クリスマスパーティー
ラボでのクリスマスパーティー。私の送別会を兼ねてFaculty ClubにEともどもご招待して頂きました。感激。
まず、5時になった時点でボスが、「そろそろ始めるか?」と口火を切ると、みな仕事を片付けて今日掃除したラボへ。朝,Leentjeの姿が見えず、月曜日から体調を崩して休んでしたので「Leentjeが居なくて残念だなぁ』と言うと、みんながクスクス笑う。???
そこへ綺麗に化粧をしたLenntjeが何やら抱えてやって来た(あまりに綺麗でビックリ)。確かにディナーだけど大学のレストランだしなぁ(でも、実際にFaculty Clubに行ってみて納得したのですが)。で、目が合ったとたん「何しているの?」と怒られた(笑)。準備ができるまでは覗いちゃダメだそうで....
暫く待って準備完了? シャンパングラスにシャンペンを注ぐのはいつもボスの役割。これでラボでのシャンペンは3回目かな。みんなグラスを持って乾杯! するとAnicaがみんなからと山のようなベルギーチョコの詰め合わせをくれました。それだけかと思ったら、次はDirkからベルギーならではの銅製のティーポットセットが。ボス曰く「ベルギーを思い出すためにはコレが一番。コーヒーでもお茶でもを入れて飲む度にみんな事を思い出すように」。
これで終わりと思ったら今度はLeentjeから「これはBartと私から」と包みを手渡されました。中身は「ススカとウィスカ」という漫画の何故か日本語版。わざわざアントワープで探して来てくれたそうです。で、表紙の裏には手紙とその脇に「ありがとうございます」と平仮名で書かれていました。う〜ん、コレには泣けて来た。
ホントはココで何かちゃんとお礼のスピーチをしなければダメなのですが、覚えていたオランダ語が全部吹っ飛んだ(泣)。ちょっとつまりながら英語で精一杯のお礼を言いました。まぁ、なんとか気持ちは伝わっただろう。
さくさくシャンペンは空いて行き、気付は9人で4本も。時間も7時少し前。ディナー会場に場所を移してコレからが本当のクリスマスパーティー。
ボスもジャケットを羽織っているし女性陣は少し粧しこんでいるのでEを向かいに行きつつちょっと着替えてジャケットを羽織って行きました(正解だった)。Faculty Clubはベギンホフ内にあって中世の病院を改装してレストランとして営業をしています。もちろんKULの持ち物。普段は小規模なカンファレンスやミーティングに使われるのですが、大学職員は予約をして利用する事が出来るらしいのです。
入り口が分からず裏口から侵入(笑)。ウエイトレスを捕まえて聞いてみると「ちょっと待て」と言われました。暫くするとスーツ姿のマネージャーらしき人物が登場。「こちらです」とのこと。後を付いて行くと、ラウンジに通されました。どこかの一流ホテルを思わせるような場所。当然太い柱や梁が見え、中世の雰囲気も十分。「うわぁ、ちょっと場違いなところへ来てしまったか』
私たち以外は既に到着していてアペリティフを飲んでいる。う〜ん、ここにも場違いな連中が(Dirk, Roel, Stefanは普段着、つまりトレーナーにジーパン)。ボスたちが飲んでいるのがトニックウォーターだったので同じものを注文。ジンを入れるかと聞かれ「当然」と答えたらみんなに笑われた。みんなは単にジン無しのトニックウォーターだったのです。う〜ん、かなり酔っぱらって来たかも....
いよいよディナー。大きな円卓に丁度男性5人女性5人。メニューの中からおのおの前菜、メインをチョイスして、ボスの目利きでワインも選んで再度スコール(乾杯)。大学のレストランというイメージを超えてホントにどこかの上等なレストランです。私は前菜にはホタテの貝柱、メインは野ウサギのローストを注文。コレが旨い。どこかの星付きにも負けないのではと思う味(因に値段は安い)。
みんなで楽しい一時を共有しつつゆっくり3時間掛けてのディナー。ボスの趣向が感じ取られます。こんな素晴らしいクリスマスパーティーはこれが最初で最後かも。でも、ちょっと飲み過ぎたかなぁ...
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