恩師との別れ
このブログのきっかけにもなったベルギー留学を最大限に支援してくださり、研究者としての、いや、人間としての生き方を教えて下さった恩師の仁木一郎教授が、ご持病悪化のため年末にご逝去された。享年54歳。
土曜日に告別式があり、最後のお別れをして来ました。年末年始と言うことで、既に荼毘に付され、お顔を拝見することはできませんでしたが、祭壇に飾られた遺影は、何時もの笑顔の先生が居ました。
奥さまの話では、6年前から病と闘ってみえたとのこと。先生のご体調がすぐれないことは、つい最近まで全く知りませんでした。残された時間を使って私のような不貞な弟子の指導をされたり、ご足跡を出版されたり....
最後の最後までコラムを書かれていた「ほぼ月刊薬理学」。是非読んでみて下さい。考えさせられるところ、勉強になるところが見つかるはずです。
大分大学医学部薬理学教室ホームページ
そして、先生の著書も読んでみて下さい。
「学窓の風景」折りに触れお話し頂いた内容が、先生独特の軽妙なタッチで綴られています。
「薬の散歩道」薬がどうやってできるのか、なぜ薬が効くのかなどを分かり易く解説する謂わば薬理学の入門書。
「市場の風景」市場と言う切り口で学会や旅行などで訪れた世界各地を生き生きと紹介。写真の素晴らしさもさることながら、エッセイがまた楽しいです。
先生、本当にお疲れさまでした。合掌
土曜日に告別式があり、最後のお別れをして来ました。年末年始と言うことで、既に荼毘に付され、お顔を拝見することはできませんでしたが、祭壇に飾られた遺影は、何時もの笑顔の先生が居ました。
奥さまの話では、6年前から病と闘ってみえたとのこと。先生のご体調がすぐれないことは、つい最近まで全く知りませんでした。残された時間を使って私のような不貞な弟子の指導をされたり、ご足跡を出版されたり....
最後の最後までコラムを書かれていた「ほぼ月刊薬理学」。是非読んでみて下さい。考えさせられるところ、勉強になるところが見つかるはずです。
大分大学医学部薬理学教室ホームページ
そして、先生の著書も読んでみて下さい。
「学窓の風景」折りに触れお話し頂いた内容が、先生独特の軽妙なタッチで綴られています。
「薬の散歩道」薬がどうやってできるのか、なぜ薬が効くのかなどを分かり易く解説する謂わば薬理学の入門書。
「市場の風景」市場と言う切り口で学会や旅行などで訪れた世界各地を生き生きと紹介。写真の素晴らしさもさることながら、エッセイがまた楽しいです。
先生、本当にお疲れさまでした。合掌
コメント
私が大学助手時代の主任教授だった田野保雄先生も、四年前に急逝されました。恩師を失うというのは、本当に辛いものです。
私の身の回り関係でもですね、先週55歳のバリバリ働き盛りが手術直後になくなりました
なんかホント脱力というか、神様は居ないのか?とか本気で考えてしまいます
しかし、福島や東北では津波などにより今日の朝まで元気だった家族が複数人も一気に失う喪失感は・・・簡単に想像できません
やっぱり今を精一杯生きるしか無いですね。
小学校以来だもんね。よくプロレスごっこしたり
地図帳で地名探ししたりして遊んだ楽しい思い出が
最近ね、僕も膀胱癌に罹って気弱になって名前を検索したら こんな記事が出てるなんて
でもね、主治医の先生や仁木くんの功労で俺は仁木くんの分まで余生を楽まなきゃね。
でも、さみしい
御冥福をお祈りいたします。