2009 vacation 12日目

今日はヴェローナへ日帰り旅行。ヴェローナはハムレットの「ロミオとジュリエット」の舞台になった地です。でも、目的はそれだけじゃなく、自動車博物館巡りも。トリノで見られなかったクルマ関連博物館、哀れに思ったヴァレリオ達がいろいろアドバイスをくれていたのです。一つはブレッシアのミッレ・ミレア博物館。残りはヴィラフランカのニコリス自動車技術機械博物館とアレーゼのアルファロメオ博物館。アルファロメオには、電話で確認してくれて、通常多くの博物館が休館日である月曜日もオープンしていることが分かったので翌日に持ち越し。そこで目的地ヴェローナと方角が同じまたは近いブレッシアとヴィラフランカに寄る事にしたのです。

まずは、ブレッシアに寄り道。ミッレ・ミレア博物館は、古い修道院を改装して建てられています。この日はAbarth dayになっており、New 500アバルトやプントアバルトがミーティングをしていました。もちろん、K&Eの興味は内部の展示なのですが....


所蔵台数はそんなに多くないのですが、画像を撮りながら見学していたら意外に時間が早く過ぎ、疲れてしまった(笑)。ちょっと未消化気味か。

ブレッシアからヴェローナは50km弱なので、下道で行くことに。アウトストラーダは便利ですが、やっぱり地道の方が景色が良い。のんびり(と言っても日本の高速道路並み)ヴェローナに向かう途中、ブレッシアの疲れからか注意力散漫となり、Garminのオービスアラートを見落としてしまったのです。50km/hのところをメーター読み60km/h弱。10km/hオーバーでも通知が来るらしいので、やってしまったかも知れません。結果は数ヵ月後までお預け....

まぁ、済んだことを気にしても始まらないので、気を取り直してヴェローナへ。駐車場にクルマを停めて中心部へ歩いていくと、かなりの人出。皆が向かう方向に適当に歩いていくと、ブラ広場に出て、アレーナが見えてきました。


さらにマッツィーニ通りを進むと、ちょうどルーヴェンのオーデマルクトのような雰囲気のエルベ広場に出ました。


街全体を見渡そうと鐘楼に登ることに。チケット売り場のおじさんに、「チケット2枚下さい」と言うと、真顔で、「Studenti?」と聞いてくる。学生じゃないので「いいえ」と答えると、さらに、「Studenti」と。最後には「学生でいいよね」と。学割でチケットを売ってくれました。ヴェローナの人は優しいのかなぁ?


旧市街をブラブラ観光しながら、ロミオの家とジュリエットのバルコニーへ。このバルコニー、「えっ」と思うぐらい小さくて、そのくせ観光客は多くて(笑)。


遅めのランチは 広場に戻って食べることに。メニューを覗いていたらリストランテのおじさんの口車に乗ってそこで食べることに。お勧めは「あれと、これと....」と訛りの強い英語で説明してくれました。結局、おじさんの勧めを考慮しつつ、オーダー。すると、「料理に合わせて白ワインはどう?」と押し売り気味に。「クルマだから」と断ると、すんなり引き下がってくれた。で、料理が出てき始めると、おじさんは小さなデキャンタに白ワインを入れて持ってきた。するとおじさん、「これは店から。この辺りのワインは美味しいから味見だけでもしていかないと勿体無いゾ」と。僅かに発泡する白ワインは、サラリとして旨かった。確かにおじさんが自慢するだけのことはある。やっぱりヴェローナの人は優しいのかなぁ?

もう少し街をブラブラしても良かったのですが、昨日の疲れが出てきたのでヴェローナを後にしました。で、向かったのはヴィラフランカ。でも、事前にニコラス博物館の位置は見つけられず、着ければラッキーぐらいの感覚で走ると、着いてしまった(笑)。ヴェローナからヴィラフランカへの幹線道路は1本で、その通り沿いに博物館があったので直ぐ分かったのです。残念ながら、この私設博物館は写真撮影禁止。自動車、バイクだけでなく19世紀以降のタイプライターなども展示されていました。


本日の予定は消化できた?ので、帰路につくことに。折角だからイタリア最大の湖、ガルダ湖の端っこでも見て帰ることにしました。Garminに適当に目的地を入れて出発。気楽で良いです。ミケーレ曰く、「ガルダ湖を遊びながら回ったら、1週間は掛かる」そうで。
夕暮れ時の湖は、静かで、少しヒンヤリしていて、とても気持ち良かった。


ボーっと夕日が沈むのを見ていたかったのですが、ココは湖の南端。夕日は湖に沈みません(笑)。ミラノまでまだ100kmほどあるし、今日は日曜日なので渋滞もしそうなので、後ろ髪を引かれつつ帰りました。

西向きに帰ったので丁度夕日が落ちて行きました

予想通り?アウトストラーダは渋滞。それでも日本の高速道路の渋滞を考えればマシなもの。100kmを2時間ちょっと。もちろんミラノに帰って来た頃にはドップリ日は暮れて....

現実逃避も残るは明日1日だけ。思いっきり明日も楽しむために、早めに就寝。

Museo Mille Miglia
Verona

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