2009 vacation 8日目
今日はミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にある有名な壁画、レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐(Il Cenacolo o L'Ultima Cena)を見学。これもバチカン同様に、気合を入れて予約しておきました。ホントはミラノに移動してから見学をしたかったのですが、ネットで確認した時点(3ヶ月前)で、我々の旅行期間中にはこの日しか2名分の空きが無く、トリノから日帰りで訪れることにしたのです。因に、ネットで予約を入れた直後から、予約のホームページがダウンして、一時は本当に予約が取れているのかどうか不安でしたが、確認を取ったところ大丈夫とのことだったの一安心。
前日、ミケーレから、「ミラノは混むから、ちょっと早めに出た方が良いぞ。」と。ヴァレリオからは、「夜はフルヴィスタとピザパーティーだし、今日はACミランの試合がミラノであるから混むので気を付けて」とアドバイスが。
最後の晩餐の予約は午後3時ですが、十分余裕をもってお昼過ぎにミラノ入り。まずは場所確認と、教会へ。
場所が確認できたので、まずは腹ごしらえと、ランチの場所を探してブラブラ。でも、通りのリストランテは何処も高いし...
そんな時、見知らぬお婆さんが声をかけて来ました。何故か、K&Eは色々なところで道を尋ねられたり、話しかけられたりするのです。道なんて分からないのに....
ミラネーゼのお婆さん、流暢な英語で、「この教会の向かいの、赤い壁の建物に、ダ・ヴィンチが住んでいて、フレスコ画を書いたのよ」と。さらに、「こっちの建物の裏には綺麗な広い庭が有って、ダ・ヴィンチは馬に乗って散歩したりしていたのよ。隣の建物の入り口から入れるから行ってご覧なさい」と。
何でも、このお婆さん、ダ・ヴィンチのことを愛していて、特に極東の東洋人が来ると、この話しを伝えずにはいられないとか。このことは実はミラネーゼも知らない人が多く、旅行ガイドブックにものっていないらしい。
折角なので、裏庭を覗いてみようと言ってみると、良い匂いが....
見れば、リストランテがある。値段もめちゃくちゃ手頃で、近所のオフィスワーカーがどんどん入って行くし、本日のランチはココに決定!
入って行くと、安さの秘密が分かりました。セルフサービス。丁度学食のような感じ。本日の料理の中から好きなものを選んでレジで支払い。でも、地元のヒトたちが利用しているだけ有って、十分美味しかったです。
腹ごなしを終えたので、散策再開。裏庭は馬で散歩するには少し狭い気がしましたが、綺麗で静かで....
学生か若いオフィスワーカーが木陰でランチをしていました。如何にもヨーロッパ的な風景。
適当に時間を潰して、教会へ。入り口には20人ぐらいの列ができていましたが、殆ど予約無しに当日の空きを求めて来ているヒトたち。やっぱり予約も取り辛いのかなぁ....
チケットを受け取り、予約時間まで待っていると、かなり高齢のお婆さんがお孫さんらしき30代後半の男性とやって来ました。そこで、席を譲ると、ニッコリ笑って経緯を話してくれました。
このお婆さん、生粋のミラネーゼ。丁度今日が92歳の誕生日で、ミラノに住んでいても一度もこの最後の晩餐を見たことが無かったことから、孫に連れて来てもらったそうで。お孫さんが優しく手を引き、フレスコ画の説明をしている姿は、何とも微笑ましく、ホッとする情景でした。
ダ・ヴィンチの最後の晩餐は、レストレーションが済んで余り時間が経っていないこともあって、色の鮮やかさがちょっと人工的に感じてしまいましたが、やはり素晴らしいフレスコ画で圧倒されました。バチカンのミケランジェロの天井画とはまた違った迫力がありました。僅か15分間でしたが、百聞は一見にしかず。やっぱり生で見ることは重要です。
見終わって出て来た頃には午後4時近く。混む前に帰った方が懸命と判断し、帰路につきました。帰り道、トリノ郊外でEがIKEAとカルフール発見。カルフールで土産物など買うべく寄り道。なんだ、かんだで結局6時ごろになって、トリノの環状線は大渋滞。それでもGarminのお陰で迷うこと無く帰り着きました。
さて、今晩はフルヴィスタ達とのピザパーティー。トリノ市内のあるピッツェリアに集まったのは我々を含めて総勢10名。平日の夜なのに、みんなわざわざ集まってくれた(泣)。ありがたいことです。みんな気を使って英語で話してくれるし....
思い思いのピザを注文して、ビールやジュースで乾杯。それからはみんな、話す話す。ピザを食べながら、話す話す。ドルチェも食べて、気がつけば11時過ぎ。8時半からなんと2時間半もピザ1枚で(笑)。
もちろん、ピザはめちゃくちゃ旨かったです。
今日も、満腹のまま就寝。
前日、ミケーレから、「ミラノは混むから、ちょっと早めに出た方が良いぞ。」と。ヴァレリオからは、「夜はフルヴィスタとピザパーティーだし、今日はACミランの試合がミラノであるから混むので気を付けて」とアドバイスが。
最後の晩餐の予約は午後3時ですが、十分余裕をもってお昼過ぎにミラノ入り。まずは場所確認と、教会へ。
場所が確認できたので、まずは腹ごしらえと、ランチの場所を探してブラブラ。でも、通りのリストランテは何処も高いし...
そんな時、見知らぬお婆さんが声をかけて来ました。何故か、K&Eは色々なところで道を尋ねられたり、話しかけられたりするのです。道なんて分からないのに....
ミラネーゼのお婆さん、流暢な英語で、「この教会の向かいの、赤い壁の建物に、ダ・ヴィンチが住んでいて、フレスコ画を書いたのよ」と。さらに、「こっちの建物の裏には綺麗な広い庭が有って、ダ・ヴィンチは馬に乗って散歩したりしていたのよ。隣の建物の入り口から入れるから行ってご覧なさい」と。
何でも、このお婆さん、ダ・ヴィンチのことを愛していて、特に極東の東洋人が来ると、この話しを伝えずにはいられないとか。このことは実はミラネーゼも知らない人が多く、旅行ガイドブックにものっていないらしい。
折角なので、裏庭を覗いてみようと言ってみると、良い匂いが....
見れば、リストランテがある。値段もめちゃくちゃ手頃で、近所のオフィスワーカーがどんどん入って行くし、本日のランチはココに決定!
入って行くと、安さの秘密が分かりました。セルフサービス。丁度学食のような感じ。本日の料理の中から好きなものを選んでレジで支払い。でも、地元のヒトたちが利用しているだけ有って、十分美味しかったです。
腹ごなしを終えたので、散策再開。裏庭は馬で散歩するには少し狭い気がしましたが、綺麗で静かで....
学生か若いオフィスワーカーが木陰でランチをしていました。如何にもヨーロッパ的な風景。
適当に時間を潰して、教会へ。入り口には20人ぐらいの列ができていましたが、殆ど予約無しに当日の空きを求めて来ているヒトたち。やっぱり予約も取り辛いのかなぁ....
チケットを受け取り、予約時間まで待っていると、かなり高齢のお婆さんがお孫さんらしき30代後半の男性とやって来ました。そこで、席を譲ると、ニッコリ笑って経緯を話してくれました。
このお婆さん、生粋のミラネーゼ。丁度今日が92歳の誕生日で、ミラノに住んでいても一度もこの最後の晩餐を見たことが無かったことから、孫に連れて来てもらったそうで。お孫さんが優しく手を引き、フレスコ画の説明をしている姿は、何とも微笑ましく、ホッとする情景でした。
ダ・ヴィンチの最後の晩餐は、レストレーションが済んで余り時間が経っていないこともあって、色の鮮やかさがちょっと人工的に感じてしまいましたが、やはり素晴らしいフレスコ画で圧倒されました。バチカンのミケランジェロの天井画とはまた違った迫力がありました。僅か15分間でしたが、百聞は一見にしかず。やっぱり生で見ることは重要です。
見終わって出て来た頃には午後4時近く。混む前に帰った方が懸命と判断し、帰路につきました。帰り道、トリノ郊外でEがIKEAとカルフール発見。カルフールで土産物など買うべく寄り道。なんだ、かんだで結局6時ごろになって、トリノの環状線は大渋滞。それでもGarminのお陰で迷うこと無く帰り着きました。
さて、今晩はフルヴィスタ達とのピザパーティー。トリノ市内のあるピッツェリアに集まったのは我々を含めて総勢10名。平日の夜なのに、みんなわざわざ集まってくれた(泣)。ありがたいことです。みんな気を使って英語で話してくれるし....
思い思いのピザを注文して、ビールやジュースで乾杯。それからはみんな、話す話す。ピザを食べながら、話す話す。ドルチェも食べて、気がつけば11時過ぎ。8時半からなんと2時間半もピザ1枚で(笑)。
もちろん、ピザはめちゃくちゃ旨かったです。
今日も、満腹のまま就寝。
Milano, Pizza Party with Fulvisti |
コメント
しかも、内容の濃いとても楽しそうな旅行で...ご一緒したいくらいです。
私達も「最後の晩餐」見たかったのですが.....予約がいっぱいで見れませんでした.....うらやましい....。
MICHI
こんにちは!
ご無沙汰してるうちに、とうとう到来してしまったのですね!!インプルプル。お大事になさって下さいませ。
「最後の晩餐」はやっぱり見応えがありましたよ!
ベルギーも好きだけど、イタリアもやっぱり最高〜ですね…
こんにちは!
やっぱり2週間あると、ゆっくりできて良いですね〜。しかし、もっと時間があればなぁ〜と何度も思いましたが…
ぜひぜひ、私たちも旅行ご一緒したいです〜♡
もし、もし、MICHIさん達のフランス滞在が延長されたなら、来年の夏はストラスブールお邪魔しますよ〜〜〜
「最後の晩餐」は予約が大変ですよね!かなり早くから予定が決まっていない限り…