最悪の状況かも

ヘッドライトが点かない原因を探るべく、先ずは配線チェック。


ご覧のようなありさまで、W202に良く見られる配線皮膜がポロポロと割れ落ちている状態。取りあえず、ビニールテープで絶縁して、仮にハロゲンバルブを付けてテスト。すると、ヒューズボックスの15Aヒューズが切れました(笑)。どこかでショートしているようで。テスターで探ってみると、この端子の+とーの間に抵抗値が見られ、針が僅かに触れる。試しに正常に点灯している左のヘッドランプでテストすると全く針が振れないので、やっぱりどこかでショートしています。当然、ヒューズボックスのヒューズを外せば抵抗値は無限大つまり針は振れません。さて、どこだろう。

そうこうしていると、Eが、「サンルーフのスイッチも変で、ファンも回らない」と。サンルーフは前後方向のスイッチには反応するのですが上下方向には反応せず。なぜ?

ファンはウンともスンとも言わないので、バラしてみる事に。


ファンレジスターかファンモーターか、両方ともダメなのか....
バラして12Vで直接モーターを回すと、回る。一応、ブラシを確認すると、残り4mmほど。取りあえずまだ使えそうです。こちらはベアリングに注油して終了。レジスターの確認のため、この状態でレジスターを繋いで動作確認。これまたOK。

ってことは....

ヘッドランプといい、サンルーフといい、ブロアファンといい、ワイヤハーネスの何処かが怪しいのは間違い無し。皮膜ポロポロが見えないところで起こっていたら....
何処かで火を噴くかも。さて、どうするかなぁ....

コメント

おかんの頭の頭 さんのコメント…
この頃のメルセデスってハーネスが自然にかえる素材とかいってましたよね。
だからなのか、その様な結果になってると聞いた記憶が有ります。

でもさぁ絶縁体がボロボロになって自然にかえって、車両が火災って・・・ねぇ
KEI さんの投稿…
W202の前のMBはそれまで通りの質実剛健だったのですが、このモデルからコスト削減を始めたので、結構酷いです。まだ、ふつうの240とか大丈夫ですけどAMGになるとエンジンの廃熱でメインハーネスがボロボロになるとか。やっぱりアウトバーンを200km/hで巡航してナンボのクルマなのでしょうネ。

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