取りあえず暫定セッティング

ミルキーウェイまでにもうちょっとマトモなキャブセッティングを出さないと....
とセッティングに勤しみました。

先ずは、基本の点火時期とキャブバランス。
点火時期は、初夏に調整して、その後、少し進めたので、再確認。

考えてみれば、フルヴィアの点火時期って、オリジナルは8度固定から7.5度進角するから、最大15.5度にしかなりません。普通は15度から最大30度ぐらいまで進角するんじゃないのでしょうか。兎に角、国産ハイオク(オクタン価100)の場合は、ヨーロッパの95オクタンより少し進められた方が調子が良いのでしょうか。デスビは123イグニッションに変更してありますが、Huibのコダワリで設定は完全オリジナル。なので、8-10度に調整しました(多少ふらつくのでコレぐらいでOK?)。

次いで、バランス。一旦、ツノを閉じて計測すると、前後キャブで少しズレが。チャンと合わせておいても徐々にズレるのかな? たまには確認しろと言う事でしょう。

前後バランスを取ると、このように同じボディーのキャブでも1, 2番と3, 4番でズレがでます。やっぱりV4のため、インテークの長さが異なる事からズレるのでは?と思っていますが....

1, 3番のツノを開いて吸入量を調整し、大体4気筒とも負圧に設定すると、やっぱりアイドリングが静かに、かつ、スムーズになってきました。ヨシヨシ....

準備は整ったので、キャブセッティング。今回は、とあるサイトで仕入れた情報を元に今までと少し違った方法を試みました。

アイドルジェットの合わせ方
  1. アイドルアジャストスクリューを緩め、スロットルレバーに当たってから1/4から1/2回転開く
  2. アイドルスクリューを1.5回転開く
  3. エンジン始動
  4. 1気筒ずつアイドルスクリューを1/4回転ずつ動かし、最大回転数になるポジションを見いだす(この時点での空燃比は12を少し切るぐらい)
  5. アイドルスクリューの開きが1回転を切ったらアイドルジェットの番手を下げる
  6. アイドルスクリューの開きが3回転を超えたらアイドルジェットの番手を上げる
これを繰り返していくと、50F9から55F9なら良さそうです。後は実走して決めていきます。で、乗り易さは55F9で少しアイドルスクリューを絞り気味の方に軍配が。この条件でアイドリング時の空燃比を13ぐらいに調整し、メイン、エア、ポンプ各ジェットを変更してセッティングしました。

ポンプジェットが40番でそこそこ良い感じのセッティングになったのですが、ちょっと全体に濃い感じがしたので、35番に下げてみると...

加速時の空燃比が40番より濃いめになり、でもアクセルを抜くと薄くなり過ぎて振動がでてきます。確かに全体に薄くなって、軽さが出て来ているのですが、乗り難い。なのでポンプジェットは40番に戻しました。

取りあえず、レッドまで問題なく吹け上がるメインジェットとエアジェットを選んで、試運転。良い感じですが、WOT(wide open throttle)付近では空燃比が11を切って濃いめです。もうちょっとメインを絞った方が良いのかなぁ。でも、現状で1500rpmから走れるセッティングになりました。

あとは、メーター補正だ!

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