2009 vacation 9日目
今日はトリノ市内観光。でも、その前に大事なミッションが....
それは、「ランチアグッズを手に入れる」と言うこと。ローマからトリノに至るまで、各地の土産物屋を覗きましたが、ランチアグッズはありませんでした。フェラーリやフィアット、ベスパなどは街角のタバッキでも見かけるのですが。リンゴットでもあったのはフィアットとベスパ。そこで、昨晩、ピザパーティーの際に聞いてみたのです。
ヴァレリオやミケーレが首を捻る中、一番詳しいパオロが「ミラフィオーリに行けばランチアディーラーも入っているから手に入るだろう」と。
朝食を済まし、本日の予定を立てる。朝トリノ市内へ出掛ける用事がある(わざと用事を作ってくれた)ミケーレが、クルマで送ってくれるとのこと。市内観光は、大学があるヴァレリオに代って弟のクラウディオがガイド役買ってでてくれました。
トリノ市内へはこのクルマが一番!と地下駐車場から出て来たのはトヨタ・プリウス(2代目)。「燃費は良いし、静かだし、何処でも規制に引っかからないし、今年の夏はフランスまで行って来た」そうで。
ミラフィオーリに行くと、工場の一角に真新しいディーラーの集合体が。フィアット、ランチア、アルファロメオのディーラーが一箇所に集まっています。その中の一角にありました、スーベニアショップ。でも、ランチアグッズの多くはニューデルタのロゴが入ったものばかり....
それでも幾つかお買い上げ。
ミラフィオーリを後にして、市内をクルマで一回りしながら幾つかの名所を巡ってから、モーレ・アントネッリアーナへ。
トリノの街並はサヴォイヤ家の王様が、建物の高さや様式などを規制したため、高い建物が無く、このタワーが一番高いので、ココに登ればトリノ市内が360度一望できると言うのです。その眺望は、クラウディオが自慢するだけのことはありました。残念ながら霞んでいたのですが、天気の良い澄んだ日にはアルプスの山々も見えるとか。
またタワー内部はシネマミュージアムになっており、ちょうど日本の漫画展が開催されていたことから、K&Eには懐かしい品々も展示されていました。
クラウディオの同級生と合流して、モーレ・アントネッリアーナを後にし、市内へ。まずは王宮を見学。トリノはピエモンテの首都であり、またかつてイタリアの首都であったため、立派な王宮が建てられたそうです。当時の王様は、トリノ市内を雨に濡れずに散歩したいと考え、多くのアーケードを造ったとか。道路は碁盤の目だし、各所にピアッツァ(広場)があり、ローマなどと比較すると、整然として綺麗な街という印象です。クラウディオ曰く、「オリンピックで整備され、また街の知名度が上がって、今ではイタリア各地から観光客が訪れるようになった。それまで、トリノといえばフィアットをはじめ機械産業の街のように思われていたけど、歴史的にも重要な街だと皆が認識するようになった」と。
ランチの後も、市内をグルグルと、ホントに良く歩きました。かなり疲れて、天気も良くて暑かったので、クラウディオお勧めのジェラートを食べることに。
これが、メチャクチャ旨い。始めてかも知れない、こんなジェラートを食べたのは。因みにクラウディオに、美味しいジェラート屋を見つける方法を聞いたところ、「試してみるしか無い」そうで。どこでもトライ&エラー。これが一番(でも外れに当たると悲しい)。
十分に市内観光を堪能し、帰路はトリノに1本しか通っていない地下鉄で。これもオリンピック効果で出来たもの。無人で自動制御の地下鉄にちょっとビックリ。
帰宅後、夕食までには時間が有るので、いろいろお世話になったお礼に近所の花屋さんへ買出しに。食事の準備を全部してくれたティジアナへの感謝の気持ち。クラウディオもミケーレも「そんな必要は無いよ」と言ってくれましたが、それではK&Eの気持ちが収まらないので...
でも、見つからないようにどうやって持ち帰るか。折角だから、夕食のときのサプライズにしたいしなぁ。
「ちょっと散歩に出てきます」とミケーレに言うと、ニコリとウィンク。既にバレバレです。綺麗な鉢物があったのでそれを選び持ち帰る。ブニーノ家は1階が事務所なため、玄関にはセキュリティーカメラがあり、モニターしていたミケーレがすかさず玄関を開けてくれました。そのまま4階へ駆け上がり、ティジアナには知られずに。サプライズは成功!
今日がブニーノ家での最後のディナーです。今日はパスタにキッシュ。もちろん、ドルチェにカフェも。ティジアナの作る料理は全部美味しく、最後まで食べ過ぎのディナー。ホントに彼らにはいくら感謝しても足りません。
このステキな家族との時間がいつまでも続けと、団欒に夜が更けていきました。
それは、「ランチアグッズを手に入れる」と言うこと。ローマからトリノに至るまで、各地の土産物屋を覗きましたが、ランチアグッズはありませんでした。フェラーリやフィアット、ベスパなどは街角のタバッキでも見かけるのですが。リンゴットでもあったのはフィアットとベスパ。そこで、昨晩、ピザパーティーの際に聞いてみたのです。
ヴァレリオやミケーレが首を捻る中、一番詳しいパオロが「ミラフィオーリに行けばランチアディーラーも入っているから手に入るだろう」と。
朝食を済まし、本日の予定を立てる。朝トリノ市内へ出掛ける用事がある(わざと用事を作ってくれた)ミケーレが、クルマで送ってくれるとのこと。市内観光は、大学があるヴァレリオに代って弟のクラウディオがガイド役買ってでてくれました。
トリノ市内へはこのクルマが一番!と地下駐車場から出て来たのはトヨタ・プリウス(2代目)。「燃費は良いし、静かだし、何処でも規制に引っかからないし、今年の夏はフランスまで行って来た」そうで。
ミラフィオーリに行くと、工場の一角に真新しいディーラーの集合体が。フィアット、ランチア、アルファロメオのディーラーが一箇所に集まっています。その中の一角にありました、スーベニアショップ。でも、ランチアグッズの多くはニューデルタのロゴが入ったものばかり....
それでも幾つかお買い上げ。
ミラフィオーリを後にして、市内をクルマで一回りしながら幾つかの名所を巡ってから、モーレ・アントネッリアーナへ。
トリノの街並はサヴォイヤ家の王様が、建物の高さや様式などを規制したため、高い建物が無く、このタワーが一番高いので、ココに登ればトリノ市内が360度一望できると言うのです。その眺望は、クラウディオが自慢するだけのことはありました。残念ながら霞んでいたのですが、天気の良い澄んだ日にはアルプスの山々も見えるとか。
またタワー内部はシネマミュージアムになっており、ちょうど日本の漫画展が開催されていたことから、K&Eには懐かしい品々も展示されていました。
クラウディオの同級生と合流して、モーレ・アントネッリアーナを後にし、市内へ。まずは王宮を見学。トリノはピエモンテの首都であり、またかつてイタリアの首都であったため、立派な王宮が建てられたそうです。当時の王様は、トリノ市内を雨に濡れずに散歩したいと考え、多くのアーケードを造ったとか。道路は碁盤の目だし、各所にピアッツァ(広場)があり、ローマなどと比較すると、整然として綺麗な街という印象です。クラウディオ曰く、「オリンピックで整備され、また街の知名度が上がって、今ではイタリア各地から観光客が訪れるようになった。それまで、トリノといえばフィアットをはじめ機械産業の街のように思われていたけど、歴史的にも重要な街だと皆が認識するようになった」と。
ランチの後も、市内をグルグルと、ホントに良く歩きました。かなり疲れて、天気も良くて暑かったので、クラウディオお勧めのジェラートを食べることに。
これが、メチャクチャ旨い。始めてかも知れない、こんなジェラートを食べたのは。因みにクラウディオに、美味しいジェラート屋を見つける方法を聞いたところ、「試してみるしか無い」そうで。どこでもトライ&エラー。これが一番(でも外れに当たると悲しい)。
十分に市内観光を堪能し、帰路はトリノに1本しか通っていない地下鉄で。これもオリンピック効果で出来たもの。無人で自動制御の地下鉄にちょっとビックリ。
帰宅後、夕食までには時間が有るので、いろいろお世話になったお礼に近所の花屋さんへ買出しに。食事の準備を全部してくれたティジアナへの感謝の気持ち。クラウディオもミケーレも「そんな必要は無いよ」と言ってくれましたが、それではK&Eの気持ちが収まらないので...
でも、見つからないようにどうやって持ち帰るか。折角だから、夕食のときのサプライズにしたいしなぁ。
「ちょっと散歩に出てきます」とミケーレに言うと、ニコリとウィンク。既にバレバレです。綺麗な鉢物があったのでそれを選び持ち帰る。ブニーノ家は1階が事務所なため、玄関にはセキュリティーカメラがあり、モニターしていたミケーレがすかさず玄関を開けてくれました。そのまま4階へ駆け上がり、ティジアナには知られずに。サプライズは成功!
今日がブニーノ家での最後のディナーです。今日はパスタにキッシュ。もちろん、ドルチェにカフェも。ティジアナの作る料理は全部美味しく、最後まで食べ過ぎのディナー。ホントに彼らにはいくら感謝しても足りません。
このステキな家族との時間がいつまでも続けと、団欒に夜が更けていきました。
Torino Sep. 24 |
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