ブレーキメンテ(FSZ)

ブレーキメンテ祭りが続いています(笑)。

前回までのお話で、どうやらブレーキパッドの動きが悪くてジャダーが出ていたのかもと推測し、FSZの作業を実施。うちのFSZはS2なのでこの時代には大衆車には採用しないガーリング製の異形4ポッドキャリパーが付いています。それは良いことなんですが、なかなか特殊。ブレーキパッドは割ピンでキャリパーボディーに固定されており、これまでの何度かの脱着で割ピンが歪んでいました。これがパッドの動きを悪くしているだろうと推察。ならば新品に交換すれば?なのですが、こんな割ピンでもフルヴィア用として入手するには欧州などから買うしかありません。今は円安なので国産流用できないか考えてみました。

FBのグループに聞いてみると、使われている割ピンの長さ、太さがまちまち。ネット検索でも太さ4.8mm、長さ80mmとでてきたり、長さ90mmと出てきたり。友人のAndyさんが自分のものを測ってくれて、太さ4.5mm、長さ100mmで問題なく使えていると教えてくれたのが背中を押しました。

ちょうどモノタロウから公称太さ4.5mm、長さ80mmと100mmの割ピンが入手可能。その他にも太さ5.0mm、長さ90mmのものもあったので、試しにこれらを入手。

実測では太さ4.6mmぐらい。早速交換してみると、100mmは少し長めで、80mmがギリギリなので90mmがベストですが、100mmでもどこにも干渉しないので問題なし。右フロントのパッドは大きいピストン側が小さいピストン側より減りが早く少し片減り状態。左は均一に減ってました。片減りしたパッドがキャリパーボディーに斜めに入るため、パッドバックプレートの耳部分がボディーと干渉。動きが極端に悪かったのが、ジャダーの原因のようです。片減りしたパッドはヤスリで均して、バックプレートには適度にカッパーグリースを塗って組付け。

朝靄の茶畑 ワインディングでもブレーキジャダー皆無!

後日、暑くなる前の早朝にテストドライブ。ブレーキジャダーは完治!

やはり、ブレーキ回りは距離乗ってなくても定期的にメンテしないとダメですね。

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