登録 第二弾

今日は、仕事に行くのを遅らしてTCにまず行ってみました。TCはLeuven近郊のRotselaarにあって、まずは受付へ。でも、オランダ語オンリー。ヤバい。兎に角、英語とオランダ語の単語で理由を説明すると、2番のレーンに並んでTCを受けろと言われました。朝9時前と言うのに既に十数台が並んで待っています。ここは待つしか無い。

暫く待っていると、別のレーンに誘導されてTCを受けることになりました。ここでは幸いチーフが英語を喋ってくれ一安心。したのもつかの間、問題発生。

チーフ;「車体番号が読めないからダメ。それとCertificateは有るか?」 

私;「Certificateって? オランダの登録証は有って、ちゃんと車体番号合っているし、コーションプレートの番号も一致しているけどダメ?」

チーフ;「Certiificateは、この車体番号のクルマが確かに1972年に製造されて、初年度はどこ何処で登録されたっていうLanciaが発行した紙で、これが無いとダメ。車体番号は再塗装が厚いから読めないので、読めるようにしてきて」

しかし、30年以上も前のクルマ、ちゃんと書類が残っている方が珍しかったりして...

Juniorにも聞かれたけど、無いものは無いし、無い場合も多いみたいとのことで何とかなるだろうと思っていたのですが、無いとダメらしい。じゃ、どうする? とにかくチーフに食い下がってみると、「Lanciaディーラーで発行してもらってもう一度クルマを見せにきてね」と言われました。

でも、ベルギーでLanciaディーラーって見たこと無い(笑)。聞いてみると、Fiatディーラーでできるからと言うことでディーラー探しの旅へ....

全然見当がつかなかったので、Leuvenに建設中のFiatディーラーがあることを思い出し向かいました。が、まだ建設中。隣のアルファロメオディーラーがオープンしていたので、藁をもすがる思いで飛び込んで聞いてみると、やっぱりLanciaはできないと言う返事。じゃぁ、最寄りのFiatディーラーを教えてほしいと聞いたら、「それならBrusselsにあるから行ってみれば」とルートを教えてもらいました(めちゃくちゃ親切)。

20km弱走ってほとんどBrussels市内に入ったところでディーラー発見。早速飛び込んで理由を説明すると、「それはここではできません」。そんなぁ〜 なんでもBrusselsのヘッドオフィスにいるある人物だけが発行可能だからそこへ行ってくれと地図をコピーして渡してくれました(ここもなかなか親切。でも、英語はほとんど通じず、フランス語で説明されました)。

地図を頼りに走るのですが、Brussels市内って分かりにくい。一体自分がどこに居るかも掴めないし、渋滞しているし...

走っているうちに仮止めしてあったリアのナンバープレートが脱落。直ぐに拾ってことなきを得たのですが、まぁ良いかっとそのまま走っていたら、しっかり白バイに止められました。説明したら、「気をつけて行ってね〜」と励まされてしまった(笑)。

なんだかんだでFiatディーラーを偶然発見(ラッキー)。早速飛び込んでまずは状況説明。でも、Brusselsってホント英語が通じない。幸い1人だけ片言の英語を話してくれる人が居て助かりました。

Certificateを発行できる人は「マモンさん」とか言う人で、この人はフランス語かイタリア語しかダメ。しょうがないから英語で喋りまくる。向こうはフランス語で説明してくる。でも、なんとかコミュニケーションは取れているから不思議。

問題の車体番号は、頼み込んで塗装を削ってもらうことで上手く読めるようになりました(助かった)。これでCertificateが発行してもらえるゾと聞いてみると、「発行できるけど確認作業等で15日ぐらい掛かるよ」とつれない返事(トホホ....) なんでも、Zaventemのある人物だけがベルギーにおけるイタリア車のホモロゲーションを発行できるらしく、そこへ頼むとのこと(結局ディーラーはその仲介作業。でも、ディーラーで車体番号が確認できなければ再打刻となり事は大事になるらしい。で、そのホモロゲにイタリアのLancia社に問い合わせたり、様々な確認作業のため日にちが掛かるらしいとの事。

最後には、英語の話せる従業員の人が、「これが新車の場合は最低6ヶ月掛かるから、15日で良かったね」とだめ押し。兎に角、書類が出来上がったら連絡をくれるように頼んで帰りました。

う〜ん、疲れた〜。で、仕事は? ちゃんとやりましたよ〜(笑)。終わったら10時半でした(まるで、日本のサラリーマンみたい)。良い結果出たし... でも、明日も仕事。そうしないとクリスマス休暇が取れない....

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