久々の山頂
10年ぶりぐらいでしょうか、乗鞍の山頂に立てたのは。
天気、体力、気力が伴わないと、春と言えども雪山、そう易々とは山頂に立てません。ところが、今年は三拍子が揃ったようです。
3月にやぐらを訪れた際に、「次回はGW前半でお願いします!」と安易に決めた日程でしたが、日頃の行いが良いせいで? 天候は抜群。今回は(も)、メンバーは某国立大学の教授になっちゃった同級生のKとTちゃんとK&Eの4人。奇しくも全員同じ歳(笑)。中年パワー炸裂です。
前夜の宴会を早めに切り上げ、睡眠を十分取って....
松本電鉄のバスは、三本滝を8時過ぎと言うことなので、準備を終えて三本滝までクルマで上がると、駐車場は一杯。しかし、乗り合わせたのはK教授のXトレイル。駐車場外れの雪の中に突っ込んで無事駐車完了。
既に、バスを待つ乗客は長蛇の列。三本滝に待機しているバスは3台。絶対に乗り切れません。と思ったら、ちゃんと控えのバスを下から上げて、無事乗車。
県道84号線を位ヶ原山荘まで登ります。片道1200円ですが、三本滝から登ったことのあるヒトなら、この運賃は安いもの!
体力と時間をセーブできるのだから....
位ヶ原山荘に入山届けを出して、ギアアップして出発。
それにしても天気が良すぎます。この辺りは標高2350m、風は殆ど無く、雲もないこの青空。容赦なく陽射しが照りつけ、暑い。まるで、夏登山のようです。
大壁を登って大雪原に。大勢のスキーヤーやボーダー、登山客が居たのですが、多くの方が富士見岳方面に向かって登っていったため、ご覧の通りの閑散さ。聞こえるのは自分の息づかいだけ。登りは孤独な闘いが続きます。
大雪原を進んで、右手に肩の小屋、東大コロナ観測所を見つつジグを切りながら朝日岳を登り、朝日岳と剣が峰の尾根に出たところで、登り始めて2時間ちょっとが経過し、ちょうどお昼。
徐々に薄雲が掛かってきて、登るのにはちょうど良いぐらいの天候です(景色は少し残念ですが)。何時もは尾根に出ると風が強くてのんびりすることもなく先を急ぐのですが、今日は違いました。頂上は場所が狭くのんびりお昼を取るには不向きなのでココで昼食をとることに。
何時もの様に、やぐら特製おにぎりをフライパンで焼おにぎりにして....
コーヒーも沸かして....
この時期に、かれこれ20年近く乗鞍に登っていますが、これほど穏やかだった記憶はありません。本当にベストなコンディションでした。
普段はガレ場なのですが、今年は比較的雪が付いており、祠の直ぐ近くまで板を履いたまま登れました。
やっぱり山頂に立てた達成感は格別。長野県側の祠はまだ雪に埋もれており、岐阜県側の賽銭箱にお賽銭を入れて感謝の祈願。
Tちゃんがリュックに忍ばせて来たビールで祝杯。いやぁ、格別でした(4人で1缶)。
久々の山頂を十分堪能して、午後2時過ぎから本来の目的、スキー。岩場を慎重に横滑りで抜けて、誰も滑っていない剣ケ峰の東斜面を滑り降りました。
これだけの斜面を4人占め。贅沢です。まだまだ時間もあるので、再びシールをセットして高天ヶ原の方に少し上り、そこからトラバースしながら少し下って、ファーストトラックの斜面にアプローチ(全てTちゃんのガイド)。
記念にパチリ。大雪原の一番下からも自分達のシュプールが残っているのが見えました(それほどこの斜面はガラガラだったと言うこと)。
心地良い疲労感と大きな達成感。この魅力があるから、辛い登りがあっても、また来てしまう。
次は、立山?(多分無理?) それとも夏に乗鞍大雪渓?
天気、体力、気力が伴わないと、春と言えども雪山、そう易々とは山頂に立てません。ところが、今年は三拍子が揃ったようです。
3月にやぐらを訪れた際に、「次回はGW前半でお願いします!」と安易に決めた日程でしたが、日頃の行いが良いせいで? 天候は抜群。今回は(も)、メンバーは某国立大学の教授になっちゃった同級生のKとTちゃんとK&Eの4人。奇しくも全員同じ歳(笑)。中年パワー炸裂です。
前夜の宴会を早めに切り上げ、睡眠を十分取って....
松本電鉄のバスは、三本滝を8時過ぎと言うことなので、準備を終えて三本滝までクルマで上がると、駐車場は一杯。しかし、乗り合わせたのはK教授のXトレイル。駐車場外れの雪の中に突っ込んで無事駐車完了。
既に、バスを待つ乗客は長蛇の列。三本滝に待機しているバスは3台。絶対に乗り切れません。と思ったら、ちゃんと控えのバスを下から上げて、無事乗車。
県道84号線を位ヶ原山荘まで登ります。片道1200円ですが、三本滝から登ったことのあるヒトなら、この運賃は安いもの!
体力と時間をセーブできるのだから....
位ヶ原山荘に入山届けを出して、ギアアップして出発。
位ヶ原山荘近くから山頂方面を望む(一番左の峰が目指す剣が峰) |
それにしても天気が良すぎます。この辺りは標高2350m、風は殆ど無く、雲もないこの青空。容赦なく陽射しが照りつけ、暑い。まるで、夏登山のようです。
大壁を登って大雪原に。大勢のスキーヤーやボーダー、登山客が居たのですが、多くの方が富士見岳方面に向かって登っていったため、ご覧の通りの閑散さ。聞こえるのは自分の息づかいだけ。登りは孤独な闘いが続きます。
大雪原を進んで、右手に肩の小屋、東大コロナ観測所を見つつジグを切りながら朝日岳を登り、朝日岳と剣が峰の尾根に出たところで、登り始めて2時間ちょっとが経過し、ちょうどお昼。
朝日岳横から北アルプス方面を望む |
徐々に薄雲が掛かってきて、登るのにはちょうど良いぐらいの天候です(景色は少し残念ですが)。何時もは尾根に出ると風が強くてのんびりすることもなく先を急ぐのですが、今日は違いました。頂上は場所が狭くのんびりお昼を取るには不向きなのでココで昼食をとることに。
何時もの様に、やぐら特製おにぎりをフライパンで焼おにぎりにして....
コーヒーも沸かして....
この時期に、かれこれ20年近く乗鞍に登っていますが、これほど穏やかだった記憶はありません。本当にベストなコンディションでした。
剣ケ峰には鳥居と祠があり山岳信仰の場所 |
普段はガレ場なのですが、今年は比較的雪が付いており、祠の直ぐ近くまで板を履いたまま登れました。
御岳山をバックに |
やっぱり山頂に立てた達成感は格別。長野県側の祠はまだ雪に埋もれており、岐阜県側の賽銭箱にお賽銭を入れて感謝の祈願。
登頂記念にぐびっとビールで祝杯! |
Tちゃんがリュックに忍ばせて来たビールで祝杯。いやぁ、格別でした(4人で1缶)。
久々の山頂を十分堪能して、午後2時過ぎから本来の目的、スキー。岩場を慎重に横滑りで抜けて、誰も滑っていない剣ケ峰の東斜面を滑り降りました。
剣ケ峰の東斜面 |
これだけの斜面を4人占め。贅沢です。まだまだ時間もあるので、再びシールをセットして高天ヶ原の方に少し上り、そこからトラバースしながら少し下って、ファーストトラックの斜面にアプローチ(全てTちゃんのガイド)。
自分が描いたシュプール |
記念にパチリ。大雪原の一番下からも自分達のシュプールが残っているのが見えました(それほどこの斜面はガラガラだったと言うこと)。
広い斜面を独り占め! |
折角登ったのだから、広い斜面で誰も邪魔しないのだから、途中から大雪原の緩斜面を突っ切るために、T字になって真っすぐ降りてみました。こんなバカな滑りも、また格別!
大雪原からツアーコースに入ると、まぁ、滑りを楽しむ領域ではないので、淡々と下っていき、本日終了。
心地良い疲労感と大きな達成感。この魅力があるから、辛い登りがあっても、また来てしまう。
次は、立山?(多分無理?) それとも夏に乗鞍大雪渓?
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