると、ちょっととっつき難く、セールストークは皆無なので、どう判断して良いやら。ただ、真面目さ、こちらの要望に対して嫌とは言わない姿勢、新しいことにもチャレンジされる姿勢が良く分かり、相談を進めようと言うことになりました。。。
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