寿司講習会?
今日はMiekeとDirkを呼んで寿司の作り方を教えました。すっかり日本食にハマったDirkに炊飯器を譲るのでご飯の炊き方を教えないとというのが発端だったのですが、Mekeのお母さんが新年のホームパーティーで寿司を作りたいと言い出し実地指導となったわけです。
Dirkからのリクエストはサーモンの巻き寿司とにぎり寿司。まずは買い出しから(笑)。彼らに日本食をどこで買ったら良いかどんなものが良いかを説明するには一緒に連れ出すのが簡単。行き先は隣町のOverijseへ。しかし朝から雪。高速も半分位白いし....
そんな中でも普通に走って行くベルギー人は無謀だとDirkに言うと「彼らはクレイジー」と。実際ニュースでは朝からの雪で昼までに2人が無くなったとの事でした(Dirk談)。
買い出しを終えた後は、ランチ。ここはベルギー流に行きましょうとLeuvenのカフェで伝統的なフレミッシュブレックファーストを食べました。この時点で試験勉強を中断して駆けつけてくれたMeikeと合流。この朝食というかランチは、なかなかのボリューム。ベーコン、ソーセージ、ゆで卵、リンゴのシナモン風味ソテー、果物、シリアル、パンにドリンクが付いて8ユーロ弱。満腹です(これから寿司を作ると言うのに....)。
さて、腹ごしらえも終わり寿司作り。まずはご飯の炊き方。「お米をカップで量って、洗って、水を加えて炊飯器で炊くだけ」と説明しながら実演。2人とも「お米を洗うと知らなかった」まぁ、そうでしょう(笑)。
ご飯が炊けるまで、具材の下ごしらえ。と言ってもサーモンやキュウリは切るだけだし。ここでDirkのリクエストで厚焼きを教える事に。今度はEの出番。「卵を割って、出汁を加えて、砂糖と塩で味を整えて、薄く焼きつつ丸めて行く」焼けつつある卵を丸めていくには箸と木べらを使っていくのですが、さすがにDirkには難しいらしい。「ベルギー人は熱いのに慣れてない。冷たいものは平気だけど」。確かに、私は半分手で丸めて行くから(手の皮が厚いのか?)。
ご飯も無事炊けてすし飯を作る。蒸気に酢が混じって咽せながらもすし飯完了。次は巻き寿司の実演。Eは巻き寿司が苦手です。本人曰く「手が小さくて上手く巻けない」そうですが。巻きスの上に海苔をひいて、すし飯を薄く伸ばし、具を載せて巻いて行く。この過程は一度以前の手巻き寿司パーティーでDirkが経験済みだったので比較的スムーズ。と言うより二人とも殆ど巻いた事がないのに上手く数本巻けました。
握りも意外に簡単にやってのける。Dirkは実験を教えていても手先が比較的器用だと思っていましたが、なかなかです。でも、体に合わせて握りはちょっと大きめ(笑)。新年のホームパーティーも上手く行くでしょう。
なんだかんだで出来上がったのは午後4時頃。早速試食(まだお腹空いていないのですが〜)。
うん、我ながら旨い。みんなも満足のよう。
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