Abarth Museum in Belgium
夏休みを取って国外逃亡した先は、ベルギー。友人の結婚式に呼ばれた序でに、こんな所にも訪れてみました。
ベルギー・アントワープ近郊のリール(Lier)にAbarth Museumがあるということを知ったのは数年前。Fiat Abarth 1000 Bialberoは金銭的余裕が有れば絶対を探していたと思うほど、実はお気に入りのクルマ。まぁ、縁がなかったのですが....
スパ・イタリアの時にFiat Abarth 750 ZagtoやAbarth Simca 1300を見かけており、ベルギーにコアなアバルト好きがいることは認識していたのですが、2005年当時は全く知りませんでした。何となくGoogleに「Belgium Abarth」と入れた所、ヒットしたのがココでした。そこで、メールで「見学したい」と連絡すると、二つ返事で「welcome」と。
何でも、この博物館のオーナーであるGuyさんは元フィアット・ベルギーのラリードライバー。趣味が高じて博物館を始めちゃったのかと思いきや、「ココは博物館というよりはレストアしたFiatエンジン系Abarthの展示、販売のショールムみたいなもの」との説明にビックリ。3年前に現在の場所に移って拡張したとのこと(それ以前は博物館として紹介されていなかったので2005年当時は知らなくても当たり前)。
「先ずは、こっちから見学して」と案内されたのはショールームの奥に位置する工場(というより大きな納屋?)。あるは、有るは、レストアを待つAbarthやレストア済みのクルマ達。棚にはストックパーツがゴロゴロ。ストラトス、750 Zagato、131ラリーが作業中。3人のメカニック達と自らレストア、改造をして、仕上がったクルマでヒストリックラリーに参加。当然元プロですからクラス優勝なども数知れず。
何と、100台近くあるストックの約8割が実働で、全てが売り物とのこと。ちょっと恐くてクルマ本体の値段は聞けませんでしたが、ストックパーツに貼られた値段はどれも納得出来る値段でした。
「パーツの入手が大変でしょう?」の問いに、「Fiat系はまだ結構パーツが見つかるし、無ければ作るだけだから」と笑って答えてくれました。アルミボディーのスペア用にプラスチックでボディーを作っちゃったり....
オリジナル重視と言うよりはラリーでキッチリ走って優勝できるクルマに仕上げる事を重要視しているようでした。
当然?英語はペラペラだし、Abarthパーツに困った時には相談してみると良いかも
コレクションの数々はコチラ
Abarth Museum (Guy Moerenhout, Lier, BE) |
コメント
これはまた、すばらしいところですね。アバルト。。。すごいなあ。。。
いつも拝見させていただいております。
GMRはサイト上ではよく観てますが、壮観ですね。
画像ありがとうございます。
トリコローレご参加される様ですね。
私も参加予定ですが、失礼でなければお声がけさせていただくかもしれません。
残念ながらアバルト乗りではありませんが…
ホントに凄かったですよ。ストックの量が。ランチアの巣窟も有れば良いのですが....
kassyさん、はじめまして。
トリコローレ、天気が良ければ参加の予定です。お天気次第なので、居なくてもご勘弁を....
たぶん、リンクを直すためにエディットしたのでその時に消えちゃったのかも。スイマセンでした〜。