Scandinavian tour Day13

イナリ:晴/曇、キルケネス:曇/雨

別に大した観光名所があるわけでもないのですが、沿岸急行船の終着地で、ロシアとの国境の街キルケネス。なんとなくロシアを見てみたいと言うことでキルケネスまでドライブ。と言っても片道220kmほどあります(笑)。

聞いた話ではノルウェーとフィンランドとの国境に跨がる道路沿いのフィンランド側にはスーパーやGSがあってノルウェー人が買い物にやってくるらしい。ガソリンの価格が約5〜10円/L違うと結構大きいですね。と言うわけで、小さな村のスーパーでも品揃えは豊富。我々もフィンランド側で給油。

クルマを進めると、フィンランドはフラットな大地に無数の湖が有るのですが、ノルウェーに入ると起伏に富んだ景色になり、フィヨルドが見えてくると言ったように随分イメージが変わります。 辺境の港町はかつては鉄鉱石で繁栄したらしいのですが、第二次世界大戦でドイツ軍に徹底的に破壊された後は、あまりパッとしない感じです。天気の悪さもイメージに影響しているのかな。

ロシアとのボーダー近くに小さな石造りの教会があると聞いて訪ねてみました。狭い道を進んで行くとやがてダートに。フィンランド側でバンプに突っ込んでタイヤの空気が抜け気味だったのでハンドルが取られる。岬に近づくにつれて雨は酷くなり、道路際にはロシア側撮影禁止の立て看板が。ロシア側には監視塔やトーチが、ノルウェー側にも監視塔や有刺鉄線が。かなりイメージ的には恐ろしい感じです。それでも、数軒ある民家の軒先には必ずノルウェー国旗が揚がっていて、それを見る度に一安心。教会は訪れるヒトも少なくポツンと建っていてました。

イナリまでの220kmの道のりにGSは1軒のみ。それもピット無し。なのでキルケネスの街のGSでタイヤの空気圧をチェック。やっぱり抜け抜けでした(フロントは1.0kgしか入っていなかった。お〜怖)。

ホテルに戻ると、パブ兼フロントのお兄ちゃんの目はなんとハスキー犬のような目。かなりビックリしました。

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