原因解明?(750RS)

電装系、フロント周りの修正が終わったので、早起きして暑くなる前に試運転。これで完璧?となるはずでしたが、そうは問屋が卸しません。メインフューズがまたまた切れました!

先日頑張って朝5時台に起き出し、750RSを出して試運転。バッテリー液補充+新しいサイリスタレギュレーターレクチファイヤーの効果は直ぐに体感。このレギュレーターは低回転域から14V程度の安定発電で、アイドリングでも以前よりニュートラルランプ、ターンシグナルランプが明るいし、ウィンカーの点滅スピードも少し早い(安定している)。うん、ヨシ良し。足回りの見直しも、ガレージから出す段階で直ぐ体感。取り回しは格段に軽くなって、ハンドリングも良好。これまた、良し。

ゆっくり暖気しながら近所の平坦なところを走ってみるも、止まる気配も無いので、少し足を伸ばしていつもの茶畑へ。5000rpm程度までしか回していませんが、何の問題無く、到着。しばし朝霞の伊勢湾を眺めて、もう少し近所を回ってから帰ろうとゆっくり再出発。次は最近できたブドウ畑。狭い農道なので、ゆっくりと2速アイドリング程度で進み、そろそろ止まろうとクラッチを握ってフロントブレーキを掛けたときに、エンジンストール。

「おい、おい。どうしたんだい?」

エンジンの止まり方が、全く前回と同じ。思い返せば前回は4000rpmぐらいで回していたものの、前方の交差点前で止まるためにスロットルを緩め、クラッチとブレーキを握ったときにエンジンストール。

頭の中でいろいろ駆け巡る。ジェネレーターがおかしい? バッテリーがパンク? メインスイッチの不良? キルスイッチの不良?

そんなことより、ココから何とかして自宅まで帰らねば。帰路は下りがメインなので、最悪登りだけエンジン掛けてゆっくり走り、あとは惰性で帰れるか? とは言え10kmほどあるので無理か。いざとなったらJAFのロードサービスで乗り切るしか。。。

そんなことを考えながらメインフューズを確認すると、やっぱり切れていました。予備のフューズを入れると、当然問題なくエンジンも掛るので、再び切れないことを祈りつつ、再出発。幸い、その後ヒューズは切れず、無事自宅まで帰り着きました。

こうなると、何が何だか。フューズの切れ方は明らかにどこかが短絡している切れ方。一瞬で20A以上流れているので、プラスとアースがどこかでショートしているのは確実。しかし配線やコネクターを触ってみましたが熱くなっている箇所は無く、変形も大丈夫(とは言え、メインハーネスは二十数年前に当時の純正新品パーツで交換したもの 、ハインドルスイッチ、メインスイッチは交換無し)。常に短絡しているのであれば直ぐに分かりそうですが、フューズが切れずに30分程度乗れているのも事実。どういうこと?

どうにも困ったので、藁をも縋る思いでネット検索を掛けると、見つかったのはフロントブレーキスイッチの不良。フロントブレーキスイッチはプレッシャー感知タイプで、何でも、経年劣化でスイッチ内部で微妙に短絡するらしい。それも、常時ではなく、圧力を感知したとき、つまりブレーキを掛けたときが多く、とは言え、短絡するときとしないときがあるとか。

ふむふむ、正しくこの状況に当てはまります。35年以上所有していますが、知らなかった。。。

うちの750RSのブレーキスイッチは自分で交換した覚えが無いので、少なくとも40年ぐらいは経過しています。新車からなら50年越え。ほぼ、コレが原因でしょう。

ストックパーツを探ってみたら、いつ購入したか覚えていないブレーキスイッチが出てきました。恐らくエンジンOHのタイミングに購入していると思うので、新品未使用ですが25年ぐらい前の物かも。多分純正パーツだと思いますが、梱包が無くなっているので、詳細不明ですが、日本製。とりあえず、これを使ってみるものの、ダメならパーツを調達せねば。と、ネット検索掛けると、既に純正部品は廃番。リプロの国産品も欠品みたい。ココにノーブランドや大陸製は使いたくないだけに、どうしたものか。

さらに検索を続けると意外なことが分かってきました。750RSと同じブレーキスイッチは当時の四輪にも採用されていたらしいのです。バイクが全滅なら四輪の純正部品(不良在庫)なら手に入るのでは?

さんざん苦労して、ようやく見つけた代替品、もとい、トヨタ純正部品。ちゃんと国産パーツです。取り付けネジピッチも端子も同一形状なので、ポン付け。

これで完治と行くでしょうか。。。。


コメント

KEI さんの投稿…
30kmほどテストライド。いろいろなシチュエーションを試しましたが、問題なし! 完治と判断します。

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